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【剣樹抄】殺陣師・加藤学さんインタビュー

BS時代劇『剣樹抄~光圀公と俺~』では交錯する“因縁”が浮き彫りになってきました。
セリフだけでなく、殺陣でもそれぞれの人物の生き方などが見えてきます。

そんな役に深みを持たせる殺陣で話題となっている殺陣師、加藤学さんをインタビューしました!

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Q.殺陣が話題となっていますが心境としてはいかがですか?
ありがとうございます。
実感はありませんが、俳優の皆様が殺陣を(もちろん苦労しながらも)楽しんで取り組んで下さったので、その空気感が伝わっているのかなと感じています。
それぞれの役が躍動しているので、とても素敵で印象に残るのではないかと思います。

Q.それぞれ役によって、殺陣に個性が出ていますよね。殺陣をつけるにあたり、意識したことはありますか?
1番大切にしているのは、気持ちや特徴を強く出すという事です。
光圀は『力強さと技』
氷ノ介は『華麗で残酷・やってはいけない事をやる』
両火房は『荒々しさ』
中山は『正義』
日下は『必死』
吽慶は『正しさ』
◯◯は『最小限の動きで最大限の効果を』
◯◯は『いやらしく』
◯◯は『冷静な狂気』
というイメージで、決まった形を綺麗にやるというよりは、気持ちがこもったとき本当に魅力的な殺陣になると思っているので、『ブレ』を大切に、作った殺陣にその方の動きや役に対する考えを取り入れ、調整しながら一緒に作らせて頂きました。
>〇〇は誰が当てはまるのか……後半から登場する人物ですね。今後の放送のお楽しみです!

Q.前ブログであったように氷ノ介には専用の技が作られました。「ガメラ」「ヒノスケギリ」など技名の由来はありますか?ガメラはあの怪獣から来ているのかな、と想像ですが・・・。
『ガメラ』
その通りです。
背中で攻撃を受けたあと最速で攻撃するには?を突き詰めた結果、あの形になりました。
加藤シゲアキさんの身体能力あっての技です。
単純に形が似ていただけなのですが、殺陣を覚える時にキーワードや共通言語があると覚えやすく、『ガメラからのヒノスケギリ!』などと声に出しながら稽古をしていました。

『ヒノスケギリ』
左手一本で父上を倒すには?を考え続けて考案した技という設定で、
あえて背を向けて隙を見せて誘いつつ、背後を取った場合に大半の人間は上段からや胴斬り・突きを出してくるという仮定のもと、死角から(下から)刀を出すという氷ノ介の人間性が見える技です。

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Q.『剣樹抄』のリハーサルや収録現場はいかがでしたか?
雰囲気がとても良くて、皆様とても明るく優しかったです。
了助役の黒川想矢さんとは6月から稽古を始め、日々成長していく姿を近くで見ていて、その成長スピードにびっくりしていました。
氷ノ介役の加藤シゲアキさんとは殺陣を通して沢山お話をし、シゲアキさんの氷ノ介像をお聞きして参考にした動きも沢山あります。
耕史さんも仰っていたように殺陣のセンスが良く殺陣の覚えもとても早く、動きの意味を理解してそれを役に反映させるのに長けているなと思いました。
山本耕史さんとは本当に沢山お話をし、一緒に動いて殺陣を構築していったのですが、
殺陣の知識や常識にとらわれない発想、物事を俯瞰で捉える視点、
『やりたい事を全てやってみよう!』と包み込んでくれる光圀のようなお方でした。
そして中山役の西村まさ彦さんの「殺陣が好きになりました」というお言葉がとても嬉しかったです。
提示した殺陣が俳優さんとスタッフさんの力で何倍も凄いものになり、撮影中モニターを見ながらひとり興奮していました。

Q.早くも折り返しにさしかかる『剣樹抄』ですが、第4回や後半の見どころはどこでしょうか?
光圀と両火房は、技術はもちろんですが、戦いの中での駆け引きや思考・間・ストーリーを見て頂きたいです。
途中、第1回で秋山を仕留めた技が出てくるのですが、その技が個人的に好きです。
氷ノ介と吽慶の親子対決は、氷ノ介の他の戦いとは違う感情剥き出しの泥臭い戦い方に注目してください。
5回以降も新たな人物が登場しますし、それぞれ特徴を持った動きをしているので、それを楽しんで頂けたらと思います。
義仙の技、必見です。
>第4回の光圀と両火房の戦いは、本当にお見事!だと思いました。吽慶と氷ノ介の戦いは最後まで見届けていただきたいですね。第5回から登場する義仙の技もとてもユニークなものになっています。

Q.加藤学さんは今までお仕事は舞台がメインとのことでしたが、どのような流れで『剣樹抄』の殺陣師になったのでしょうか?
山本耕史さんと舞台でご一緒させて頂いた事がありました。
以前は舞台に出演もしていたのですが、殺陣師をメインに活動する事を決意した時期に殺陣師として耕史さんとまたお仕事をさせて頂く機会があり、その時色々と相談に乗って頂きました。
それから数ヶ月後、突然NHKの方からご連絡を頂き「!!?」と驚きましたが、お話を聞いてみると、耕史さんが名前を挙げてくださったと言う事でした。
ありがたいお話です。
耕史さんは本当に光圀さまのようなお方だなぁと思います。
今後の展望は、頂いたお仕事に真摯に取り組み素敵な作品作りに沢山関わっていきたいです。
また、今回初めて殺陣師としてドラマに携わり、とてもやり甲斐を感じたので、機会があれば是非またやらせて頂きたいです。


より殺陣が目白押しになっている第4回は今週金曜26日夜8時に放送です!

<番組ホームページはこちら>

投稿者:スタッフ | 投稿時間:18:30 | カテゴリ:剣樹抄〜光圀公と俺〜

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