みなさま、こんにちは。
BS時代劇「明治開化 新十郎探偵帖」APのYです。
最終回「維新の遺言」をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
そして「明治開化 新十郎探偵帖」を最後まで見届けていただき、本当にありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
見逃してしまった方、もう一度見たいという方は、再放送があります!
あさって7日日曜日の18:45からです。
新十郎たちの最後の勇姿を、ぜひご覧ください!
最終回、新十郎たちは消えた速見を探し、西郷に会うために鹿児島に向かいました。
西郷の私学校の生徒たちから手荒い歓迎を受けながらも、西郷や速見と再会できた新十郎たちでしたが、
西郷の命を狙う黒い影が…。
西郷の命を狙っていた刺客の正体、皆様も驚かれたのではないでしょうか。
刺客の正体。
それは、新十郎たちの案内係として一緒に来ていた、鹿児島出身の警官・福原でした。
人と人とが殺し合う世を嫌っていた福原は、
西郷がいることで鹿児島から内乱が全国へ飛び火することをなんとしても食い止めたいと思っていました。
その思いを利用され、西郷の暗殺へと至ってしまったのです。
暗殺は事件を事前に見抜いた新十郎によって阻止されましたが、福原は自らの命を絶ってしまいました。
第1回から新十郎たちとともに数多くの事件を解決してきた福原の姿を思い出すと、切なくなってしまいますね…。
福原を演じていただいた田上晃吉さん。
エンドロールを注意深く見ていただいた方は気づかれたかもしれませんが、ご自身も鹿児島県出身で、
ドラマ内の薩摩ことば指導もしていただいています。
台本を作る段階で方言が合っているかを確認していただくのはもちろん、
西郷や速見、最終回に登場した私学校の生徒たちなど、薩摩ことばを話す登場人物の出番の日は、
ご自身の出番がなくても来ていただき、イントネーションなどが合っているかをチェックしていただくのです。
キャストとしてだけではなく、ことば指導のスタッフとしても大きな役割を担っていただいたため、
とても大変だったと思います。
ありがとうございました!
本日の放送を持って、無事最終回を迎えることができた「明治開化 新十郎探偵帖」
クランクアップを迎えたのは、最終回の冒頭で登場した、新十郎たちが船に乗って鹿児島に向かうシーンでした。
結城新十郎役・福士蒼汰さん、加納梨江役・内田理央さん、泉山虎之介役・矢本悠馬さんは、
福原喜助役・田上晃吉さんとともにそろってオールアップ。
この日の撮影は深夜まで及びましたが、撮影休止期間を挟んで5ヶ月間という長丁場に及んだ
撮影を無事に終えたことを、キャスト・スタッフがお互いに讃え労いあい、
和気あいあいとした雰囲気で撮影を終了することができました!
新型コロナウィルスの感染拡大という未曾有の事態の中、
約2ヶ月という撮影休止期間を挟みながらも、
キャスト・スタッフが1人も欠けることなく撮影を最後まで終えることができ、
無事に最終回まで放送を終了できたことを本当に嬉しく思います。
撮影開始から1年が経ちましたが、事態はまだまだ終息していません。
私たちの生活や価値観も、この1年間で大きく変化してしまいました。
今私たちが置かれている状況は、新十郎たちが生きた明治初期という時代とどことなく似ているのかもしれません。
新十郎も、急激に変化する社会に対して戸惑いや時には憤りを感じながらも、
懸命に生き抜き、最後は新しい時代に向けて仲間とともに力強い一歩を踏み出します。
ドラマ内で新十郎が発した最後の英語のセリフは、実は台本では空欄になっていました。
新十郎として生きた福士さんに決めていただくことになったのです。
撮影休止になった2ヶ月間も含めて福士さんが考えてくださった言葉は、
今の私たちを励ましてくれるのではないでしょうか。
私たちの生活が以前のように戻るのはいつのことになるのか分かりませんが、
新十郎たちのように今を生き抜いていければと思います。
最後に、今まで掲載できていなかったオフショットをお届けしてブログを終えたいと思います。
新十郎たちと、皆様が歩む未来のご多幸を祈って…。
「明治開化 新十郎探偵帖」を最後までご覧いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
投稿者:スタッフ | 投稿時間:20:43 | カテゴリ:明治開化 新十郎探偵帖