第1話は大岡政談に記載されている
「石地蔵吟味の事ならびに木綿取り返し裁判の事(縛られ地蔵)」を
ベースにしたお話でした。
この縛られ地蔵、正真正銘の本物があるのを御存知ですか?
本物の縛られ地蔵様は現在、東京下町の葛飾区にある
業平山南蔵院に安置されています。
もとは墨田区にあったのですが、関東大震災で被害にあい、
現在の葛飾区に移転したのだそうです。
願いが叶いますように…とお地蔵様を縄で縛り、願いが叶ったら解く。
毎年12月31日に縄を解き供養し、お焚き上げされます。
写真は、番組スタッフがヒット祈願で訪れたときのもの。
縄でぐるぐる巻きにされた姿は、お地蔵様かどうかもわからないほど!
江戸時代からこのように縄で縛られていたそうで、
当時からの大岡越前の人気ぶりが伺えますね。
第1話 こぼればなし
お地蔵様に見張りをお願いして寝込んでしまった手代・新助役を演じた矢本悠馬さん。
とにかく走り抜けるシーンが多かったのですが、
実は着物を着て全速力で走るのは初めてで、
どうすればそれが出来るかと不安顔だったんです。
しかしそこは長きにわたり時代劇の演出をされている矢田監督!
両足を大股に広げ屈伸を繰り返すと、
着馴れない着物が体に馴染んで動きやすくなるのだとアドバイス。
矢本さん、長い坂や江戸の街中を見事なスピードで走り抜けてくれました!
着物を着て全速力で走ることは滅多にないと思いますが、
着心地が良くなることは間違いないようです。
皆さんも着用の際はお試しください。
第2話 次の放送回は「うそつき女と若様」
ゲストは浅野温子さんと天才子役と名高い寺田心くんです。
女一人で生きて行くために人を騙してきた女と、
母を探すために江戸へやってきた幼い男の子が出会い、
二人で母親探しの珍道中が始まり、やがて事件に巻き込まれてしまう——
浅野さんと心くんは、今回が初めての共演とは思えないほど息がぴったり。
二人の仲良しぶりが随所に感じられ、思わず微笑んでしまいます!
そして、忠相の妻・雪絵役のミムラさんが初の立回り!
普段の優しげなご本人とは打って変わって凛々しい様は必見です!
第2話は22日(金)夜8時放送です。
投稿者:スタッフ | 投稿時間:20:45 | カテゴリ:大岡越前3