皆さんこんばんは。プロデューサーの須崎です。
「みをつくし料理帖」第6回、いかがでしたでしょうか。
今回の“「う」づくし”、
・卯の花和え
・梅土佐豆腐
・瓜の葛ひき
・埋(うず)め飯
・梅の蜜煮
とさまざまな料理が並びましたが、
その中の“デザート”的な存在が、見た目も鮮やかな「梅の蜜煮」です。
鍋に水と砂糖を軽く煮立たせ、火を止める。
そこに灰汁(アク)を抜いた青梅を、入れて行く。
こうやって何日もかけて蜜を吸わせ、甘くするそうです。
澪は翌日、引取りに来た又次に蜜煮を取り分けますが、
梅に蜜をたっぷりかけ、器に“ひたひた”になった状態で渡しています。
すぐに食べることも出来るけれど、
このまま置いておけば日を追うごとにより柔らかく、甘く、美味しくなってゆくのだとか。
この蜜煮を実際に食べてみたスタッフによれば、口の中でほろほろと溶けて行く、なんとも不思議な食感だそうです!
澪のこの心づかい、上方の蜜煮を知っている野江には、きっと伝わりますよね・・
さて、
次回の第7話は、「 鱧の葛叩き 」(はものくずたたき)です。
上方では夏の風物詩とも言われる鱧、
澪は思いがけない場所で、これを料理することとなります。
7月1日(土)午後6時05分から。どうぞお見逃しなく!
投稿者:スタッフ | 投稿時間:20:37 | カテゴリ:みをつくし料理帖