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BS時代劇「赤ひげ3」 第3回 [優希美青さんインタビュー]

アシスタントプロデューサーのTです。
第二回の放送はお楽しみいただけましたでしょうか。
人が死ぬところなど何度も見てきたと言うつぐみ。しかし、心を通わせた病人が目の前で亡くなることを受けて確実につぐみの中で何かが変わりました。それは自分の生きる意味、その役目、人を救いたいという強固な願いに気付かされたということ。自身の心の深い場所に向き合ったつぐみ。その鍵を開けた赤ひげ。つぐみを演じる優希美青さんの「私を医者にしてください」と泣くお芝居にTも思わずもらい泣きしました。

ラストシーンでお仕着せを着て療治を行っていたつぐみは、第三回から“見習い医師”として奔走することになります。
そこで、本格的に医者を目指すつぐみ役の優希美青さんにお話をお聞きしました!

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 ―――医術の知識はあっても医者に反発していたつぐみ。
そんなつぐみにはどのような印象をお持ちでしたか?

優希美青 つぐみにとって医術とは、嫌いな父親から唯一貰ったものです。 父親への反発心はもちろんあるし、嫌な思い出を呼び起こすものでもあるので、それを活かして医者になることは彼女にとって相当の抵抗があります。でも、去定先生から「それでは父親に負けたことになる」と言われ負けず嫌いに火が付きます。
私もつぐみと同じように、頑固で負けず嫌いなので「できない」と言われた方が燃えるタイプです。だから医師になろうと決心する考えはとても理解できましたし、物語の随所に出て来るつぐみの負けず嫌いが故の行動は共感する部分が多かったです。

―――第二回のラストシーン、つぐみは養生所の医者の象徴であるお仕着せを初めて着ます。 衣裳が変わって、どのような心境の変化がありましたか?

優希美青 お仕着せを着たことによって、医者になったのだと気が引き締まりました。
着物からお仕着せに衣裳が変わった時は、現場で共演者の方やスタッフの方々に似合っていると言っていただけて嬉しかったです。
でも男性が着るものなので、サイズが大きく…最初の方はお仕着せに着られてしまっている気がしました。劇中でつぐみも度々「女に医者は務まらない」と先輩の医者からも患者からも言われていますが、お仕着せからも言われているように感じていました。なので、それを跳ね除けられるよう、お仕着せを着たお芝居では所作に気を付けました。
特に、医療の所作は手際の良さを見せつけることが出来るように何度も練習し、つぐみの「医術で命を救いたい」という医者としての決意を表せるよう意識しました。

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 ―――第三回の見どころは?

優希美青 第三回は何と言っても親子の絆です。つぐみがたどってきた境遇とは違う親子の姿やその絆を見て、彼女がこれまで毛嫌いしていた「親子」について考え、気持ちや価値観に大きな変化が生まれる回でもあります。
「親子っていいものなのかもしれない」と物語が進むにつれて心が少しずつ揺れ動いていく、そんなつぐみの表情や人間性にも注目していただければ嬉しいです。

優希美青さん、お忙しい中インタビューにお答えいただきありがとうございました!

 
さて、第三回は酒飲みの良助とその息子・小太郎のお話です。
良助役の林泰文さん、とってもお人柄がよく、小太郎を演じる田中レイくんとは、休憩中や本番直前もずっと仲良く楽しそうにされていました!そのツーショットはさながら本当の親子のようでした。映像上にも、お二人個々人の仲の良さ、絆が反映されています!

去定とつぐみはこの親子二人にどうやって向き合うのでしょうか。
療治にとって、親子の強い絆は決していいことばかりではないのかもしれません。
第三回も是非ご期待ください!!

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BS時代劇「赤ひげ3」第三回(連続七回)
11月6日(金)20:00から BSプレミアムにて放送です!
BSプレミアム・BS4K 11月6日(金)20:00~20:43
(再放送 11月8日(日)18:45~19:28)

 

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投稿者:スタッフ | 投稿時間:11:49 | カテゴリ:赤ひげ3

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