BS時代劇「鳴門秘帖」プロデューサーのYです。
BS時代劇「鳴門秘帖」は、毎週金曜20:00~BSプレミアムで放送中です!
原作・吉川英治。主演・山本耕史。幕府転覆計画を記したとされる鳴門秘帖を巡る争奪戦‼!江戸から大阪、そして阿波へ……ロードムービー感覚のスパイアクションと、波乱のラブストーリーが展開されます。是非ご覧ください!!!
第八回はいかがでしたか?
弦之丞とお綱が無事に阿波に辿り着き、いよいよ徳島篇がはじまりました!!
そして千絵、万吉も阿波入りです。
お綱と世阿弥の再会には思わず涙。しかし、いつも肝心なところで大怪我をする旅川周馬は、悪党ながらどこか憎めない奴ですね。
皆さんはどう思われましたか?
さて、写真はお綱と世阿弥の涙の再会を撮影したセットです。洞窟の空気感、水気などがまるで本当の洞窟のように感じられましたが、実は、某工場を間借りして造ったものです。
映像のマジックでしょうか?
今回は、第八回を中心にロケ地についてご紹介しましょう。
劇中に登場する“剣山(つるぎさん)”は、群馬県の“妙義山(みょうぎさん)”です。実際の剣山は修験道の山として古くから知られ、山頂近くには「行場」と呼ばれる修行用の難所があります。
この難所のイメージを思いっきり誇張するため、妙義山をロケ地に選びました。
なお、迫力を出すためにCGで多少加工しております。
あたりまえですが、剣山も妙義山も今はハイキングコースがある素敵なところです。
山中でのシーンは、
・茨城県土浦市小町 清滝寺(きよたきでら) 付近
・茨城県石岡市小野越の北向観音堂(きたむきかんのんどう) 付近
・茨城石岡市龍明(りゅうめい)の長楽寺(ちょうらくじ) 付近
・東京都西多摩郡奥多摩町棚沢 付近
と、かなり広範囲にわたっての撮影となりました。
撮影時期はまだ肌寒く、風も強かったです。夏になれば虫がいっぱい出て大変だろうなと思いながら撮影しておりました。
なお、上記のロケ地の住所“小町”および“小野越”は、隣接した地域なのですが、
なんと伝説の美女、小野小町ゆかりの地だとか。
弦之丞が捕らえられた徳島城は、茨城県かすみがうら市にある「かすみがうら市歴史博物館」にて撮影しました。
徳島で実際に復元された鷲の門(わしのもん)のイメージからこの場所が選ばれました。
なお、お殿様が弓を射るシーンは、茨城県つくばみらい市にあるワープステーション江戸で撮影されています。
この素敵な家は、ある人物の実家という設定。次回、第九回から登場します。
ロケ地は茨城県古河氏の公方公園民家園です。とっても素敵なところでした。
その次回は……
「秘帖」を巡る戦いの果て、最後に奪ったのは誰か?!
そしてその目的は?
不気味に動き出した家老 高木龍耳軒は、弦之丞に何を託す?
BS時代劇「鳴門秘帖」(連続10回)
毎週金曜20:00~BSプレミアムで放送です。
ぜひご覧ください!!
投稿者:スタッフ | 投稿時間:12:00 | カテゴリ:鳴門秘帖