次回「情けが仇(あだ)の八両二分」は、岡っ引きの辰三を語り手に、落語チックな世界観でお届けします!
ひょんなことから青物屋を譲り受けることになった辰三は、仲間たちの“情け”で軍資金を得ます。
しかし、金に困って身投げしようとしていた男に“情け”をかけて渡してしまった!
とんでもない方向に転がる人々の“情け”を、忠相が裁きます。
是非、注目して頂きたいのは、夜の映画村で撮影した辰三の“ワンカットひとり語り”のシーンです。
台本では約2ページ――実尺1分20秒を一人で喋りっぱなしの動きっぱなし。
スタッフ側も、長いレールとクレーンを駆使した難易度の高い撮影です。
こういう撮影は、何度か挑戦してようやく成功するというイメージですが、石井さんは、テストから全く危なげなし。
セリフを完全に自分のモノにされていて、森本浩史監督と芝居の動作を入念に確認します。
数回のテストを繰り返して本番……OKです!!
いやはやプロの仕事を見ました。ご期待下さいませ。
「このシーンが撮影ラインの最初に来て助かった」と石井さん。
いい仕事を生む“スケジュール作り”にもプロの配慮が光っています。
BS時代劇「大岡越前4」第5回(連続8回)
2月9日(金)
毎週金曜20:00~BSプレミアムで放送です!
投稿者:スタッフ | 投稿時間:11:59 | カテゴリ:大岡越前4