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【忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段】中村勘九郎さんと中村仲蔵の浅からぬ縁について

今回のドラマの主人公・初代中村仲蔵は18世紀江戸に生きた実在の俳優で、実は中村勘九郎さんとは浅からぬ縁があります。元々は孤児だったとされる仲蔵は、踊りと長唄の師匠の夫婦に育てられました。10歳のとき役者として初舞台に立ったとされるのが、当時の江戸庶民の熱気溢れる芝居小屋・中村座でした。その中村座を創始したのが、初代中村勘三郎だったのです!

仲蔵は多くの演出(歌舞伎では「型」と呼ばれる)を後世に残していますがその最も有名なのが「仮名手本忠臣蔵」の五段目に登場する盗賊・斧定九郎の衝撃的な演出でした。(どういう演出だったかはドラマをご覧いただければと思いますが、)なぜその名演出が生まれたか、その背景には血を吐くような仲蔵の苦しい体験がありました。そのエピソードが記されているのが「手前味噌」という三代目仲蔵が記した手記です。勘九郎さんによりますと、今回のドラマでも参考にした「手前味噌」は、勘九郎さんのお父上・十八代目勘三郎さんの愛読書だったそうです。

今日は、そんな仲蔵と浅からぬ縁がある勘九郎さんが演じている仲蔵のイメージショットをいくつかご覧ください。斧定九郎のメインビジュアル、かっこいいですね!メインビジュアル撮影時のメイキングも含め写真をお楽しみください。そしてなぜかアバンギャルドな洋装で踊っている勘九郎さんが・・・その鬼気迫るダンスの秘密は番組でぜひチェックしてくださいね。

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ドラマのポスターはやはり定九郎姿で

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撮影時は見得のカッコよさにスタッフもため息


忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段

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【放送予定】 <前・後編>2021年12月4日・11日(土)夜9:00~10:29 BSプレミアム・BS4K
【脚本・演出】源 孝志(「京都人の密かな愉しみ」「スローな武士にしてくれ」「ライジング若冲」)
【音  楽】阿部海太郎
【出  演】中村勘九郎/上白石萌音 中村七之助/谷原章介 若村麻由美 尾上松也/
      髙嶋政宏/藤原竜也/大東駿介 山西惇 波岡一喜 本田博太郎/
      名取裕子 笹野高史 石橋蓮司/吉田鋼太郎/段田安則/市村正親
【制作統括】宮坂佳代子(NHK)伊藤 純(NHKエンタープライズ)八巻薫(オッティモ)
【プロデューサー】川崎直子(NHKエンタープライズ)八木康夫(オッティモ)森井敦(東映京都撮影所)

投稿者:スタッフ | 投稿時間:12:00 | カテゴリ:忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段

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