スタッフブログ

「黒蜥蜴」 プロダクションノート


「黒蜥蜴 -BLACK LIZARD-」
のプロデューサーのOです。
これは2019年の最後を締めくくるにふさわしいドラマへのイントロダクションです。

 

 kurotokage_7.jpg


「探偵もの」
というジャンルがあります。
シャーロック・ホームズやポアロ、コロンボと言った古典から、国民的漫画・アニメである名探偵コナンまで、バラエティ豊かなキャラクターが知られています。豊富な知識と優れた直感で“謎”をいとも鮮やかに解き明かす。たいていは変人です。
殺人事件が発生し、常人では気付かない違和感に気付き、容疑者の中から真犯人がうかつにも漏らした嘘を見抜き事件を解決に導く。それが名探偵。 

さて本作「黒蜥蜴 -BLACK LIZARD-」には明智小五郎が出てきます。
江戸川乱歩は知らなくても明智小五郎は聞いたことがあるという人もいるかもしれません。彼も名探偵の一人。日本で最も有名な探偵の一人と言って過言ではない。

 
今回演出をしていただいた林海象さんは、現在は芸術大学で教鞭を取って後進の育成をされているが、元々は「私立探偵 濱マイクシリーズ」をはじめ、探偵の登場する作品を数多く制作・監督されてきました。
日本における探偵映像作品のトップランナーです。


明智小五郎
林海象が本作で出会うべくして出会った。

 

そして扱う題材は江戸川乱歩の「黒蜥蜴」
黒蜥蜴は女怪盗で明智小五郎の宿敵、これはホームズVSルパン。いや、女性だからVS不二子…。
宿敵が女性と言うだけで禁断のラブストーリーの匂いが香ります。

 

kurotokage_3.jpg


そんな探偵×林海象×禁断のラブストーリーという三本柱の夢のコラボレーションが実現した企画。
「探偵もの」作品としてこれ以上の作品はありません。

しかし、誤解を恐れずにあえて言うと、この「黒蜥蜴 -BLACK LIZARD-」は「探偵もの」ではない。


ではなんなのかと言うと「探偵もの」の皮を被った
「スパイもの」なのです。


今回の明智小五郎は捜査するだけではなく、変装したりアクションしたり、助手に人型のAIがいたりとやりたい放題。

探偵ではなく、まさにスパイ。
AIマリアは、普段 テレビでは見ることのないビジュアルに仕上がっていてなかなかのインパクトです。

そして悪の組織と言えば…、

そう、乗り物秘密基地

様々な乗り物が出てくるのにも注目してください。
ボンドカーならぬ小五郎カーにもあるギミックが具わっており、それがあそこで明智の窮地を・・・・・・・・・・・おっと、これ以上はご勘弁を。 


そして秘密基地。秘密だけどネタバレではありません。スパイものの悪の組織にはあって当然
この秘密基地、あの有名な映画でも使われているあそこで撮影しているのも見どころの一つ。
指示語が多すぎてわからないと思いますが、見ればわかる。


江戸川乱歩のセルフオマージュとして、人間椅子も登場するのがこの「黒蜥蜴」。

台本にはこうある。
「ソファの底部が回転して、◯◯を中に飲み込む。」

読んだだけではわからない。どんな映像になるのか。どんな撮影になるのか…。
現場に運ばれてきたのは、一見 なんの変哲もないソファー…。
と言うかなんの仕掛けもないただのソファーでした。

 そしてどんな撮影をしたか…。
なんと、座る部分のクッションをひっくり返しただけ
え? これだけ? たしかに回転はしたけど…。 え? え? 

…さて、どんな映像になったか。
ひとつ言えるのは本当に回転してちゃんと飲み込んでいる、台本通り。
ぜひこちらもご覧いただきたい。 

 

スパイと言えばお洒落でもあります。

ジェームズ・ボンドは一流メゾンのスーツの着こなしも見どころの一つですが、本作も衣装にはぜひご注目を。
黒蜥蜴も明智もいつ着替えたのかはさっぱりわからないが、やたらと着替えてやたらとお洒落なんです。
黒蜥蜴一味の衣装にも注目です。エッジの効いた衣装はデザイナーズブランドであり、普通のお店ではまず買えないエッジの効いたデザインなのです。

 kurotokage_4.jpg

kurotokage_5.jpg


オシャレと言えば、見せ場の一つにポーカーをするシーンがありますが、プロのマジシャンの方の指導の元で撮影しました。
まるでキツネとタヌキのだまし合い。
トランプマジックのテクニックを実際に使っていただいたので、目の前で見ていても本当にわからない
「黒蜥蜴」をビデオに録って止めながら見ればわかる、かもしれない。タネを見破るチャンスですよ。
今回、実際にトランプを使ってマジックをされたりょうさんと永山絢斗さんには実際に練習して本番に臨んでいただいた。お二人のカード捌きをぜひご覧いただきたい。

 

以上のように「黒蜥蜴 -BLACK LIZARD-」はスパイドラマです。
硬派なものではなく、軽妙洒脱な「007シリーズ」「ミッション・インポッシブル」のような作品と思っていただきたい。

 

ここで活きてくるのがラブストーリー

スパイものと言えば謎の美女

大富豪令嬢を誘拐するのは謎の美女黒蜥蜴

事件には隠された真の目的があり、それが黒蜥蜴のに通じている…。

このを明らかにするのは当然ながら探偵の役目

  

…ようやくスパイと探偵が繋がった。

 

内容的には江戸川乱歩、精神的には林海象、方向としては007の方向、スタイルの点ではスタイリッシュ・スパイ・エンターテインメント。

監督も「自身の最高傑作」と自信を覗かせる本作は、制作の方の言葉を借りれば「NHKのDNAはひとつも入っていない」作品に仕上がっています。きっと良い意味で。

その意味は実際にご覧になればなんとなくわかります。

 

 kurotokage_1.jpgのサムネイル画像

 kurotokage_6.jpg

 

繰り返し映像化された「黒蜥蜴」ですが、間違いなく今まで見たことのないものになっていることは保証します。

年末に肩の力を抜いて ぜひご覧ください。

 

 

 kurotokage_hp2.jpgのサムネイル画像

投稿者:スタッフ | 投稿時間:13:15 | カテゴリ:黒蜥蜴-BLACK LIZARD-

新着記事

新着ブログ

月別から選ぶ

2020年

開く

2019年

開く

2018年

開く

2017年

開く

2016年

開く

2015年

開く

2014年

開く

放送終了番組

開く
ページトップへ