スタッフブログ

「精霊の守り人 2」 #2 音楽録音をしました

番組Pの海辺です。
来年1月の放送に向けて編集作業が進むなか、新たに音楽録音を行いました。
テーマ曲はシーズン通して変わりませんが、劇中に流れる劇伴音楽についてはシーズン2用に20曲ほど追加で録音しました。
下の写真はトラックダウンの様子。
ミキサーがバランスを取った音楽に、作曲家の佐藤直紀さんが「セカンドバイオリンを上げて、ティンパニーを少し下げて」などと細かな修正を加えていきます。

moribitoblog161003_1.jpg

シーズン2で主な舞台となるロタ王国をイメージした曲は民族楽器が楽しく、また他国を蹂躙するタルシュ帝国をイメージした曲は禍々しく激しい曲です。
中でも耳を引くのは嘆きのアリア。バルサが守ることになる少女アスラは神と共鳴する力を持っており、アスラが恐怖や怒りと共に発する光は人々を切り裂き、なぎ倒します。その大いなる力に対する畏怖をソプラノ歌手の山田麗さんが歌い上げてくれました。
アリアが入る前の状態で曲を聴いたとき、メインテーマ曲がモチーフになっていることを疑問に思ったのですが、山田麗さんのソプラノが入った途端、脳裏に返り血を浴びたバルサの姿が浮かび、なるほどアスラとバルサは合わせ鏡で、それを音楽で表現してくれたのだな、と膝を打ちました。

 moribitoblog161003_2.jpg

シーズン2では劇伴音楽だけでなく、町の中にも音楽が溢れています。
上の写真はスタッフが「ロタバンド」と呼ぶ謎の音楽集団。扮してくれたのは、シーズン1で夏至祭の音楽を作ってくれたひちりき奏者の稲葉明徳さん、和太鼓奏者の小島功義さん、そして琵琶奏者で風俗考証をお願いしている友吉鶴心さん。
どこから集めてきたのか、謎の笛や打楽器、弦楽器を打ち鳴らし、ロタの町の中を練り歩きます。稲葉さんたちが即興で演奏してくれた音楽は無国籍で、でも、どこか懐かしさもあり、町の息遣いを華やかに彩ってくれました。

moribitoblog161003_3.jpg
 
奇抜なめがねやら、黒子のようなマスクなどは実は顔を隠すためのもの。音楽活動に忙しい三人が撮影に参加できる日にちは限られているため、場合によってはエキストラが吹替え出来るよう、顔を隠す必要があったのです。
「必要は発明の母」とはよく言ったもので、人物デザイン監修・柘植伊佐夫さんがデザインしたゴーグルはスチームパンクな雰囲気で、色々な民族が集まる港町の匂いを醸し出しています。
放送では、そんな細かなところにもご注目ください!


「精霊の守り人」番組公式ホームページ 
http://nhk.jp/moribito

投稿者:スタッフ | 投稿時間:13:00 | カテゴリ:精霊の守り人

新着記事

新着ブログ

月別から選ぶ

2017年

開く

2016年

開く

2015年

開く

2014年

開く

2013年

開く

2012年

開く

2011年

開く

2010年

開く

2009年

開く

2008年

開く

放送終了番組

開く
ページトップへ