FMシアター『うつ病九段』 NHK-FMで7月13日(土)よる10時から放送!
NHKネットラジオらじる☆らじるでの同時配信、「聴き逃し」配信(7月15日正午から一週間)でもお聴きいただけます!
演出の吉田です。今週末、FMシアター『うつ病九段』を放送いたします。
2017年7月、将棋棋士生活三十年を迎えた先崎学九段はうつ病に襲われます。
自分のすべてである将棋を、うつ病によって奪われた九段が、棋士復帰を目指して選んだのは、「将棋でうつを治す」という医師からも止められた壮絶な「禁じ手」でした。
その原作者、先崎学さんからメッセージをいただきました。
原作者の先崎学九段
私の本がラジオドラマになるということで、大変嬉しいです。
最初はどんなものになるか予想できませんでしたが、脚本を頂いて驚きました。
本はうつ病発症から回復までの1年を綴った手記ですが、それが見事にセリフを中心とした物語になっています。
津田寛治さん、鈴木杏樹さんたち、豪華な俳優の方々に演じて頂いたことにも感激しています。
ラジオドラマを通して、意外と知られていないうつ病の実相を知ってもらえればと思っています。
先崎学
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
先崎さんには、台本作りから、色々とご指導いただきました。
ありがとうございました。
先崎学九段のご活躍を、心よりお祈り申し上げます!
FMシアター『うつ病九段』
【放送】NHK-FM 7月13日 よる10時~10時50分
【原作】先崎学 【脚色】小松與志子
【音楽】おかもとだいすけ
【出演】津田寛治 鈴木杏樹 朝倉伸二
窪塚俊介 児島功一 陰山泰 立石涼子
山内慶太郎 島崎裕気 西ノ園達大
NHK東京児童劇団
【あらすじ】
2017年7月、将棋棋士生活三十年を迎えた先崎学(津田寛治)はうつ病に襲われる。プロの囲碁棋士でもある妻(鈴木杏樹)、精神科医の兄(朝倉伸二)の支えで、先崎は懸命に治療に取り組む。自らのすべてである将棋を、うつ病によって奪われた先崎が、棋士復帰を目指して選んだのは、「将棋でうつを治す」という医師からも止められた壮絶な壮絶な「禁じ手」だった。米長邦雄門下の中村太地(窪塚俊介)、田中悠一(児島功一)との真剣勝負、そして中原誠(陰山泰)、米長夫人(立石涼子)との語らい……。先崎学、棋士のプライドをかけた男の「心の旅路」。
うつ病を含む気分障害の患者数は1999年の44万人から、2014年には112万人まで増加。がんや脳卒中と並んで、今や、うつ病は五大疾病の一つに数えられている。勤労世代の中でも、職場の中核となる40代に発症が多い。
先崎学は将棋棋士。段位は九段。2017年7月、47歳でうつ病を発症。ひふみん、藤井聡太ブームに沸く将棋界。そのウラで羽生世代の棋士がうつ病と闘っていた……。
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投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:04 | カテゴリ:オーディオドラマ