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『精霊の守り人』空想美術ファクトリーvol.4-2

今回は『精霊の守り人』に登場する各国の風土や文化のコンセプトについて語っていただきました。原作の世界観をベースに、実在する国の風土や文化を重ね合わせて、そこからどこにもない国をつくりあげていきます。そのプロセスやロケハン時にインスパイアされた裏話など、盛りだくさんな内容でお届けします。

■太陽神をあがめて強大な力を持つ、タルシュ帝国。

タルシュ帝国は、一番みんなが苦労したところです。北の大陸の人たちで、自然のなかの新ヨゴ国とか草原のロタと反対の思想ということで、一神教のように太陽神を信仰していて巨大なエネルギー源を占有しているから、インダストリーが出来るという裏設定を基本にしました。文明が進んでいて、圧倒的な力を持っているので、争っている3国のなかでも、とてつもなく強い感じを出したかった。そこで、紋章もナショナルカラーの黒と金を使って力強いイメージに。王宮や衣装のモチーフとなっている幾何学模様は強さの象徴です。全体として、タルシュ帝国だけぶっ飛んでいて、地球じゃない感じをめざしました。

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■狂気を感じさせる耽美的でクールな王宮。

シーズン2ではラウルのお城しか出てきませんが、世界遺産のイタリアの教会などをモチーフに、タルシュ帝国の強大さを縦方向の空間のおもしろさで表しました。近代的でクールな感じの王宮は、狂気や恐ろしさを感じさせますね。玉座はオリジナルで、鉱石の原石で作られたような質感を表現しています。また、唯一、タルシュ帝国にはガラスを生産する技術があるので、窓には太陽のイメージのステングラスをはめ込み、豪華なシャンデリアにはろうそくを用いています。タルシュ帝国は鉄や制服などを量産するシステムも持っていて、そのあたりはシーズン3で出てきます。

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『精霊の守り人』アイデアの結晶 「アスラエフェクトのスゴ技に迫る!」

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.1

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.2

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.3-1 

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.3-2

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.3-3

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.4-1 

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.4-2

『精霊の守り人』空想美術ファクトリー vol.4-3

 

「精霊の守り人」番組公式ホームページ 
http://nhk.jp/moribito

投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:00 | カテゴリ:精霊の守り人

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