スタッフブログ

『運命に、似た恋』 ウラ話#8 演出より感謝を込めて

皆さまこんばんは。演出の一木です。

 

まず初めに、掲示板に寄せられる皆さまからのお言葉の数々、本当にありがとうございます。

皆さまがドラマを2度3度と見返してくださるように、私も通勤電車の中で、まずはざっくりと内容を把握するために一回、

さらにかみしめるためにもう一回、計2回は読ませていただき、制作の励みとさせていただいています。

この場を借りて、心よりお礼申し上げます。

 

kasumi-yuri.jpg

 

 

 

 

 

 

 

さて、第6話をお楽しみいただきありがとうございました。

 

この6話の仕上げを行っていたのは、ちょうど作曲家のYouki Yamamotoさんが来日していた頃でした。

ヤマモトさんは15歳で渡英して以来、英国をベースに世界の映画音楽に参加されてきた方です。

でも、私がヤマモトさんを知ったのは、ごく最近のことでした。

 

今年公開されたウェイン・ワン監督の映画「女が眠る時」を見て、

不可解な人間の業と物語の深淵にはまって戸惑っていた時、彼の音楽を初めて聞きました。

何かが明快に分からなくてもいいんだ、この感情に漂っていてもいいんだと、直感的に感じさせてくれるような音楽でした。

この旋律を聞いて、「これだ」と思ってしまいました。

 

「運命に、似た恋」は、表面的には、世界的デザイナーと「クリーニング屋のおばさん」が配達を通して出会い、

恋に落ちていくという、シンデレラストーリーの形をとります。

しかしここで、「ありえねー」とテレビを切られるようなことがあってはまずいっ!。

本当は深い、切ない物語が隠されているのだから・・・。

でも、物語をじっくりと8話かけて楽しんでいただくためには、あからさまに意味深であってもよろしくない・・・。

一体どうしたらいいだろう・・・。

このために考えた「絵の美しさ」、「少しにじむような光を取り入れた絵」、「ドキュメンタリーのような芝居の捉え方」などに、

皆さんがしっかり反応してくださっていることが本当に嬉しい。見て下さる方の感受性を信じて良かった!

そして、この仕掛けの切り札こそ、Youki Yamamotoさんの音楽だと思っています。

彼の音楽は、美しいのに何かが不安。嬉しいのに何かが欠けている。

見えている世界だけが全てではないのだと、直感に語りかけてきます。

彼の音楽、役者さんの芝居。これらの相乗効果で、「見えているものの先の何か」が感じられる。

そんなドラマが作れたような気がしております。

 

この6話はヤマモトさんが来日に合わせて急きょ一曲、新しく書いて下さった曲が入っています。

マホの涙から始まり、写真館のヨシタカ・アカリの場面まで続く曲です。

名曲でしたよね?

s_maho-up1.jpg


 

 

 

 

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さて、この回はカスミの息子、ツグミが活躍しましたよね。

tugumi.jpg

 

 

 

 

 

 

 

西山潤くん。リアルに高校三年生で、大事な時期が継続中ですが、それを押して、この作品に参加してくれました。

西山くんの隠しきれない優しさ、知的なムードは、ツグミが画面に現れた瞬間にふく、

爽やかで純粋で未来を感じさせる風を誘うようです。

tugumi-yuri.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、皆さんどうでしょう。ツグミのような素敵な息子っているんですかねえ・・・。

これを読んで下さる皆さんは、かなりコアなファンでいて下さっているのではないか?

と推察しますので、皆さまにだけ打ち明けておきますw

 

私はこの素晴らしい息子・ツグミに、一つの夢というか、ロマンというか・・・。

ある「大切なもの」を託しました。

さて、それは、何でしょう・・・?

 

最終回が終わった後、皆さまと語り合えたら、幸せです。

 

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ドラマ10「運命に、似た恋」

放送は毎週金曜、よる10時からです!

 http://www.nhk.or.jp/drama10/unmei/

投稿者:スタッフ | 投稿時間:22:50 | カテゴリ:運命に、似た恋

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