スタッフブログ

「2030ナルホドブログ」 #2

2030年型ロボット「ナルホド」です。

ドラマをご覧頂いた皆様、いかがでしたでしょうか。

それぞれの2030年に思いを巡らせていただけたことかと思います。

 

ところでテーマ音楽に使用されていた楽器と歌声、

ちょっと珍しくありませんでしたか?

あの楽器は「コラ(kora)」という西アフリカの民族楽器で、

ハープやギターのように弦を弾いて演奏します。

コラには代々演奏を司る一族があり、

7世紀にわたって受け継がれてきた民族の伝承などを弾き語りで伝えます。

今回演奏と歌を担当してくれたソナさんは、初めての女性のコラ奏者で、

プロの演奏家として世界的に活動している方です。

この楽器とソナさんに演奏に加わってもらうことは、

作曲の井上鑑さんの提案でした。ちょっとその音色と歌声を聴かせてもらっただけで、

スタッフ一同すっかり魅入られてしまい、お願いすることを即決。

でもロンドン在住で西アフリカでも音楽学校を運営しているソナさんに、

どうやって演奏に参加してもらうのか?

何と井上さん、インターネットでデモ音源をソナさんに送り、

それをもとに自宅スタジオで録音してもらった音源をベースに、

他の音源を合わせていったのです。

ギターでは、同じ方法でイギリスの

デヴィッド・ローズ(David Rhodes)さんも参加してくれています。

インターネットの活用で、実にワールドワイドなセッションが可能になりました。

 

それにしてもあの独特の歌声で、ソナさんはどんな内容を歌っていたのでしょうか。

問い合わせると、ソナさんから以下のような歌詞が届きました。

 

Nna taamoo… (my journey…)

Nna taamo tenteng ta (my journey continues)

Nfamaa dabakunkungo (my father’s shoulder)

Nbamaa buloo (my mother’s hand)

Nbaaringkewol (my brother)

Ning nbaaringmusul singoo (and my sister’s footsteps)

Naa taamoo… naa taamoo (my journey…)

Nfamaa dabakunkungo (my father’s shoulder)

Nbamaa buloo (my mothers hand)

Nying beey kalamutoo kang (Feeling all these)

Nbe tengtengna ka taama nfang ye (I will keep on walking alone)

 

井上さんがドラマの狙いを聞いて英語で作ってくれた歌詞を、

ソナさんが母国ガンビアの言葉で歌ったものです。

大意は

「私の旅は続く。父の肩と母の手、そして兄と姉の足音。

すべてを感じながら、私は独り歩みを続ける。」

ナルホド、ドラマの内容にぴったりです。

しかもそれが神聖なコラ奏者の家系(グリオgriotと呼ぶそうですが)に生まれ、

代々受け継がれてきた歌と奏法を引き継ぐソナさん自身とも呼応しているところが、

響きをいっそう魅力的なものにしてくれているのでしょう。

 

ネット上だけでなく、実際のステージで井上さんとソナさんのセッションを

いつか聴いてみたいものです。

投稿者:スタッフ | 投稿時間:14:00 | カテゴリ:2030かなたの家族

新着記事

新着ブログ

月別から選ぶ

2017年

開く

2016年

開く

2015年

開く

2014年

開く

2013年

開く

2012年

開く

2011年

開く

2010年

開く

2009年

開く

2008年

開く

放送終了番組

開く
ページトップへ