スタッフブログ

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.4-3

今回は『精霊の守り人』に登場する各国の風土や文化のコンセプトについて語っていただきました。原作の世界観をベースに、実在する国の風土や文化を重ね合わせて、そこからどこにもない国をつくりあげていきます。そのプロセスやロケハン時にインスパイアされた裏話など、盛りだくさんな内容でお届けします。

 

■資源が豊富で水と緑に恵まれた、新ヨゴ国。

新ヨゴ国は緑と水の国で、自然と共存しています。資源が豊富で、木造加工技術にすぐれています。人々はきれい好きで几帳面な感じ。なんとなく日本に近いかもしれません。新ヨゴの人々は、故国のヨゴ国から海を渡って、緑豊かなナヨロ半島に移ってきました。黒い肌と黒い瞳をもつ原住民のヤクーと共存しています。

 

■峠道の宿場町、国境に位置する「四路街」。

シーズン2で登場する新ヨゴ国の街は、ロタとの国境に位置する「四路街」です。シーズン1の新ヨゴ国の街に近い雰囲気で、瓦屋根の家が並んでいます。軒にはヨゴ人たちの魔除けであり、商売繁盛を祈願するブルーの布が吊るされています。この飾りは、シーズン1でも登場していますよ。観光客用には土産物として、色違いのものを売っています。「四路街」は峠道の宿場町なので混沌としていて、国境に近いこともあって、ロタっぽい感じも漂っています。

 sirogai_038.jpg

■アスラの優しさや温かさを引き出す「マーサの店」。

「四路街」のなかでも、重要な舞台となるのが「マーサの店」。マーサはバルサの昔なじみで、織物や仕立てた衣類などを扱う店の女主人です。この店で原始機を用いて布を織っています。これは演出部の人が取材をして、その様子を実際に再現しました。これは見どころの1つです。マーサ役の渡辺えりさんが山形県出身で、「子どもの頃にこんなところがありました」と仰っていたそうです。麻を育てて、煮て、漉いて、染めて、繊維にしていく行程を再現し、それぞれの作業が響き合うようになっています。店頭には、個性的な模様の織物やカラフルな布がたくさん陳列されていて、全体に可愛いらしい感じ。シーズン2のなかでも、アスラの女の子らしい優しさや温かさを唯一表現する大事な場面なので、ここだけはお店の雰囲気はもちろん、アスラの衣装にもお花を散りばめて、明るい感じを表現しました。

 masa_071.jpg

『精霊の守り人』アイデアの結晶 「アスラエフェクトのスゴ技に迫る!」

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.1

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.2

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.3-1 

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.3-2

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.3-3

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.4-1 

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.4-2

 『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.4-3

 

「精霊の守り人」番組公式ホームページ 
http://nhk.jp/moribito

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:00 | カテゴリ:精霊の守り人

新着記事

新着ブログ

月別から選ぶ

2017年

開く

2016年

開く

2015年

開く

2014年

開く

2013年

開く

2012年

開く

2011年

開く

2010年

開く

2009年

開く

2008年

開く

放送終了番組

開く
ページトップへ