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10日(土)放送「流行感冒」30秒PRです!!

本木雅弘主演:4月10日(土)夜9時から放送「流行感冒」

 

演出を担当しました柳川です。
30秒の動画だけでは伝えきれない見どころを少しご紹介します。
このドラマは、小説の神様とも称された志賀直哉さんの短編小説が原作です。
発表されたのは、およそ100年前の大正8年(1919)。
その前年からスペイン風邪が流行し、志賀さんの家族に何が起こったか、に基づいて書かれたものだと言われています。

登場人物の感情の機微を描くのはもちろんの事ですが、それ以外にも、大正時代の雰囲気を余す所なく伝える事、
そして、秋から次の年の春までの物語なので、その季節感を大切にしたい、とも考えました。


大正時代の雰囲気という事でいえば・・・

image1.png

ここは、ロケでお世話になった埼玉県の加須市にある玉敷神社の境内です。
こういった風情の神社や

image2.png

こういった街並みを美術的に飾りこんでもらって、大正時代の街並みの雰囲気を再現しました。

又、季節感という事でいえば・・・

image3_.jpeg

これは、神社の参道なのですが、VFX作業を通じて、この道で季節感の変化を表現したりもしました。
どのような形で表現されたかは、どうぞ放送でご確認頂ければ、と思います。
「流行感冒」放送は、今週土曜日の夜9時からです。
どうぞ楽しみにご覧下さい。


特集ドラマ『流行感冒』

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【あらすじ】
小説家の私(本木雅弘)は、妻の春子(安藤サクラ)と4歳の娘・左枝子、二人の女中とともに都心を離れた静かな村で暮らしている。最初の子を生後すぐに亡くしたせいで、娘の健康に対して臆病なほど神経質である。
時は、大正7年(1918)秋。流行感冒(スペイン風邪)が流行り感染者が増えはじめる中、女中の石(古川琴音)が、よりにもよって村人が大勢集まる旅役者の巡業公演を観に行ったのではないか、という疑惑が浮上する。私は石を問い詰めるが、石は行っていないと言う。疑念を払拭できない私は石に厳しくあたり、左枝子に近づかないよう言いつけるが・・・

【放送予定】
BSプレミアム:2021年4月10日(土) よる9時放送
BS4K:2021年3月27日(土) よる9時先行放送
【原作】
志賀直哉「流行感冒」
【脚本】
長田育恵
【音楽】
清水靖晃
【出演】
本木雅弘、安藤サクラ、仲野太賀、古川琴音、松田るか、石橋蓮司 ほか
【制作統括】
松川博敬  
【演出】
柳川強

⇒番組ホームページ

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:11:00 | カテゴリ:流行感冒(りゅうこうかんぼう)

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