中条あやみ主演、よるドラ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』― 毎週土 夜11時30分より放送中!ミステリー作家・木元哉多さんの小説シリーズ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』を実写化した本作は、閻魔大王の娘である主人公の沙羅(中条あやみ)が、殺された被害者に“現世への生き返り”をかけて、誰に、なぜ、どのように殺されたのかを推理させる姿を描いた、異色のオムニバスミステリーです。
あさって放送の第3回(11月14日)と第4回(11月21日放送)で沙羅と閻魔堂で対じする、元バドミントン選手・澤木夏帆を演じるのは黒島結菜さんです。黒島さんに、出演への意気込みやドラマのみどころを語っていただきました!
〔役紹介〕
澤木夏帆 (22歳) 元バドミントン選手 死因・交通事故死
世界でも活躍したバドミントンの元トッププレーヤー。天才肌で、努力と言うよりも持ち前のセンスだけでこれまでやってきた。しかし1年半前 、ひざを故障し、そのまま引退。現在は小学生を相手に臨時コーチをしている。
沙羅いわく〝臆病者〟 。
今回、よるドラ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』に出演することが決まったときのお気持ちは?
脚本を担当された古家和尚さんをはじめ、連続テレビ小説『スカーレット』で大阪のスタッフの皆さんとは何度かお仕事をご一緒していましたし、主演が学生時代からの友だちの中条あやみさんでしたから、すごく“出たい”と思いました。そこから脚本をいただいて読んでみて、私が演じる夏帆というキャラクターに自分自身との共通点もあったので、出演したいという気持ちが強くなりました。
ご自身の役柄についての印象や、役のここに注目してほしいという点は?
澤木夏帆は、世界でも活躍した元バドミントン選手という役で、私も学生時代にバドミントンをやっていました。夏帆は閻魔堂に行って、沙羅から生きている間の言動について責められるんですけれど、台本でそのシーンを読んでいると、すごく自分自身に言われているような気持ちになって…。誰にでもあることかもしれませんが、困難から逃げたい気持ちとか、プライドが邪魔して素直になれないこととか、そういった“もどかしさ”が自分にもあるなと。撮影に入る前はもちろん楽しみな気持ちもありましたが、夏帆が自分に少し似ていると感じていたので、ちょっと演じるのが怖いという気持ちもありました。
収録に参加されてみて、現場の印象はいかがでしたか?
現場はあたたかい雰囲気で、信頼できるスタッフのみなさんもいたので、安心感がありました。そんな中撮影できたのは、すごく居心地が良かったです。
ご友人でもある主演の中条あやみさんとは初めての共演だと伺いました。
実際に共演されてみていかがでしたか?
現場で一番驚いたのが、沙羅の衣装のかわいさと派手さです。街を歩いていたら「ハロウィンかな!?」って思うような衣装でした(笑)。また彼女は背が高いから、お芝居の中で、夏帆が沙羅にいろいろ言われている時に、本当に私がだんだん小さくなっていくような感じもしました。でもやっぱり撮影現場では変な緊張がありましたね(笑)。2人の関係性がお仕事からのスタートではなく、プライベートからのスタートだったから、お互いに「なんか変な感じだね」とか言いながら、撮影が進んでいきました。
ドラマでは実際にバドミントンをプレイするシーンもあります。
バドミントン経験者として、演技の中でプレイするのはいかがでしたか?
撮影については、「実際にバドミントンをやっていたから大丈夫だろう」と思っていたんですけれど、結構難しかったです。自分のフォームのクセもあったりもしたんですけれど、最新の技術とかフォームがかなり進化していて「こんなに難しくなっているんだ!」と驚きました。また夏帆が世界で活躍する選手という設定なので、実際にプレーする上での力強さを見せることにも難しさを感じました。自分がどれくらいバドミントンを出来ているのかオンエアで見るのが楽しみですね(笑)
放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
閻魔堂で沙羅と対じすることで、夏帆が隠していた思いが暴かれていくシーンがあるんですけれど、演じていて自分も夏帆と同じように“悔しい”と感じる瞬間がありました。人間、誰しもが持っている気持ちや一面でもあると思うので、視聴者のみなさんにもきっと刺さる部分があると思います。沙羅との出会いを通して、少しずつ自分と向き合おうとする夏帆の姿も、ぜひ見てもらえたらと思います。
【番組公式HP】
https://www.nhk.jp/p/ts/2LQ2GR6Y2M/
<全体あらすじ>
閻魔沙羅は、死者を天国に送るか、地獄に送るかを決めるあの世の裁判官。そんな彼女のもとにやってくるのは、誰かに殺され、現世に思いを残してきた亡者ばかり。生き返りたいと泣きつく彼らに、沙羅はこう言い放つ。
“自分の死の真相を突き止めるのが条件です” 亡者たちは生き返るために必死に推理を繰り広げるが、その中で事件の真相だけではなく、生前、自分が一生懸命生きてこなかったということを思い知る。そして生きる覚悟を固めることで己の人生を変えていく!
<11月14日(土)第3回あらすじ>
閻魔大王の娘・沙羅(中条あやみ)の前に元バドミントン選手の澤木夏帆(黒島結菜)がくる。夏帆は国内トップ選手だったが、ケガで引退。今は片手間でコーチをしている。ある日、闘病中の父が「続けろ」というメモを残して亡くなり、姉の南緒(山下リオ)や関係者に反対されるも、夏帆はひそかに復帰しようと動き出す。だが予期せぬトラブルで事故死した夏帆は沙羅に本音を見透かされて逆上。沙羅の怒りを買って地獄に落とされる。
投稿者:スタッフ | 投稿時間:18:00 | カテゴリ:閻魔堂沙羅の推理奇譚