“家族愛”をテーマにした今シリーズの、集大成とも言える作品が最終回「命をかけた名裁き」です。
将軍吉宗に献上する“まつたけ”が地面に落ちてしまった。
老中の朝倉は“連座”の罪を問い、関係者を皆“死罪”にすることを提案する。
お互いをかばい合う人々に心打たれた忠相――朝倉にどう立ち向かうのか!?
事件の鍵をにぎるのは“たま”という名前の猫です。
この“たま”のキャスティングは制作陣の悩みの種でした。
ご存じの通り、猫は自由が売り。犬と違って思い通りに動きません。
撮影に使うのは、非常に難しいのです。
そんな時、誰かが言いました。
「辻本君の猫、そのまま使えるんじゃない?」
“たま”の飼い主役に決まっていました“辻本君”こと、辻本祐樹さんは、
なんと自宅に二匹の猫を飼っている“猫好き俳優”だったのです。
さっそく、マネージャーさんに確認したところ
「時代劇だし、どうかなぁ……」と、歯切れが悪い。
とりあえず拝見したところ、こんなん出ました。
まあ可愛い!
と思ったのも束の間、微かな胸騒ぎ・・・
調べてみると・・・
名前:タイガー(猫種はアメリカンカール)
名前:ナイト(猫種はマンチカン)
“アメリカンカール”と“マンチカン”・・・
おもいっきり“洋猫”やん!!
時代劇無理やん!!
ということで、動物プロダクションに頼んでやってきたのがこの子です。
猫種は“雑種”でした。やったあ!!
とても賢い猫で、辻本さんによく懐き、撮影を乗り切りました。
一度だけむちゃくちゃ逃げて、泣きそうになりましたが。
この猫が何をしでかすのかは、本編にご期待下さい。
本作の脚本家・いずみ玲さんも、かなりの“猫好き”です。
無邪気な猫の行動を発端として、事件が起こり、人々の心が動き出す・・・
“家族愛”をテーマにしたシリーズの締めくくりにふさわしい大傑作です!!
最終回、お楽しみください!!
BS時代劇「大岡越前4」最終回(連続8回)
3月2日(金)
毎週金曜20:00~BSプレミアムで放送です!
投稿者:スタッフ | 投稿時間:18:24 | カテゴリ:大岡越前4