ごきげんよう!!
『花子とアン』の"アン″です。
連続テレビ小説『花子とアン』第5回、いかがでしたか?
「花子と呼ばれた方が、自分のことをありがたく思えるじゃんけ・・・」
はなちゃんが、おじいさんの周造さんに話しているのを聞いて、
はなちゃんがなぜ「花子」という名前にこだわるのか、
理解できたのは、わたしだけかしら??
・・・というのも、小説『赤毛のアン』の中で、
アンは自分のことを「Ann」ではなく「Anne」と、
“E”の付くアンと呼んで欲しい、とお願いします。
(「Ann」と「Anne」の発音の違いは、さすがに文章では判りにくいので、
説明が出来ないのが、残念ですが・・・)
だから、わたしには、チビはなちゃんの気持ちがすごく判るのです・・。
「はな」が「花子」と呼んで欲しい・・というのと、
アンが「Ann」ではなく「Anne」と、”E”付きの名前で呼んでほしいと訴える所
・・どこか似ていませんか???
ドラマ『花子とアン』の中には、このように『赤毛のアン』のエピソードや
名前が、皆さんの気がつかない所に、本当に方々に散りばめられています。
今日は、その名前についての秘密を少しだけ、明かしちゃいます…!
おじいやんの周造さんは…
『赤毛のアン』の中の、アンの育ての親・マシューの名前をもじっています。
マシュー→しゅうぞう(周造)
『赤毛のアン』ファンの皆さんは、気がついていましたか??
それとも「てっ!!」と驚きましたか??
石橋蓮司さん演ずる、ドラマの中の周造さんの口癖は
「そうさな・・・」です。
これも、実は小説『赤毛のアン』の中のマシューの口癖を、
そのまま頂いています。
松本明子さん演ずる、リンさんも…
『赤毛のアン』の中の、リンド夫人の名前を借りています。
リンド夫人→リン
『赤毛のアン』の中の、リンド夫人は、村一番の情報通です。
どんなささいな噂もリンド夫人の耳には入ります。
ドラマの中の、リンさんも、
「村一番のおしゃべりばばあ」で、村の噂話は全て知っている感じです…。
そもそも、はなちゃんの名字は「安東」
アン→あんどう(安東)
実際の村岡花子さんの旧姓は「安中」でしたが、
ドラマでは、『花子とアン』というタイトルへのオマージュとして、
また「東のアン」という意味合いも込めて、「安東」としました。
脚本の中園ミホさんが、画数も調べて、命名したそうです…!
という風に、このドラマでは、小説『赤毛のアン』の名前をもじっていたり、エピソードを変形して使っていたりします。
まだまだ、皆さんに教えていない秘密は、たくさんあるので、
そんな事も意識しながら、ドラマを見ると、面白さも倍増する事受けあいます。
さてさて、チビはなちゃんは、おかあのふじさんに、
嘘を見破られてしまいました。
大好きな本がたくさんある、東京の学校に行く事が出来るのでしょうか??
続きは、また、明日。
ごきげんよう、さようなら。
投稿者:スタッフ | 投稿時間:08:15 | カテゴリ:花子とアン