四十九日のレシピ

2011年10月22日 (土)「四十九日のレシピ」 その42 去年の今頃は?


ドラマ10「四十九日のレシピ」の担当プロデューサー後藤です。


ドラマの放送が終わって半年以上経ちましたが、みなさまお変わりありませんでしょうか?
この唐突なブログ更新はなんだろうとお思いになるかも知れません。

本日はお知らせです。


百合子を演じた和久井映見さんも出演する、よる☆ドラ「ビターシュガー」のPRで
ございます。

 

bita263.jpg


詳しくは「ビターシュガー」ホームページをご覧いただければと思いますが、

第1回の放送を見てない!という方は、ぜひ24(月)午前0:10からの再放送にチャンネル
を合せてみて下さい。制作スタッフは言わずと知れた?「四十九日のレシピ」チームですので
ご愛顧のほどよろしくお願いします。

 

そういえば、先日「四十九日のレシピ」のDVD見本版が届きました。


第2回の放送がニュース延長のため20分遅れてしまい、タイマー録画をしていた人の中
には、半分観れなかったとか、結局観なかったなんて方が大勢いらっしゃったようで、
いまでも「DVDは出ていないのか?」「いつ出るのか?」というお問い合わせをたくさん
いただいています。

すでに発売されていますので、そのこともお知らせしておきます。

 

 dvd001.jpg

 

“レシピカード”や“あの年表”などが見えます。


大切な人を亡くした心の痛手をどう乗り越えていくか・・・いまだからこそ、私たちの心に
響く新たな発見があるかも知れません。また、ドラマをお楽しみ下さい。

 

そういえば、1年前の今頃は「四十九日のレシピ」の制作中だったなあ、そんなことを
ふと思い出し、何をしていたかしら・・・と調べてみました。


すると、2010年10月18日(月)がドラマのクランクイン当日でした。

さいたま市の「熱田家」ロケセットで、和久井さん・伊東さん・風吹さん・徳永さんが参加して
の撮影が始まっています。

 

101019_084654.JPG

 

初日から伊東さんと風吹さんの33年前設定の撮影もあったりして、けっこう緊張気味で現場に
参加していたような気がします。

 

そして、それから1ヶ月半後の11月下旬、茨城県のロケで撮影終了。

 

PB270328.JPG   

    ラストカット直後の 
   和久井さん。

 

   最後は駅のホームで
   レシピを見て泣く
   シーンの撮影でした。

 

 

 

 

 

 

 

思い起こせば楽しい撮影でした。
出演者とスタッフが真剣に和やかに闘っていたような気がします。


そんな「四十九日のレシピ」、また見返して下さい。
あ、再放送のご要望も、どうぞ。

 

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2011年03月06日 (日)「四十九日のレシピ」 その41 イモちゃんブーム


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

 

第3回までの放送を終えて、いまちょっとしたイモちゃんブームが来ています。

ホームページの掲示板やツイッターの書き込みは言うに及ばず、私の自席を訪ねてくる
仕事関係の人々の口からも、「イモちゃん、いいねえ」という声がたくさん上がって
います。

 

 

110107_121033.JPG

 

  アフレコ中のイモちゃんこと、

  徳永えりさん。


  長い長いセリフのアフレコで
  これは大変!と思ったのですが、
  あっさりクリア。

  アフレコが苦手なタイプと勝手に
  思っていましたので、ビックリでした。

 

 

 

 

 

では、イモちゃんの何が良いのか?


それはまず、井本幸恵というキャラクターがとても面白いからです。


おい、そっちかよ! と思ったあなたは徳永えりファンですね。
そんなあなたのために、とっておきの写真をあとでお見せしますので、少し我慢して私の
話にお付き合いを。


井本幸恵が居なかったら、この「四十九日のレシピ」というお話はこれほどまでに面白く
なっていなかったかもしれません。
娘・百合子と父・良平のぶつかり合いが生みだす人間ドラマにはなっても、このなんという
かホワーっとした温かい雰囲気は醸し出せていないような気がします。


和久井さん「もしあと20歳若かったら、絶対にイモちゃんの役をやりたい」と最初の
打ち合わせの時に目を輝かせて言った気持ちはよ~く分かります。
ちょっと普通のドラマではウソ臭くなってしまいそうなキャラクターなんだけど、でも空疎な
人物ではなくて、しっかりと地に足をつけているところが魅力的です。


東京に行く百合子と一緒にイモちゃんが付いててくれて良かった...という感想を、たくさん
の方が寄せられています。最初は若くてうるさいだけのネ~チャンかと見くびっていたけど、
気づいたらその肝っ玉母さんのような包容力に魅了されてしまったんですね。
きっと・・・。

 

だからこそ、そんなイモちゃんの役は、とてもとても難しい役どころだと思います。


それを何てことなさそうに、まるでそれが「自分の地ですから...」と言わんばかりに
ごく自然に演じている、徳永えりちゃん、これがまた良いんですね。

芝居というのはこういうものだ・・・

そう評するより他ない、
でもちょっと買いかぶり過ぎのような気さえする、
本当に普通の女の子がそこにいる感覚にさせてくれる、

徳永えりとは、そんな女優さんです。

 


ではここらで、私が大好きなイモちゃんショットをご覧いただきましょう。

 

101127_123853.JPG

 


なぜ、この写真が好きなのか? 

隙がある立ち姿というのか、演技しているぞ!という気負いのないイイ後姿です。
えりちゃんがどんな顔をしているのか、想像してみたくなるでしょ?

 


そういえば、第1回の冒頭。


良平がビンに入った薬を一気に飲むシーンで、外から物売りの声が聞こえていたのを
覚えていらっしゃるでしょうか? そうです、井本がやって来る前です。

その物売りとは、焼き芋屋さんでした。

音響効果さん、いい仕事してますね。

 


「四十九日のレシピ」(全4回)の放送も残すところあと1回。

最終回 3月8日(火)総合 夜10:00~10:48

( BShi では第3回を 3月11日(金)午後6:00~6:48 に放送)

最終回をお見逃しなく!!

 

話題沸騰!アクセス満員御礼のツイッターは

 #nhk_drama10  で検索を。

3/8の放送当日も生で対応しますので、ツイートよろしくお願いします!!

 

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2011年03月05日 (土)「四十九日のレシピ」 その40 コラボレーションしてみました


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

 

まずは下の写真をご覧下さい。

 

 

P1200380.JPG

 

 

「四十九日のレシピ」のポスターが壁に貼られているということは、私たちが収録をしていた
緑山M1スタジオの入り口だろうと思われるかも知れませんが、ここは渋谷のNHK内にある
113スタジオ
です。

 

ちょっとアングルを変えるとこんな感じ。

 

 

P1200382.JPG

 

つまりこれは、スタジオの入り口ではなく、

 

スタジオ内に建てられた

スタジオ入り口のセットです。

 

 

 

このセットは「ドラマ10芸能社」というワンセグ番組のために作られたもの。


ドラマ10芸能社の詳細は下記のアドレスからHPをご覧いただければと思いますが、
http://www.nhk.or.jp/drama10/geinousha/

 

簡単に言うと、ドラマ10芸能社というプロダクションに所属するエキストラの女性たちが、
「四十九日のレシピ」の撮影現場にエキストラとして参加する様子を5分のショートドラマと
して描きながら、「四十九日のレシピ」の番宣もしてくれるという、ありがたい番組です。


これまでドラマ10で放送された番組(「八日目の蝉」や「セカンドバージン」など)でも、
「ドラマ10芸能社」が宣伝をしてくれていました。


でも今回は一歩進んで、コラボしちゃいました。


なんとドラマ10芸能社の3人のエキストラさんもちろんエキストラという役を演じて
いる役者さんたちですけど...
)が、私たちのドラマの最終回に登場しています。

 

これは初めての試みだと、ドラマ10芸能社のKプロデューサーが言ってました。


3人のエキストラさんたちは、こんな感じで・・・

 

PB090212.JPG

 


詳しく書くとなんですので、とにかく最終回をご覧いただければ。

よろしくお願いします。

 

 


さて、「四十九日のレシピ」(全4回)の放送も残すところあと1回。

最終回 3月8日(火)総合 夜10:00~10:48

( BShi では第3回を 3月11日(金)午後6:00~6:48 に放送)

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2011年03月02日 (水)「四十九日のレシピ」 その39 接写室でアップUP


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


第3回の放送をお楽しみいただけたでしょうか。


これまでのお話とは少し毛色の変わった回でしたが、イモちゃんやハルミのバックグラウンド
が窺い知れて、なるほどそうかと合点がいった感じです。まあ、そんな風に台本を作ったわけ
ですけれど・・・

 

PB280337.JPG

 

 そう言えば、あの黒インク
 に変わるシーン。

 

 ショッキングでした。

 

 


 

オフライン編集室で見たときは最初から赤インクだったのですが、MAルームで見たときには
黒が赤に変化するように後処理で加工されていました。

なるほど、そういうことでしたか。
(どういうことか、よく分かっていませんが、MAルームでは監督にそう言ってみました)

 

 

さて、本日の本題。 接写室のお話です。

先ほどの万年筆の先から滴り落ちた赤インクですが、ロケ現場のマンションの廊下に落とし
て撮影したわけではありません。そんなことをして廊下にインクが色移りしたら大変ですからね。

 

 

PB280338.JPG

 

ということで、撮影をしたのはこちら。

普通は接写室と呼んでいますが、
正式名称は特殊撮影室という 
ようです。

 


 

 

 

PB280333.JPG

 

中はいくつかの部屋に仕切られて
いますが、私たちが使用したのは
一番広い部屋(というよりスタジオ)  
でした。

普段はクレイアニメーションなどの
撮影を行っている場所です。

 

 


 

PB280330.JPG

 

マンションの廊下と同じ床材を敷いた
上に、スポイトで赤インクを滴下します。 

定規は落とす地点を正確に測る
ためのものですね。

 


 

 

PB280335.JPG

 

しかし、何度やってもイメージどおりに
うまくいきません。

この日も黒づくめの佐藤Dがしびれを  
きらしてスタッフに指示を出しますが・・・

 

 

 

 

メジャーで滴下する位置を正確に測っても、スポイトを押す瞬間には手元が少々狂うもの
でして、数センチ四方に続けざまに赤インクを落とすのは至難の業です。

 

 

そこで、新兵器登場!

 

PB280334.JPG

 


はじめからこれぐらい考えておけよ・・・

 

と言われても、スポイトで赤インクを滴下する

撮影なんて、生まれて初めてなもんで。

 


 

 

 

 

PB280336.JPG

 

 

あまりに単純な仕掛けですが、 
これは効果的でした。

 

すぐにOKとなりました。

 

 

 

 

 

 

あとは大量にあるレシピの絵や、百合子の不妊治療の経過を書いた手帳の接写を黙々と
行います。

 

 

PB280344.JPG

 

百合子の手帳には8年分の治療
経過が書かれていました。

私が見た範囲では、同じ記述の 
ページは一つもなく、時期によって
その治療の内容が変化していく
様子がよく分かります。

 

 

 

PB280349.JPG

 

たとえばこちらは、それまで通って
いたクリニックから別の病院で 
治療を受けるようになったあと。

運動や漢方療法を中心に治療を
行っている時期の記述のようです。

 

 

 

ドラマのなかでは一度も出てくることのない、かなり初期の治療に関する記述部分でしたが、
きちんと書き込まれていましたし、考証に基づいて書かれたものだと分かる内容です。
これを作った助監督や美術スタッフのこだわりと努力が、第2回で百合子が手帳をめくる、
あのシーンの緊張感を生んだと言えるでしょう。

 

 

さて、「四十九日のレシピ」(全4回)の放送も残すところあと1回。

最終回 3月8日(火)総合 夜10:00~10:48

最終回をお見逃しなく!!

  ( BShi では第3回を 3月11日(金)午後6:00~6:48 に放送)

 


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2011年03月01日 (火)「四十九日のレシピ」 その38 監督、代わります。


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


さて、第3回は熱田家を離れて、物語のメイン舞台は東京になります。

物語の起承転結で言えば、「転」にあたるこれまでとは少し違うテイストのお話が展開する
回ということになるかも知れません。

 

そんなわけで、監督も代わります。
1・2回の西谷Dから佐藤Dにチェンジです。

 

とは言っても、脚本家も役者も同じですから、根本から大きく変わるわけではありませんが、
何かが変わります。

 


で、一番変わったのは監督の雰囲気。

 


下の写真は西谷D
日テレの名作ドラマ「池中玄太80キロ」で長門浩之さんが演じた編集長を彷彿とさせる出で
立ちでした。

PB040171.JPG

 


 本人はイケてるつもりでも
 まったくそうでないところが
 チャームポイントと言える
 でしょうか・・・。

 

 

 

 

一方次の写真は佐藤D
黒の帽子に黒っぽいコート。すきがないコーディネートで、適度な胡散臭さを漂わせるあたりが、タダ者ではありません。

 

PB150234.JPG

 

 

佐藤Dが手を広げているのは、

ここにカメラを構えて、こんな
感じの画を撮るということを表現
していると、推察されます。

 

 

 

 

ちなみに上の写真は、各シーンを撮影する前に行うリハーサルの様子です。

 

後ろで見ているスタッフはコンテと芝居を見比べながら、どのタイミングで小道具が必要になる
とか、役者の顔がこの方向を向いているからレフ板はこっちから当てるだとか、各人がいろんな
ことを考えながらリハーサルを見ているわけです。

 

 

PB150235.JPG

 

 伊東さんと話し込む佐藤D。

 

 セリフとボールを投げる
 タイミングのことを相談して
 います。

 

 

 

こういう時の監督というのは、格好良いものです。

西谷Dでもそれなりに格好良く見えてくるから不思議です。

 

PB270303.JPG

 

 西谷Dのめずらしく
 まじめな演出風景。

 第2回の駅のシーンです。

 どんな人でも働く姿は様に
 なる?

 

 

 


まあ結局、監督にはそれぞれ持ち味というものがあるようですが、いずれも胡散臭いという点では人後に落ちない人たちばかりです。

ということで、佐藤Dの第3回もお楽しみに。

 

 


「四十九日のレシピ」(全4回)の放送は、

第3回 3月1日(火)総合 夜10:00~10:48

第2回 3月4日(金)BShi 午後6:00~6:48

 


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2011年02月28日 (月)「四十九日のレシピ」 その37 難しい役でごめん


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


先週の第2回はニュース延伸により20分遅れで放送が始まったため、録画に失敗した方が
たくさんいらっしゃたようで、掲示板やツイッターの書きこみでも再放送のご要望を続々と
いただいています。
しかし残念ながら、第3回の放送前に第2回の再放送を・・・というわけにはいきませんで
した。NHKオンデマンドで見逃し番組の視聴ができますので、第2回はそちらでご覧になり、
第3回をぜひ生視聴していただければ幸いです。

NHKオンデマンド⇒ http://www.nhk-ondemand.jp/  (有料サービス)

なお、再放送のご要望等はこちらへお寄せ下さい。
⇒ 
http://www.nhk.or.jp/css/goiken/call_center.html

 

 

これまでなかなか書く機会がなかったのですが、第3回ではきっちり登場するので、
この方をご紹介することにいたしましょう。

 

 


101021_110517.JPG

 

  百合子の夫・浩之と不倫関係になって、
  百合子が家を飛び出す原因となった

 

  笹原亜由美役の野波麻帆さんです。

 

 

 

 

 

 

この亜由美役というのはけっこう難しい役どころです。

単純に演じれば、ただの嫌な女
百合子にプレッシャーをかける敵役
状況をひっかき回す役目の登場人物。


ドラマでは往々にして、そんな風になってしまいがちなポジションですね。


でも、このドラマにはそんな登場人物はいて欲しくないし、そんな風にしか演じられない
役者さんにお願いするわけにはいきません。

他人からはその振る舞い方がどんなに嫌な奴に見えても、本人にはそんな風に振舞わなけれ
ばならない道理があるはずです。

 

101021_102039.JPG

 

その道理に思いを馳せて自分が演じる人物を愛することができる役者でなければ、登場人物
を生き生きと演じることは難しいと思います。


というわけで、野波さんが一見酷い女・亜由美の何を愛して、どう演じたのか・・・

第3回をご覧あれ。

 

 

101025_092021.JPG

 

  あ、亜由美と同じく、
  世間から厳しい目で見られがちな

  宅間孝之さん演じる浩之  

  今回は百合子と正面から向き合う
  覚悟を決めたようです。
  いい、シーンがありますよ。

 

 

   写真は、午前7時半、眠いのを我慢して
  いるロケ出発前の宅間さん。

 

 

 「四十九日のレシピ」(全4回)の放送は、

第3回 3月1日(火)総合 夜10:00~10:48

第2回 3月4日(金)BShi 午後6:00~6:48)

 

 

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2011年02月26日 (土)「四十九日のレシピ」 その36 ハルミ~、ハルミ~


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


先日、渡部豪太君出演の「歌うコンシェルジュ」収録に行ってきました。

 

 

 

P2210399.JPG

 

BSで放送する番組を紹介する番組で、

歌うのは秦万里子さんという、とても

パワーのあるシンガーソングライター。

女・綾小路きみまろという異名を

持っているとか。

 

秦さんのパワーに圧倒されて、豪太君

何もしゃべれないままか!
 

 

 

 

しかし、笑顔を武器に人の懐にスッと入ってくるあたりは、パウロ・デ・アラウージョ・
ドスサントス(別名ハルミ)同様の天賦の才能でしょうか、いつしかにこやかに雄弁に
秦さんと語らっていましたよ。

 

 

P2210398.JPG

  

  天使の笑顔を持つ男。

  イメージ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡部豪太君、出演の「歌うコンシェルジュ」

2/28(月)午前10:05~10:55(総合) 放送予定です。

 

「四十九日のレシピ」(全4回)の放送は、

第3回 3月1日(火)総合 夜10:00~10:48

第2回 3月4日(金)BShi 午後6:00~6:48

 

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2011年02月26日 (土)「四十九日のレシピ」 その35 こんなカメラで撮ってます


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

このところツイッター上で盛り上がっているのが、当ドラマの映像や撮影手法について
です。どんなカメラで撮影しているのか? という質問を多数いただきましたので、
本日はそれについて、技術的なことに疎い私が精一杯書かせていただきます。


撮影に使用したカメラは私が記憶している限り、おそらく4種類ありました。

①ロケ用HDカメラ(業務用)

②ロケ用バリカム(業務用)

③スタジオ用HDカメラ(業務用)

④一眼レフカメラ(民生用)


①~④の違いを説明せよと言われても、私自身何のことか判然としませんし、説明した
ところで面白くない話になりそうなので、一番の注目点である、④の一眼レフカメラについて
写真を交えてお話します。

 

撮影はこんな様子でした。

 

PB210268.JPG

 


カメラ好きのお父さんが子供の写真を撮影しているような感じですね。

それもそのはず、使用しているのはいわゆるデジカメでして、動画も撮れる高級一眼レフと
いう種類のもので、小学校の運動会などで気合の入った親御さんが持っているのを見かける
タイプのカメラです。

 

 

PB160253.JPG

 

  

  テレビドラマを撮影している

  というよりは、やはり写真を

  撮っているという感じがします。

 

 

 

撮影中はカメラマン以外、誰もモニタリングできません。録画状態になるとモニターに信号が
来ないらしく、照明さんはテストで明かりの具合をチェックしたら、本番は手出しができない
状態になるようです。

さらに音声がシンクロ録音できないので、カチンコをきっちりと画面に入れて叩かないと映像
と音声の同期がとりづらくなるようです。


なぜ、そんな面倒くさいことをするのか?


それは「被写界深度が浅い」ことでもたらされる、従来のテレビ用カメラではあり得なかった
映像表現が可能になるということでしょう。被写界深度とは簡単に言えば、ピントの合う範囲
のことで、このカメラではほんの数センチ動くだけでピントがまったく合わなくなってしまうよう
なこともできるわけです。

その狙いや演出意図は監督とカメラマンに聞いてみないと、本当のところは分かりません。
カメラが軽いから楽・・・なんていうことが理由だったりするかも。

 


 ☆告知☆ 渡部豪太君、出演番組のご紹介です。

  2/28(月)午前10:05~10:55(総合)
  「歌うコンシェルジュ」

   に出演します。

 ドラマの番宣はもちろん、豪太君の素の魅力をタップリ楽しめるトークがあります  ので、
 ぜひご覧下さい。

 


「四十九日のレシピ」(全4回)の放送は、

第3回 3月1日(火)総合 夜10:00~10:48

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2011年02月19日 (土)「四十九日のレシピ」 その34 はたらく車、はたらくオッサン


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

本日は、ドラマの中に登場する「車両の紹介・パート2」でブログ更新します。

 


人通りの絶えた三浦半島のある漁港に突如現れたバス。

 

101020_184625.JPG

 


真っ暗な闇の向こうからアンバー色の照明を灯したボンネットバスが現れた時には、ちょっと
つげ義春のマンガを読んでいるかのような、奇妙な感覚に襲われました。

これは33年前の回想シーンの撮影で使用されたバスです。

 

この日は細かい雨が降ったり止んだりする寒い夜でした。

バス停で良平伊東四朗さん)と乙美風吹ジュンさん)が語るシーンの撮影なのですが、その
バス停は吹きっさらしの屋根も何もない場所です。じゃあ、傘をさせばいいだろうと思うのです
が、この直前のシーンはすでに何日も前の、晴れの日に撮影しており、つながりとして二人が
傘を持っていることはありえません。


傘もなく、バス停に屋根もなく、雨が降る寒い夜に撮影ができるのか?

心配しながら私が現地に到着すると、撮影場所のバス停(本物のバス停ではありません)には
小屋がありました。

 

101020_184932.JPG

 

いかにも漁師町にありそうな、潮風に朽ちかけたような小屋とその辺の住人が提供した廃品の
ベンチとおぼしきものが置いてあり、とてもいい風情です。

そばにいた美術デザイナーのFさんに「屋根がないと聞いていたけど、屋根があって雰囲気も
いいバス停ですね」と言うと、「そうでしょう」とうれしそうです。

監督に聞いたところ、美術さんが漁港に捨てられていた廃材やら何やらを借り集めて急遽
製作した小屋だそうで、この小屋のおかげで前半の会話シーンは雨の影響を受けずに撮影
ができたと言います。


こういう火事場の馬鹿力が発揮できるスタッフがいる現場は最高です。


デザイナーのFさん、スタッフの中では最年長にもかかわらず、つねに現場で大声を出して
いつも走り回っています。こういうはたらくオッサンによって支えられていた現場だったこと
を再認識しました。

 

 

PB270305.JPG

 

   大声を上げて現場を走り回って
   いそうな、

   美術デザイナーのイメージ。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、なぜこの夜、急に雨が降り出したのか理由が分かりました。

このバス停の名前。

 

101020_184537.JPG

 


どうして「時雨」なんて名前にしたのか?
いかにも雨を呼びそうな地名じゃないですか。

 

バスを使った撮影になる頃には、幸いなことに雨は降りやんでくれたので、夜10時前には
すべてのカットを撮り終えることができました。

ちなみにこのボンネットバス、高速道路は走れないので下道で茨城まで帰ったそうです。
何十年も前のバスがいまだに元気に走っている姿はちょっと感動ものでした。

 

このシーンは、第2回の放送でご覧になれます。

 

 

ご注目!! 

  明日、日曜日午後3時30分から好評につき

  総合テレビで第1回の再放送があります。

  見逃した方はぜひ、ご覧ください。

 


「四十九日のレシピ」(全4回)の放送は、

第2回 2月22日(火)総合 夜10:00~10:48

第1回<再放送> 2月20日(日) 総合 ひる3:30~4:18

 

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2011年02月17日 (木)「四十九日のレシピ」 その33 放送始まっちゃいました


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


第一回の放送がついにスタートしました。
ご覧いただいたみなさん、本当にありがとうございます。

 

 

01_16_014.jpg

 

 

思い起こせば、出版されたばかりの原作本を「面白そうなタイトルだなあ...」と手にとって
読んだことがすべての始まりでした。読み始めたら、つらくて、哀しくて、可笑しくて、
一気に読みきってしまったのがおよそ一年前のことです。

第一回をご覧いただいたみなさんが、あのときの私と同じような思いを抱いていただけたら
幸いです。

 

 

さて、ここで告知を二つ。


今度の日曜日(2/20)に、第一回の再放送があります。

見逃した方、録画し忘れたことを後悔している方は、ぜひご覧&録画を願います。

  <再放送> 2月20日(日) 午後3時30分~ 総合テレビ

 

 

もうひとつは、明日(2/18)朝放送の「あさイチ」に風吹ジュンさんが出演します。

プレミアムトークのコーナーで、「四十九日のレシピ」の話題はもちろん、いつまでも若く
美しいその秘訣なども大公開?されると思いますので、要チェックです。

  「あさイチ」 2/18(金) あさ8時15分~9時54分 総合テレビ      

              ※風吹さんの出演は、プレミアムトークのコーナーです。

 


話題沸騰!アクセス満員御礼のツイッターは

 @nhk_drama10  で検索を。

 

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「四十九日のレシピ」の放送は、

第2回 2月22日(火)総合 夜10:00~10:48

第1回再放送 2月20日(日) 総合 ひる3:30~4:18

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2011年02月15日 (火)「四十九日のレシピ」 その32 いよいよ放送はじまる...少し前


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


今日のお昼、「スタジオパークからこんにちは」をご覧いただけましたでしょうか?
昨夜の雪の影響がどう出るかと心配しましたが、スタジオ前に集まった方の人数の多い
こと。そのうえ社会科見学の小学生も加わって、普段の倍くらいのギャラリーで埋め尽く
されました。

 

110215_130505.JPG

 

伊東さんが年配の方に人気なのは分かるのですが、小学生にもけっこうな人気です。
さすがに様々なバラエティー番組のレギュラーを長くやっているだけのことはありますね。

 

昨日のブログで伊東さんが撮影待ちの間、よく鼻歌を歌っていると書いたところ、
「どんな曲を鼻歌してるの?」
という問い合わせをたくさんいただきました。


よし、今日のブログネタはこれだ!とばかりに、出番前の伊東さんにたずねました。

「どんな曲を鼻歌でやってるんですか?」

「そのとき次第ですね」

「やっぱり、懐メロですか?」

「いや、クラシックですね」

もらった! これはもうちょっと取材すれば、格好のブログネタだ!!
と思ったところで出番となりましたので、あとで追加取材と思ったのですが、

なんと、スタパ最後の質問コーナーで、「どんな鼻歌を?」というフリップが出てきた
じゃありませんか。

伊東さん、適当に受け流して、「いろいろですね・・・」くらいで止めておいて!
と思った途端、サービス精神旺盛な伊東さんは
「クラシックですかね」
「その日その日のテーマがあってね...」
「ワルツだっていろいろあるでしょ」
などと、丁寧に可笑しく答えていました。

というわけで本日の記事は、スタパに特ダネを抜かれてしまったので、ありません。
あしからず。

 

今晩は、放送前から放送後にかけて、PCの前で私とITの精鋭スタッフがスタンバイを
しています。みなさまの「つぶやき」にレスポンスする所存ですので、よかったらドラマを
ご覧になった感想などお寄せ下さい。

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2011年02月14日 (月)「四十九日のレシピ」 その31 昼も夜も放送します! 


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


いよいよ明日夜10時から放送ということで、いろいろ書きたいのはヤマヤマなれど、
なかなか時間がありません。

というわけで、「四十九日のレシピ」のことをよく知りたいあなたは、


2/15(火) 13:05~ 生放送

「スタジオパークからこんにちは」 をぜひご覧下さい。

 

この方が出演します。

 

101018_162536.JPG

 

 

 

   写真は良平40歳くらいの頃を演じる
   伊東四朗さんです。

   

   風が強くて髪の毛が乱れてます。
   いかにも昭和な感じでしょ。

 

 

 

 

 

 

普段、撮影現場では時おり鼻歌なんかを歌っている以外は、わりと寡黙で静かですが、
サービス精神は旺盛な方なので、きっと面白いお話が出てくると思います。
きっと、ドラマの裏話なんかもどっさりと・・・

 

と、伊東さんばかりに頼っているわけにもいかないので、小さなネタを一つ。

 

 

PB070182.JPG

 

何の変哲もないカレンダーですが、これは作りモノの小道具です。
フラワーショップ「ハピネス」という近所の花屋からもらったカレンダーという設定です
かね。架空の住所が書いてあります。

おそらく井本が書いたものではないかと思われる赤丸印が、12月4日(土)に付けられて
います。そして、「四十九日」という文字も。


ということは、乙美さんが亡くなったのは、去年の10月だったんですね

 

 

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2011年02月12日 (土)「四十九日のレシピ」 その30 投げる女 は 殴る女 の本歌取り


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


今日、ツイッターで土スタ出演の和久井さんに質問ありますか?とつぶやいたところ、
当ブログその27「投げる女」で触れた、和久井さんが携帯電話をカメラ脇で投げることに
なった話題について、

「なぜ、和久井さんは助監督に代わって、携帯電話を投げるつもりになったのか?」

尋ねて欲しいとの要望をいただきました。


生放送を終えて控え室に戻ってきた和久井さんに早速聞いてみました。

「どうして、携帯電話を投げる気になったんですか?」

「えっ!?」

しばらく、阿弥陀如来のような柔和な表情のまま黙って考えながら、

「だって、そうするのが当然だと思ったので...」

「断ると監督が可哀想だと思ったんでしょう?」

「いえいえ、普通にそうするものだと...。でも、うまくいかなくて、皆さんにご迷惑を
 かけてしまって...」

と、和久井さんは恐縮しています。

 

そんなことはありませんよ。
和久井さんがインタビューを受けていた20分間、何度も何度も携帯は放り投げられてはNG
を繰り返していたのですから、わずか4~5回で成功するなんて凄い集中力です。

まさに和久井さんの魅力は、その集中力とそこから生まれる大いなる脱力だと思います。

今日の土スタの和久井分析コーナーは、まさにそんな和久井さんを象徴しているような答えの
オンパレードでしたね。


恐るべし和久井映見・・・。

1_53_003.jpg

 

稀代のコメディエンヌかも知れません。

 

そんな和久井さんの魅力がたっぷりつまった「四十九日のレシピ」は、2/15(火)から
放送開始
です。ぜひ、ご覧下さい。

 

告知

2/15(火)13:05~ スタジオパークからこんにちは

熱田良平役の伊東四朗さんが出演します。

こちらも忘れずチェックしていただきますよう、お願いします。

 

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2011年02月12日 (土)「四十九日のレシピ」 その29 和久井さんin土曜スタジオパーク


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


本日放送された土曜スタジオパークに和久井映見さんが出演しました。(拍手!)

 

110212_160424.JPG 

 

なぜ、拍手するほど嬉しいかと申しますと、NHKでは番組宣伝する機会が少なくて
なかなか視聴者のみなさんに、「四十九日のレシピ」もうすぐ放送だよ!とか、こんな
出演者で面白そうでしょ!とか、お伝えする機会が案外少ないのです。

 

待望の土スタ出演で和久井さんは何を話したのか?は、番組でご堪能いただけたと思い
ますので、ちょっとしたこぼれネタを。


今日の土スタ・技術スタッフに「四十九日のレシピ」のメンバーが入っていました。

 

 

110212_133341.JPG
TD(テクニカル・ディレクター)のO倉さん。

じつは今、私が制作に関わっている
BS時代劇「新選組血風録」のTD
でもあります。

酒が入れば百人力の名TDです。

 

 

 

 

110212_133357.JPG

 

照明チーフのN澤さん。

私の経験上、照明さんは頭髪が
淋しくなりやすいという統計が
あるのですが、そのデータを
打ち破る革新的照明マンです。

 

 

 

彼らはまさに志願して今日の土スタ・スタッフに加わったのです。

そのほか、番組スタッフには入っていませんが、当ブログでは何度か登場したひげの
カメラマンなどがスタジオに顔を出していました。


いま思い返してみると、「四十九日のレシピ」の撮影中は、けっこう幸せな時間だったなあ・・・
と感じます。

今日集まったスタッフみんなもそんな気持ちなのでしょうね。

 


本日の放送で、和久井さんの仕事ぶりについてスタッフの証言というコーナーがありました。
メイクのTさんの証言は取り上げられましたが、じつは私の証言も構成台本に入っていたのに、
その時点で3分ほど押していたので、あえなくカットされてしまいました。

 

プロデューサー・Gさんの証言

「和久井さんは、白身魚!」

なんとも扇情的なタイトルではありませんか。

 

これについては、またネタがなくなったときにでも、アップすることにしましょう。


あ、ツイッターでアップを予告した、
「なぜ、和久井さんは携帯電話を投げるつもりになったのか?」の答えについては、
本日夜半に更新予定のブログで書くことにいたします。

 

さて、2/15(火)から放送開始です。
ぜひ、ご覧になって、みなさんも幸せな時間をお過ごし下さい。


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2011年02月11日 (金)「四十九日のレシピ」 その28 小ネタ写真集①


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


放送を来週にひかえ、なんとかブログも活況を呈しているように取繕おうということで
本日は秘蔵写真の公開でお茶を濁しましょう。

 

まず、一枚目。


PB280341.JPG

 

百合子5歳。
七五三の記念写真ですね。

33年前ということで、
伊東さんも風吹さんも
若い頃の扮装をしています。

 

 

 

 

 

じつはこの写真撮影が、番組の収録では一番初めに行われた撮影でした。


メイク室から撮影場所のリハーサル室まで歩く道中、伊東さんはブツブツと言っていました。
「本当にいいのかねえ、これで。(自分の)息子と同じ年の設定だよ」


いやいや、ご心配なく。
ベンジャミン伊東の頃にすっかり戻ってましたよ。

 

 

次はNHKらしい小道具というか、目隠し用ポスターです。

 

キャプテン・ブランドの缶コーヒー。

自動販売機の横に貼ってありました。

 

PB270319.JPG

 

ネーミングのダサさ加減も絶妙な設定ですね。

 

でもって、自販機の正面には、こんなポスターが。

 

PB270318.JPG

 


GOKURAKUENという、どこかで聞いたことがあるような、ないような・・・
架空飲料会社の自販機ですね。

 

 

PB270317.JPG

 

自販機の全体像はこんな感じ。 

缶飲料の見本がかすれて見えませんが
これがNHKマジック

 

ブランド名を見せない工夫です。

 

 

あ、もちろん、所有者の方には
了解をいただいています。

 

 

 

と、ここまで一生懸命に擬装してもらったのですが、

ドラマの画面には一度も映っていなかった気がします。残念!

追加情報

2/12(土)14:00から「土曜スタジオパーク」に和久井映見さん出演。

お見逃しなく!

 

 

さて、「四十九日のレシピ」はいよいよ、2/15(火)から放送開始です。

一度見たらクセになること請け合い! 

ぜひ、初回からお見逃しなきよう。

 

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2011年02月09日 (水)「四十九日のレシピ」 その27 投げる女


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


主人公が大空に向けて蹴ったサッカーボールが、見事に画面の中央を青空の彼方に
消えていく・・・なんて場面を、みなさんドラマで見たことがあると思います。

なんてことのない平凡なカットだと思われるかも知れませんが、案外こういう撮影が難しい
モノなんです。

カメラが狙っている空間に向けてサッカーボールやリンゴや十円玉を投げ入れるだけ、
と言えばそうなのですが、ぴたりと狙った位置に投げられるのはもはや偶然と言うべき確率
でして、何度も何十度もやり続けることになるのです。

「四十九日のレシピ」では主人公の百合子が携帯電話を投げるというシーンがあります。

投げる百合子のバストショットは当然、和久井映見さんが演じて撮影しました。
でも投げられた携帯を撮影するときは、和久井さんが投げるわけではありません。

こういう場合はたいてい助監督がやるのですが、何度も何度も失敗していると次第に周り
のスタッフからのプレッシャーが強くなってくるのを感じます。

「いつまでやってんだよ」
「このヘタくそが」

なんてことは誰も言わないけれど、きっとそう思っているに違いない・・・と考えれば考える
ほど、腕や肩に力が入って狙いが定まりません。
けっこうなベテランでも難しいモノなんです。

百合子が携帯を投げるカットを撮り終えた和久井さんが、インタビュー取材を受けている間、
ドラマスタッフは百合子が投げた携帯が空を飛ぶというカットの撮影を続けました。

 

PB150243.JPG

 

インタビューに答える
和久井さん。

この間20分ほど、
スタッフは「空飛ぶ携帯」を
撮り続けていました。

 

 

 

 

 

※このインタビューの模様は公式ホームページの「関連動画」でご覧いただけます。
 公式HPはこちら⇒
四十九日のレシピ
 

 

ところが上手くいかないようで、和久井さんがインタビューを終えて撮影現場に戻って来ても、
まだ終わっていません。

自棄になった西谷Dが「和久井さんやってみませんか」と言い出しました。
まさか本人がやったら上手くいくなんてことはまずあり得ませんから、和久井さんは「いいえ、
ちょっと」
とやんわり断ると思いましたが、和久井さんは「あ、そうですね」と言うが早いか、
カメラの脇にスタンバイしてしまいました。

どこに投げればいいですか? なんて、和久井さんはやる気マンマンです。

 

 

PB150244.JPG

 

 投げた直後。

 スタッフの様子から
 すると、どうやら
 失敗のようです。
 

 

 

 

 

 

PB150245.JPG

 

 しかし、諦めずに
 数度目のトライ。

 投げる女の目は
 真剣です。

 

 

 

 

 

 

そしてなんと、わずか4~5回でOKテイクをモノにしました。

これには和久井さんの集中力に驚くとともに、他に手がなかったとは言え、和久井さんを
起用してしまう西谷Dの慧眼に脱帽しました。


和久井さんが投げる女の真髄を発揮したカットは、第1回の中でご覧いただけます。

 

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明日10日(木)よりツイッターで大いにつぶやく予定ですので、そちらもよろしくお願いします。@nhk_drama10


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2011年02月01日 (火)「四十九日のレシピ」 その26 PR作戦・セカンドバージンを超えろ


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

さて本日は、1/30(日)に某所で展開された前代未聞のピンポイントPR作戦の様子を
リポートします。


本日の中継現場は、埼玉県川越市の南大塚駅近くにあるスーパーの店先です。
現場リポーターの西谷さん・・・

 

IMG_7767.jpg

 

すいません、音声回線がまだつながっていないようです。
しかし、入口脇のガラスのようですが、勝手にポスターを貼って大丈夫ですか?

それに、その粘着テープ、どうみてもレジの隅にあるようなやつに見えますが、ちゃんと
許可を取ってやってるんでしょうか?
 

心配です。

 

  ↓    ↓    ↓    ↓    ↓

 

IMG_0847.jpg

 

あ、店長さんらしい方が笑顔ですので、問題はなさそうですね。
それにしても赤いねじり鉢巻きがよくお似合いで・・・

 

西谷さん、とりあえずポスターを2枚貼ってPR作戦を終了したということですかね。

現場の西谷:セカンドバージンのポスターが一枚まだ貼ってありました。
         その上に一枚、その横にさらに一枚貼らせてもらいました。

 

IMG_0076.jpg

 

現場の西谷:店長さんも、快く協力していただき、無事「セカンドバージンを超えろ」
         PR作戦が終了しました。以上、川越市よりお伝えしました。


西谷リポーター、自己満足度の100%のPR作戦遂行、ご苦労さまでした。

 


じつはこのスーパー、連続テレビ小説「つばさ」の撮影で何度かロケをさせていただ
いた場所です。

西谷Dがここに、同じドラマ10枠で放送した「セカンドバージン」のポスターが掲示
されているという情報を小耳にはさみ、それならばということで、私たちのドラマの
ポスターを持参して貼らせてもらったのです。

 

店長さん、わけの分からない突然のお願いですいませんでした。

 

いずれ、あなたの所にも「四十九日のレシピ」のポスターを持った怪しい中年男が押し
掛けるかも知れません。

そのときは広いお心でご協力いただければ幸いです。

 

公式HPはこちら→ 四十九日のレシピ


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2011年01月28日 (金)「四十九日のレシピ」 その25 もう試写会です


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。
ずいぶんと長い間、更新しないままでスイマセンでした。

このドラマのポスプロ(編集、音入れ作業)や広報活動に加えて、
先週からBS時代劇「新選組血風録」(4月3日放送開始)の撮影が始まり、
私自身は未曾有の大混乱です。

 

そして、ついに「四十九日のレシピ」の記者試写会&出演者取材会が開かれました。

 

P1190376.JPG

 

試写会当日のNHKロビーは
こんな感じで、

「四十九日のレシピ」デー
といった様子。

 

 

 

もうちょっとポスターをよく見たいとおっしゃるあなたのために・・・

 

P1190375.JPG

 

 

さて、試写会はNHKでいちばん大きい試写室で行われました。

 

P1200378.JPG

 

ちょっとした映画館のような感じです。

 

P1200377.JPG


 こちらの女性は広報のY澤さん。
 今日の試写会&取材会を取り
 仕切ってもらいました。

 Y澤さんはNHKで働いていますが
 実は企業間人事交流でNHKに
 来た人で、まあ平たく言えば、期限
 付きレンタルで海外に移籍した
 サッカー選手のような人です。

 

 

この日の取材会はY澤さんのハットトリックのおかげで、大成功でした。

その模様は「コレ見てMOVIE」に取材会の動画が掲載されていますので、
ぜひご覧下さい。

 

あ、それから、「四十九日のレシピ」公式HPが、とうの昔に公開されています。
かなり遅いPRではありますが、未見の方は一度チェックをお願いします。

 

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2011年01月15日 (土)「四十九日のレシピ」 その24 はたらく車とVFX



ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

 

その昔、「はたらくおじさん」という教育テレビの番組がありました。いろいろな仕事を紹介
する番組でしたが、とくに好きだったのが消防車、タンクローリー、バスなど車が登場する
時でした。

今日は「はたらくおじさん」へのオマージュとして、
このドラマに登場する車両をご紹介します。

 

原作でもかなり印象的に描かれているこの車。

 

101018_131823.JPG

 

 

バタバタという水平対向エンジンの音が特徴的なドイツ車です。すでに生産終了になって
30年以上は経ちますので、町で見かけることも少なくなりました。

 

 

101018_131857.JPG

 

 

じつは熱田家と因縁深い車、という設定
なので、どうしても黄色いこの車が必要
でした。

廃車になっていたものを、新たに車検を
取り直してもらったようです。

 

 

 

 

 

 

 

車検を取ったのが東京だったので、この車のナンバープレートは「品川」ナンバーです。
しかし、ドラマの舞台設定は神奈川県西部のため、「品川」ナンバーで走り回っては妙な
ことになります。

 

そこで、こんな手を使います。

 

PB280343.JPG

 

 

上の写真は劇用に作った架空のナンバープレートです。

これを実際の車に取り付けて走る・・・と、道路交通法違反になりますね


そこで私たちはこのナンバープレートをカメラで撮影して、その映像と実際の車の映像を
合成して、あたかもそのナンバープレートが元々取り付けられていたかのようにしてしまう
わけです。

しかし、車は動くので揺れたり、走り去るときは徐々に小さくなったりして、合成というのも
半端な手間ではありません。つまり時間もお金もそれ相応に必要になります。

そこで、プロデューサーとしては、走行シーンはナンバーが見えないようなアングルで撮影
してちょうだい・・・と監督やカメラマンにお願いするわけですが、いつもそう上手くいくわけ
ではないのが実情です。

今回も何度かそんな目立たない映像合成(VFX)シーンがありますので、このドラマを
録画して3度目に見るときには、ちょっとだけご注目してみて下さい。

 

まあ、何も分からないはず・・・ですけども。

そうでなきゃ、苦労して合成した甲斐がありません。

 

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2011年01月12日 (水)「四十九日のレシピ」 その23 その男、セッシュせよ


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

 

Q.ハリウッドの大スターだった日本人俳優といえば誰を思い浮かべるでしょうか?

 渡辺謙。いやいや、往年の大スターですよ。

 三船敏郎。けっこうイイせんですが、もう一声。

 ナンシー梅木。悪くないアプローチですけど、男性です。


じゃあ、ヒントを出しましょう。

下の写真をご覧ください。

 

 PB270304a.JPG

 

  あ、この地方出張中の刑事さんのような方が、

 往年のハリウッドスターというわけではありま

 せん。これはヒロイン百合子の夫・浩之役の


 宅間孝行さんです。

 

  この写真におかしなところがないでしょうか?

 

 格好つけた宅間さんの表情がおかしい・・・

 というのは誰でも気づくところですね。
 でも、今回の注目点はそこではありません。

 

 

 

宅間さんの身長が後ろのスタッフにくらべてかなり高く見えることが少々気になり
ますね。身長差30センチ以上はありそうですが、宅間さんのプロフィールを見る
限り、そこまで二人の身長差はありません。

 

じつは、こうなっているんです。

↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓

 

 

PB270309.JPG 

 

 

業界用語で「箱馬」と呼ばれる木の台に乗っています。

なぜそうなっているかと言いますと、駅の全景ショットを撮るとします。
こんな感じで・・・

 

 

PB270291.JPG

 

ホームの屋根のある部分、
左の柱の前に宅間さんは
立っているのですが、下から
あおり気味に撮っているので
宅間さんが全く見えません。

 

そんな時、カメラマンがこう叫びます。
浩之さんをセッシュして!

 

 

すると美術さんが箱馬を持ってきて、宅間さんの足もとに置きます。
まだ、足りない。もっとセッシュして!

というわけで、こんなことになります。

↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓

 

PB270310.JPG 

 


箱馬3段積みセッシュ。
なかなか見たことがない見事なセッシュでした。

 

で、本日冒頭の質問に戻ります。
Q.ハリウッドの大スターだった日本人俳優といえば誰を思い浮かべるでしょうか?

答えは、早川雪洲(せっしゅう)です。

彼が歩く先に水たまりがある時には、ファンの女性が着ていたコートを脱いで水たまりの
上に置いた・・・なんて話があるくらいに、ハリウッドで大成功を収めた俳優さんですが、
彼にはひとつ問題がありました。

それは身長が低くて(とは言っても、170センチ以上あったようですけど)、女優さんとラブ
シーンを撮影する際にバランスが悪いことがよくあったらしいです。
そんな時、早川雪洲さんの足もとにかさ上げの台を置くようになり、それが「セッシュウする」
という言葉になったと言います。

「セシュウする」が日本に伝わって、そのうち「セッシュする」という縮約形になった
みたいですね。

 

本日はドラマを見終わったあとも役立つマメ知識でした。

 

最後の写真、3段箱馬を懸命に押さえているのはサード助監督のF嶋クン。箱馬はテープ
でグルグルに巻かれてずれないようにはなっていますが、宅間さんがバランスを崩さない
ように、撮影中ずっと押さえていました。

おそらく彼は早川雪洲が「セッシュ」の語源だということを知らないでしょう。
いや、早川雪洲の映画なんて見たこともないはず。勉強だよ、F嶋クン。

ちなみに私は「戦場にかける橋」でしか雪洲さんを見たことはありません。

 

「四十九日のレシピ」の放送は、
平成23年2月15日(火)から、全4回
(総合)夜10:00~10:48


「四十九日のレシピ」公式HPのプレサイトはこちら⇒四十九日のレシピ

 

 

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2011年01月08日 (土)「四十九日のレシピ」 その22 新年は足元から


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


兎(うさぎ)年の2011年が始まりました。

ということで、私たちのドラマに出演しているウサギさんからごあいさつを。

 

PB040174.JPG

 

 

一説には、ウサギではなくクマだとも言われていますが、本当のところは分かりません。

え、そんなことはどうでもいい。

あっ、みなさんは「このふくらはぎがいったい誰のものなのか?」に興味を持たれて
いるわけですね。

 

 

でも、誰のふくらはぎかを明かす前に、もう一枚とっておきの写真をお見せしましょう。

けっこう可愛くてイケてます。

 

 

PB150233.JPG

 

 

 

どうですか、このブタくん

前足と耳の具合がとても
愛くるしい靴下でしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラマの中では他のパターンの動物靴下も登場しているはずです。
たぶん全部で4種類くらいはあったような・・・。


4種類すべてを撮影しようとしたのですが、ロケ現場に行くたびに彼女の足もとに跪いて
カメラを構えているものだから、マネージャーさんから「足フェチ」のプロデューサーと警戒
されてしまい、残りは撮りそびれてしまいました。

 

 

さて、私が肉薄したふくらはぎの主はこちら。

 

井本役の徳永えりさんです。

 


PB040169.JPG

 

写真はインタビューに
答えるえりちゃん。

 

もちろん足もとには動物
靴下をはいているハズ。

 

 

 

 

ドラマの画面ではなかなか靴下まではアップで映らないと思いますが、徳永さん演じる
井本のキャラクターを象徴するアイテムとして衣装さんが用意したものです。

ほとんど意識して見られることはないけれど、画面の端々にちらちらと見え隠れすることで
ドラマの「におい」を伝える一助になる、そんな小道具(というか衣装)でしょうね。

 

録画して二回目に「四十九日のレシピ」を見るときには、そんなところもご注目を。


「四十九日のレシピ」の一回目の放送は、
平成23年2月15日(火)から、全4回
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2011年01月02日 (日)「四十九日のレシピ」 その21 新年から"四十九日"ですいません 


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

 

明けましておめでとうございます。


いよいよ「四十九日のレシピ」が放送される2011年を迎えました。

わずか4回の放送ですので、お見逃しなきように。

 

 

PB160259.JPG  

     (写真)熱田家の前を流れる川の夕景
    

       とくに意味はないのですが、新聞の迎春広告のノリで・・・

 

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2010年12月30日 (木)「四十九日のレシピ」 その20 カメラマンは高みを目指す


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


もう12月30日。
今年もあと1日半を残すのみとなりました。


ここのところ狭っ苦しいスタジオの話ばかりだったので、2010年最後の話題はヌケの
良いロケのネタで締めくくりましょう。

 

とは言うものの、スカッと爽やかな青空のようなロケネタなど何も思いつきません。

と言うことで、ずっと疑問に思っていた"あの事"について書くことにします。

 


撮影現場で一番高い所にいる人は誰か、ご存知でしょうか。

監督? 

いえいえ、精神的な意味とかそういうことではなく、文字通り物理的に高い所にいる人
のことです。

 

それはたとえば、こんな感じ。

 

PB150231.JPG

 

照明や音声スタッフは道路上で
作業していますが、カメラマン
2段に組んだイントレの上に立って
撮影しています。
(見えているのは足だけですが...)

※先日も使用した写真でスイマセン

 

 

 

 

なぜかカメラマンというものは高いところが好きなようです。


撮影用クレーンの上に乗ったり、高層ビルの足場から身を乗り出して撮影したり、ほら
ヒマラヤ登山を撮影している番組なんかありますが、あれってカメラ担いで岩場をよじ
登っているんですよね、カメラマンが・・・

 

今回のドラマでは、それほど危険な高所はありませんでしたが、それでも気づくと「どこか
の上」に登って撮影をしているんです、ひげのカメラマンが。

 

PB270321.JPG

 

 

ファインダーをのぞいていると恐怖心というものが起きないのか、わりと大胆なこと
をやってしまうものなのでしょうか。

 

たぶんおだてれば、銭湯の煙突の上にだって登りそうな気がします。

 

 

 

細心の計算で作り上げたプランを大胆に遂行するのがカメラマン。
常に現場で高みを目指すカメラマンの頑張りには頭が下がる思いです。

 

そんなカメラマンがおだてられて撮影した会心の「四十九日のレシピ」の映像を
ぜひご覧下さい。


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では、みなさん良いお年を。来年もよろしくお願いします。

 

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2010年12月26日 (日)「四十九日のレシピ」 その19 スタジオ撮り切り第1号


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


撮影が進んでいけば、必ずスケジュール表に"撮り切り"とか"撮了"という文字が
見られるようになります。

 

PC120361.JPG

 


これはその出演者のラストの撮影シーンですよ・・・ということを明らかにするための印と
いうか、忘れないための重要なマークです。

スケジュール表を見れば、どの出演者がいつ収録を終えるのかが分かるので、この時間
にはスタジオに絶対に居なければ!と確認できるわけですね。

 

で、スタジオ収録で一番最初に撮了を迎えたのはこの人でした。

 

 

PB040165.JPG

 


百合子の幼少時代を演じた畠山彩奈ちゃん。

 

スタジオセットでの撮影は半日もなかったので、撮り始めたと思ったらもう終わりです。

 

 

 

PB040166.JPG

 

 

何だかとても大きい花束を持っている
ように見えます。

 

でも、大人の出演者の方に渡す花束の
半分以下のサイズで注文したはずなの
ですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

その可愛い笑顔でスタッフや共演者を癒してくれた彩奈ちゃんでしたので、"撮了"
とても残念でした。


彩奈ちゃんは第1話から登場しますので、ぜひご覧ください。

 


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2010年12月23日 (木)「四十九日のレシピ」 その18 ロケとスタジオの境目


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


先日書いた<つながり>の続編。
今回はセットの<つながり>についてお話をしましょう。


まずはこの写真。

 

PB150229.JPG

 

さいたま市某所にある「熱田家」のロケセットです。

実際にお住まいになっている家を借りて撮影していますので、○○さん家の表札の上に
作りモノの表札を被せているのです。

 

 

PB150231.JPG

 

家から出てくるのは、
伊東四朗さん (熱田良平)と
徳永えりさん(井本幸恵)。


玄関扉を出たあとのお芝居
はこのように、ロケで撮影
をしていました。

 

 

 


家の中のシーンは緑山スタジオにあるセットで撮影していることは、ここのところ
続けざまにご紹介していますのでみなさんご存知だと思います。


では、問題です。

 


Q 玄関扉を開けた状態のシーン(玄関外と中に人が立って会話をしているような
  シーン)はロケで撮るのでしょうか? それとも、スタジオで撮影するので
  しょうか?

 


ロケでお借りしているお宅で撮影するとなると、スタジオセットとロケセットの家の内装が
同じでなければいけませんね。

スタジオで撮影するとなると、スタジオにロケセットのお宅と同じ玄関前の庭を再現
しなければいけませんし、ね。

 

 


答えは、こちらの写真。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 

PB070189.JPG

 

 

スタジオで熱田家玄関の前にたたずむ和久井映見さん(熱田百合子)が見えますね。
まあ玄関と言っても、ドア以外はべニア丸出しのスタジオ・セットです。

スタジオセットの玄関扉は実際のお宅のものと同じなのがお判りいただけますか?

つまり、ロケセットとスタジオセットはこの玄関扉1枚で<つながって>いるのです。

手前には植木が見えますが、これがロケセットにあった庭の役割をしているのです。

 

ということで、玄関扉を開けた状態のシーンは「スタジオで撮影する」というのが正解でした。

どれくらい自然に上手に<つながって>いるかは、ぜひ放送でお確かめ下さい。

 


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2010年12月17日 (金)「四十九日のレシピ」 その17 つながりが大切


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

およそ2週間ぶりの更新になってしまいました。

じつはいま、この「四十九日のレシピ」と平行して、来月から撮影の始まる時代劇の準備
をしているところで、少々へたり気味でした・・・

 

さて、今日の話題は―


ドラマの現場では<つながり>という言葉をよく使います。

① 1カット目の最後、役者Aは右手を左胸に当てていた。
② 2カット目を撮影する際、役者Aは右手で口を押さえる動作から芝居を開始した。

さて、①と②を編集してつなぐと、どうなるでしょうか?

そうです、役者Aの右手が左胸から口元に瞬間移動してしまいますね。

つまり...あり得ない<つながり>になるわけです。


こんな状況を避けるためプロの役者さんは、このセリフのときには右手を口に当てて
いた
とか、コップを持ちあげてため息をついたとか、<つながり>を覚えています。

でも、何カットも撮影したあとで、40分前にやった芝居の動作をもう一度再現しろ
と言われたら、「あれ? 右手はどうしてたかしら・・・」となっても不思議では
ありません。

 

 

そんな時のためにこの人がいます。

 

PB210273A.JPG

 

常にモニターの前で陣取っている右側の女性・・・記録とか、スクリプターと呼ばれる
スタッフです。

あるカットのとき「左足から部屋に入った」とか、「セリフの最初では天井を見ていたけど、
セリフ終りでは相手を見てしゃべっていた」
とか、「食べかけのソフトクリームの渦巻きの
段数は3段」
とか、細かく台本にメモをしながらモニターを見ています。

でも、それ以上に「お芝居の感情」の<つながり>を冷静に判断するのが、記録さんの
大切な仕事です。お芝居を一番理解してコントロールするべきは監督ですが、往々に
してのめり込むあまり、判断を誤ることがママあるので、最後の頼りは記録さんなのです。

 


101102_085802.JPG

 

   右の写真は

   「判断を誤る監督」

   のイメージ。

 

 

 

 

本当は美術セットについての<つながり>を話題にしようと思っていたのですが、
記録さんの話になってしまいました。

セットの<つながり>については、また後日。

 


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2010年12月03日 (金)「四十九日のレシピ」 その16 スタジオ雑記


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


ブログのネタにならないかと写真をたくさん撮ってはいるのですが、どう組み合わせても
まとまったストーリーにはならない、単発ネタの写真がたくさんあります。

本日は苦し紛れに、使いみちが思いつかない写真たちをご紹介します。

 

 

PB100225.JPG

 

 まずは、この赤色回転灯

 

 M-1スタジオ入口の天井に取り付け
 られています。

 さて、どんな時に発光回転するので
 しょうか?

  ① NGが出た時
  ② 火災が発生した時
  ③ VTRが回っている(録画)時
  ④ 本番時に扉が開いた時
  ⑤ 役者が怒り出した時

 

 

 

 

最初、火災警報器の非常音のような「ジリリーン」という音が響いて、赤色に光りだした時
にはびっくりしました。この手の回転灯には、悪いことをしていなくてもドキリとする効果が
ありますね。

 

で、答えは、

     ↓     ↓     ↓    ↓

  

ご明察!その通り。

 

 

  ③のVTRが回っている時、でした。

 

 

続いて、この写真。

 

PB080198.JPG

 

 

特に意味はないのですが、モニターから松が生えているようで面白いかなと・・・

モニターに映っているのは伊東四朗さんと和久井映見さんですね。
手前の箱馬に座っているのは西谷Dです。チェック中でしょうか。

テレビドラマの場合、ディレクターは副調整室というスタジオとは別にあるコントロール・
ルームに居ることが普通なのですが、このドラマでは1カットづつ撮影しているので、
西谷Dはずっとスタジオ・フロアにいたようです。

 

 

そして最後は、どうしてこんな写真を撮ったのか?


何だかよく覚えていないものです。

 

PB070187.JPG

 

台所あたりを裏側から見るとこんな様子なのですが・・・それだけです。
でもそれだけじゃ、つまらないので小さな情報をひとつ。

手前の窓下にある腰壁部分にシールが貼ってあるのがお判りになりますか?

この腰壁の部品は、土曜ドラマ「ハゲタカ」で使用された部材らしいです。
シールに「ハゲタカ」と記されていました。

まあ、それだけですけど・・・

 

ともあれ、浮かばれない写真のよい供養ができました。

お読みくださってありがとうございました。

 

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2010年11月30日 (火)「四十九日のレシピ」 その15 歓迎!原作者御一行・後編


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


原作小説の作者である伊吹有喜さんと編集者さん御一行の「わぁー」をめぐるスタジオ
見学記の後編です。


玄関セットの見学を終えて庭側に回ったころ、ちょうどドライ・リハーサルが始まるところ
でした。全員が芝居場になっている居間や仏間に入り切れないので、廊下や庭から
リハ―サルを覗き見るしかないスタッフが必ずいますね。

 

101102_130647.JPG

 

ちなみにドライ・リハ―サルというのは、セットでカメラを回さずに行うリハーサルのことです。
今回はリハ室などで事前に行うリハーサルは一切行わず、毎シーンの撮影を始める前に
ドライ・リハをする形になっています。

<ドライ・リハ→テスト→本番>という流れで撮影をしています。

 

風吹ジュンさん演じる、乙美さんの作業部屋のセットがちょうど空いていたので、伊吹さん
御一行はそこの縁側に座って撮影の見学です。

「わぁー、親戚の家にいるみたいですね」

そう言われてみれば、この熱田家はそんな感じです。

 

PB070193.JPG

 

お盆や法事のときにお邪魔する、叔父さんやお祖母ちゃんの家のような・・・という形容が
しっくりくる造りの典型的な日本家屋です。

 

ドライ・リハーサルが終わって、そのあとは各カットを1カットづつ撮影していくので準備に
けっこう時間がかかります。その間に伊吹さん御一行を台所にご案内しました。


「わぁー!!」


おおっと、忘れてた。ひときわ大きな「わぁー」です。

 


それが、これ。

 

PB070181.JPG

 

台所には乙美さんが整理整頓・機能的な収納にこだわった形跡があちこちにあります。
その一つがこの収納棚。ちょっと変わった食材や保存食のようなものが、ビンに入った形で
整然と並べられています。隅に立てかけられた雑誌・書籍の類を見て、

「わぁー! そうそう、こういう感じなのよねえ」

と伊吹さんのトーンが一段高くなっています。
乙美が買っていたと思われる雑誌の雰囲気やら新聞の切り抜きやら、そういった細々とした
小道具が小説を書いていたときのイメージにとても近くて、感激していらっしゃる様子。

「細かいところまで手を抜かずに作ってるんですね」と感心していただきました。


美術さん、やりました!

伊吹さんの「わぁー」2、いただきましたよ。

 

 

伊吹さん御一行はこのあとも幾度かの「わぁー」を発しながら、

 

PB030157.JPG

 

   ラストは灼熱の庭での記念写真です。

 

 

   中央が伊吹有喜さん。

   両脇は担当編集者の
   お二人です。

 

 

 

 

放送を楽しみにしています!!というエールの言葉を残して、
伊吹さん御一行はスタジオを後にされました。

 


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2010年11月27日 (土)「四十九日のレシピ」 その14 歓迎!原作者御一行・前編


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

 

私、この日は朝から緊張していました。

何しろこのドラマの元になった小説「四十九日のレシピ」の原作者・伊吹有喜さんが
スタジオ見学に来られるからです。

とくに伊吹さんが怖い人というわけではないのですが、原作者と言えばこの物語について
全てを知って全てを見とおしている方なわけで、我々がいい加減なことをやっていると、
伊吹さんをがっかりさせてしまうことになります。

 

というわけで、私は少々緊張気味にスタジオのあちこちをご案内しました。

スタジオに入る直前に「前室」という準備部屋のようなものがあるのですが、そこで伊吹
さんや一緒に来られたポプラ社の編集者の方々が「わぁー」という声をあげました。

マズイ・・・何事か!? 

 

 


これでした。

 

 

101102_175300.JPG 

徳永えりちゃん演じる井本用のデコデコした携帯電話を見つけた叫びだったようです。

伊吹さんたちのハシャギぶりからは、「そうそうこんな感じ」というようなニュアンスの
「わぁー」だったようで、一安心しました。


前室にはこんな風に、出演者たちの持ち道具(身につける小道具)が置いてあります。

 

 

101102_175238.JPG 

出演者の方々は役のメガネや履き物などをここで身につけて、いざスタジオへ!という
気持ちを盛り上げるのです。

 

ということで、伊吹さん御一行も前室でいくぶん盛り上がって、いよいよスタジオに入って
撮影を見学です。

 

熱田家セットの玄関を見ていたとき・・・

先ほどここで良平があまりの空腹に牛乳を飲み干すシーンを撮影していました、と説明を
していると、目ざとく何かを見つけた伊吹さんが再び「わぁー」という声をあげました。

 

今度は、これ。

 

 

PB030156.JPG 

「神奈川毎朝新聞」という名前に引っかかった模様。

そうなんです・・・原作では愛知県あたりの設定ですが、ドラマではいろいろと大人の事情で
神奈川県西部あたりを熱田家の住所に設定しています。

ごめんなさいねえ・・・設定を変えちゃって。
あ、でも、これは前もって言ってありましたよね・・・

なんて、言い訳をはじめた私の言葉よりも、

「広告まで書いてあるわ」などと編集者の方たちと盛り上がってます。

 

今度の「わぁー」も無問題だったようで、良かった・・・

 

さあ、次はどんな「わぁー」が飛び出すのか?
次回「原作者御一行・スタジオ漫遊記」の後編をお楽しみに。

 


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2010年11月26日 (金)「四十九日のレシピ」 その13 このごろスタジオで流行るもの


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


スタジオでの収録は朝9時から深夜まで行われています。
たとえば、11/2(火)の収録予定は<9:00~24:35>となっています。

 

101102_175414.JPG

 

これが何日も続くわけですから、けっこう大変な労働になるわけで・・・

そうなると時々妙なものが流行ったりします。

誰かがイタズラ半分で始めたことがそのチーム全体に広がって、ちょっとしたブームに
なることがあるようです。まあ、気晴らし憂さ晴らしのようなもんですかね。


で、我らが「四十九日のレシピ」チームの流行りはこれ!

 

PB030155.JPG

 

何だかお判りになるでしょうか?

そう、ドングリです。
ドングリに色んな顔が書いてあるのですが・・・

 

これを作っているのは、こんな人たちです。

 

PB030154.JPG

 

彼女たちこそ、我らがスタジオの女神!
美術戦隊ビューティー・スリーメイク・レッド衣装ブルー持ち道具ピンク)の面々です。

日夜スタジオでヘトヘトになって働くスタッフのために、心やさしいビューティー・スリーは
ドングリに顔を描いてモニター前に飾るのです。

それを見たスタッフの疲れた心を和ませるために・・・

 

あ、誤解の無いように言っておきますが、決して仕事中にやっているわけではありません。
自らの休み時間を犠牲にしてまでやるからこそ、ビューティー・スリーと称賛されているん
ですよ・・・たぶん。


え、なんでドングリ、だって?
熱田家の庭にはたくさんの木が植えられていて、おそらくそれにくっ付いてきたドングリなん
じゃないかと思います。


まあ、とにかく、今夜も収録頑張ろう!!

 

 

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2010年11月24日 (水)「四十九日のレシピ」 その12 かなりブレてます


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


どうもスタジオ収録の写真がうまく撮れません。
こんな感じです。

 

PB030149.JPG

 

ボケて、ブレて、何の写真だかよくわかりませんよね。

第1話冒頭の「熱田家・居間」の撮影風景なのですが、とにかく暗いのです。
セットの中が・・・

 

PB030153.JPG

 

カメラの表示を見ると、シャッタースピードが1/8秒とか1/4秒と遅いので、動いて
いるスタッフは透明人間のように写り、手ぶれのおかげでピントが合ってないような写真
しか撮れません。


 

ということで、フラッシュを使用して撮影してみました。

すると、こんな感じです。

 

 

 PB030150.JPG

 

なんとまあ、汚い。

これは妻を亡くして自棄になった良平が掃除も何もせずに2週間ほど暮らした...という
「男やもめにウジがわく」状態を美術さんが再現したもの。画面中央に寝ているのが良平役
伊東四朗さん...ではなく、スタンドインをつとめるチーフ助監督です。

 

 

PB030151.JPG

 

テーブルの上はこんな感じですが、
この情景、私が学生の頃、毎晩訪ねた同級生の下宿とよく似ている気がします。缶詰や
スナック菓子の袋が散乱し、いつのものか分からない弁当の残りからはちょっと不思議な
香りが立ち込めて...

 

部屋の汚し作業(セットを生活感あるようにすること)をやっている美術スタッフたちが
喜々として居間を汚くしている姿が印象的でした。ミカンの皮やティッシュ、ビニール袋の
散らばらせ方にも、人それぞれのこだわりがあるんですよ、これが・・・

 

スタジオ撮影ネタ、まだまだ続けます。
では、また。

 


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2010年11月22日 (月)「四十九日のレシピ」 その11 スタジオは暑いぜ



ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


季節はすでに秋。外はかなりひんやりとしていますが、
緑山スタジオに建てられた私たちの熱田家セットの熱気はかなりのものです

これは比ゆ的な表現ではなく、本当のホントに熱田家の居間などは相当に暑苦しい感じで、
撮影時間が長くなると役者さんやスタッフはかなり大変です。

 

そのわけはこの天井。

 

PB070192.JPG

 

スタジオ上部にある空調口から下降してくる冷気を、天井がしっかりシャットダウン
しているのです。

 

普通の家の居間に20人くらいの人間がいて、忙しなく動き回って、
撮影用の照明器具まであるのですから・・・

 PB040167.JPG

 

                       マジで暑いです!!

 


でもじつは、この居間よりも、格段に暑い場所があります。

 

 

それは・・・熱田家の庭。

 

PB070186.JPG

 

天井が無いのだから冷気がガンガンに当たりそうなものなのに・・・

じつは、スタジオの上部を見上げるとこんな感じになっています。

 

 

PB080203.JPG

 

 

これは熱田家に降り注ぐ太陽の光を再現した照明器具の集合体です。


熱田家は天井も四方の壁もすべて囲われているため、メインの明かりは普通の家と同じ
ように、外から差す太陽の光が基本になっています。


この擬似太陽の照明器具が発する熱といったら、たまりません。

1分も立っていると、電子レンジでチンされた気分になってきます。

 

 

PB080197.JPG

 

 

写真の中央(ボーダー柄)は、あまりの暑さにハイに
なってしまったと思われる

ハルミ役の渡部豪太くん。

 

 

 


でも、夜のシーンになると・・・
擬似太陽が消えて、空調がガンガン効いて、寒いこと寒いこと。

風邪をひきそうです。

 

 

みなさまも風邪には気をつけて・・・

 

「四十九日のレシピ」の放送は、
平成23年2月15日(火)から、全4回
(総合)夜10:00~10:48

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2010年11月20日 (土)「四十九日のレシピ」 その10 スタジオ収録は至極順調


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


スタジオに作られたセットは主人公・百合子の実家のセットだけ・・・。
この一つのセットにすべての予算を投入しました。

 

PB070185.JPG

 

通常テレビのセットでは、4面ある壁のうち少なくとも一面は壁がなく、撮影しやすいよう
になっています。

 

PB070188.JPG

 

 

ところが今回のセットは4面を
すべて壁で囲んで作られており、

 

 

 

 

PB070191.JPG

 

 

さらに天井も塞いであって、撮影
用の照明器具がつり下げられない
構造になっています。

 

 

 

 

つまりは普通の家でロケしているのと同じで、カメラ1台で撮影を進めていく方式を採用
することになるわけです。

 

短いカットを多用したり様々なアングルから撮ることが、昨今のテレビドラマのスタンダード
ではありますが、このドラマの世界はもっと静かでゆったりとしたものだと思っています。
そこで、1台のカメラでじっくりと芝居を切り撮っていきたい、というのが監督とカメラマンの
狙いということでしょう・・・たぶん。

 

 

さて、スタジオ初日は風吹ジュンさんの撮影から始まりました。

風吹さん演じる熱田乙美という役は当年とって70歳・・・と言いますか、
享年70歳という設定であります。


つまり、こういうこと。

 

 

PB030152.JPG

 

 

ドラマが始まった時点では、すでに
乙美さんはお亡くなりになっている
わけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

101102_090140.JPG

 

 

右の写真は、

乙美が遺した『暮らしのレシピ』に
綴られていた「お風呂掃除」の一篇を
撮影準備中の図。

 


風吹さん、なかなかの老けっぷりです!
普段はたいへんお若い風吹さんですから、
どんなもんか・・・と少し心配していたの
ですが、体の微妙な傾きや少々スローな
動作の仕方も含めて、

70歳の乙美役を
見事に演じていましたね。

 

 

 

 

まだしばらく続くスタジオ撮影のあれやこれやを

次回もお伝えしていきます。

お楽しみに・・・。

 

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2010年11月19日 (金)「四十九日のレシピ」 その9 スタジオ収録はじまる


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

ずいぶんと久しぶりのブログ更新になります。
みなさんお変わりありませんでしょうか?

私たち「四十九日のレシピ」チームはこの2週半の期間のうちに、8日間のスタジオ収録を
行い、すでに第2次ロケに突入しています。けっこう忙しい日々でしたが、現場写真だけは
何とか押さえておきましたので、また今日からそのあたりの話題をつづってまいります。

 


ということで・・・


第1次ロケをどうにか無事に終えて、いよいよスタジオ収録が始まりました。
今回のスタジオ撮影は渋谷のNHKではなく、横浜にある緑山スタジオです。

 

101102_223016.JPG

 

 

出演者はご覧の通り、
これでほぼオールスターキャスト。

あ、伊東四朗さんはこの日出番なし。
でも翌日からはずーっと出ずっぱりで、
まるで朝ドラヒロインのような収録
スケジュールでした・・・・

 

 

でも、本当に小さいカンパニーですね。

 

 

 

 

 

11とか3Cというのは楽屋の番号です。

あ、6人目のわたなべさちよさんは出演者ではなく、イラストレーターの方です。

 


ドラマではヒロイン百合子の母・乙美が、楽しい絵と文章が綴られた「暮らしのレシピ」
いうものをたくさん書き残していた設定なのですが、わたなべさんにはそのレシピの絵を
何十枚も描いていただきました。

本日は乙美役の風吹ジュンさんの描画指導で来てもらっています。


わたなべさんがレシピ用に描いた絵はこちら。
(台本の裏表紙に印刷されたものです・・・ちょっと解像度が悪くてスイマセン)

 

101119_194158.JPG

 


乙美さんが家族のために遺した「暮らしのレシピ」には、こんな楽しいがたくさん描かれて
いて、小道具として用意したのは200ページくらいあります。


撮影はじまるというネタで書き出したのですが、話がレシピの絵になってしまいました。
スタジオ撮影の話はまた明日・・・。

 


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2010年11月02日 (火)「四十九日のレシピ」 その8 あの人は誰だ?



ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

当ブログ・その4で後姿だけお見せした女性の写真について、たくさんのご質問をいただいて
おります。

 

101019_110220.JPG

 

少し時代を感じさせる彼女の立ち姿に、オジサンたちは想像力をかきたてられたようで、
「あれは吉永小百合さんじゃないか」とか「中野良子さんの雰囲気がある」という無理くりな
声が寄せられました。
特に私の心をつかんだのは藤谷美和子さん説・・・「夕陽丘の総理大臣」の彼女は良かった
なあ・・・というのは置いといて。

 


果たして、この女性は誰か?

そのあたりは、またの機会に。


などと、前回煽って書いたものですから、このまま放置しておくわけにいきません。
何だかんだとこねくり回さずにスパッとお教えしましょう。

 

 

あの女性は、ヒロイン百合子が2歳のときに亡くなった本当の母・万里子です。

演じるのは、この方・・・

 

 

 

101019_110243.JPG

笛木優子さんです。

 

 

万里子は美しく儚げな女性だったという
設定ですが、笛木さんはまさにぴったり
の雰囲気を持った方です。

お腹が大きいのはもちろんドラマ上の
ことですが、とても優しそうなお母さん
という感じがフワリと漂っていました。

 

 

 

 

 

 

33年前の回想シーンのみの出演なのが、とっても惜しい!

 


熱田家の前を流れる川と

    産みの母・万里子(笛木優子)
            
                          育ての母・乙美
(風吹ジュン)
          
                                  娘・百合子
(和久井映見)


川に引き寄せられた、この女性3人の心情が通奏低音となって、
「四十九日のレシピ」を切なくも美しいドラマとして盛り上げます。

 

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平成23年2月15日(火)から、全4回
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まだまだ先です!!けど、お楽しみに。

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2010年10月31日 (日)「四十九日のレシピ」 その7 本日は晴天なり、でも寒い


 

ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

 

前回は雨でロケが中止になってしまったという、金勘定をする立場からすれば、たいへん懐が
寒くなるお話でしたが、今日はすこぶる良い天気で撮影ができたというオメデタイお話です。


ロケ場所はさいたま市某所にある、いつもの川原。

撮影前のリハーサル風景です。

101027_103529.JPG

写真では確認しづらいかも知れませんが、和久井映見さん、伊東四朗さん、そして
徳永えりさんの姿がありますよ。

陽射しが燦々と降り注ぎ、青空が目に染みるくらいの陽気ですね。

 

とは言え、一つ問題が・・・

 

 

次の写真をご覧下さい。

 

 

101027_102743.JPG

これもリハーサルの図。

 

監督が和久井さんに動きの説明をしています。

ちょっと見えにくいですが、腰をかがめたカメラマンの向こう、川の中に立っている
助監督の姿がお分かりになるでしょうか? 

そう、つまり本日の撮影場所というか、役者さんが芝居をする場所が
川の中ということなのです。

 

 

カメラマンや照明・音声スタッフも一緒に川に入ると、こんな図。

101027_125625.JPG 

スタッフは胴長という特大の長靴のようなものを穿いていますが、役者さんは普通の
衣装のまま入らざるを得ません。

そのうえ、この日(10月27日)は天気予報によると、今年一番の冷え込みになること間違い
なしだそうです。晴れたのはうれしいけど、寒さは何とかならんのでしょうか?

 

 

というわけで、川原でリハーサルを重ねた後の、テストの図。

 

101027_102956.JPG 

 

川の中に立っているのは助監督です。
役者さんに代わって、川の中で芝居らしきことをやっています。

というのも、テストの時に役者さんが川に入ってしまうと、衣装や体が濡れてしまい本番の
撮影が出来なくなります。でもカメラとの位置関係の確認や照明の当たり具合などをテスト
する必要があるので、助監督が代役を務めるというわけですね。

 

で、本番は無事?終了。

 


ストーブや掛け湯の準備をするスタッフのお手伝いで、肝心の本番の写真は撮れませんでした。

 

 

でも、やっと撮影終了の写真が何もないのも寂しいので、

「寒いロケが終わって満面の笑みを浮かべる監督」を一枚。

 

 

101027_162653a.JPG 

 

 

この日撮影したシーンのチェックは、放送でぜひお願いします。

 

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2010年10月29日 (金)「四十九日のレシピ」 その6 曇りのち雨、でも撮影


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

今年の夏はあれだけ晴天・猛暑の毎日だったのがまるでウソのように、
私たちのロケINがせまった10月中旬以降、来る日も来る日も曇りの日が続いていました。

そして、ついに恐れていた雨が降ったのです。
(これは10月21日のお話です)


東京都内の某公園近く、とある会社を進学塾に見たてて撮影が行われました。

 

 

101021_100145.JPG

 

 

本来は雨のシーンのつもりはなかったのですが、急遽雨が降っているという設定で撮影
をしました。こういう時のために、それぞれの登場人物が使うであろう傘は常に「持ち
道具さん」
が用意をしてあるそうです。エライ!

※持ち道具=めがね、指輪、かばんなど役者が使う「持ち物」を用意するスタッフ。

 

 

101021_103656.JPG

 

  このシーンは良平が娘に内緒で彼女の
  夫の会社を訪れる...という場面です。

  

  良平役は伊東四朗さん。クーラーボックス
  を肩に掛け、傘を差しながらという、
  いかにも動きにくそうな格好になりました。

 

 

 

 

でもじつはこのシーン、原作では「急な雨が降ってきて、良平は駅の売店でビニール傘を
買った」
という描写がある場面なのです。晴れの日にポンプ車を用意して雨降らしをする
のは時間もお金もかかりますが、天然の雨ならタダです。

ちょっと撮影しにくいことを除けば、労せずして原作にあった設定を手に入れることが
出来たのですから、この日の雨は恵みの雨。

私たちはとてもツイていると言えるでしょう!!

 

 

さて、ここでこのブログ初登場の出演者をご紹介。

 

 

101021_101220.JPG

 

にこやかに傘を差しかけているのは、この進学塾の経営者で百合子の夫・浩之を演じる
宅間孝行さん。雨の現場でも楽しくやるぞ~という暑苦しいほどの前向きオーラを発して
いました。

 

 

このロケの5日後、10月26日にも同じ公園で撮影をしました。

この日、またしても雨。


そのうえ、あえなく雨のため撮影を途中で切り上げることに・・・。

なんでもかんでも傘を差して撮影するわけにはいかない・・・

そりゃそうですね。

 

 

あ、今回初登場の宅間さんの人となりを知りたい方は、
こちら⇒つばさブログをご参照下さい。

私なりの東京セレソンDX座長・宅間孝行分析をお読みいただけます。

投稿者:スタッフ | 投稿時間:19:22 | 固定リンク
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2010年10月25日 (月)「四十九日のレシピ」 その5 川越アゲイン


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


先日、33年前の回想シーンの撮影をしました。

場所は埼玉県川越市にある古尾谷八幡神社です。

じつは私も監督の西谷も、連続テレビ小説「つばさ」という番組に関わっていましたが、
その舞台地が川越市だったのでこの街には何度もロケに訪れていました。

しかし、この神社での撮影ははじめてです。

神社の境内に夏祭りの夜店を再現し、良平と乙美の初対面のシーンの撮影です。

 

101019_184238.JPG

 

伊東四朗さん風吹ジュンさんも
33年前の扮装をしています。

(ほとんど見えないと思いますが)

 

 

 

 

33年前という設定なので、別の役者さんが演じるという選択肢もありました。
しかし監督が「現在時と同じ役者が演じなければ、登場人物に対する感情移入が途切れ
てしまう」ことを心配して、何よりもご本人による撮影を望みました。

まだ編集が上がったわけではないのですが、撮影時のモニターなどを見ていると、その
選択は大正解だったと思います。

 

でもこの時の百合子は5歳の設定なので、まさか和久井映見さんが扮装して演じるわけ
にもいきません。

ということで、百合子だけは新たに女の子をキャスティングしました。

 

 

101019_192750.JPG

 

 畠山彩奈ちゃんという、可愛いだけではない
 まさに女優魂を持った女の子です。

 

 どこかで見たことが・・・
 「つばさ」をご覧になっていた方はそう
 思われているかも知れませんね。

 

 ラジオぽてとの優花ちゃんです。

 

 

 

 

彩奈ちゃんはたまたま川越でのロケINになり、当日様子を見に来てくれた「つばさ」
担当だった川越市役所のアミーゴスの方々とも旧交を温めていました。

 

優花ちゃん⇒こちらをご参照
アミーゴス⇒こちらをご参照

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:18:33 | 固定リンク
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2010年10月23日 (土)「四十九日のレシピ」 その4 川が呼んでいる


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。


原作では主人公・百合子の実家(熱田家)があるのは中部地方の海沿いあたりなのですが、
ドラマではロケの利便性など大人の事情も考えて、神奈川県西部の海近くに位置する設定
になっています。


海から少し内陸に入った川沿いにある...熱田家ですが、「川と熱田家」の関係性に物語上
たいへん重要な意味があり、その場所を探しだすのにとても苦労しました。

 

 ①川と家の距離が近く、

 ②家の二階から川がよく見えて、

 ③川幅が広すぎず狭すぎず、

 ④お芝居の出来る適度な広さの川原があって、

 ⑤堤防の向こう側は空が抜けて見え(住宅やビルが密集していない)、

 ⑥ごく近くに橋があって、

 ⑦周辺のクルマ通りが激しくない......

 

 

この条件を満たす川を求めて、スタッフは神奈川県は言うに及ばず、
静岡・東京・千葉・茨城・群馬・栃木と探し回って、


そして、ロケ地に決定したのは埼玉県の某所でした。

 

 

 101019_111159.JPG

 

 ちょうど家のまん前あたりで川が蛇行していて、川の表情が面白い場所です。
よくこんな場所を探してきましたね。

 

 

 

101019_084654.JPG 

上の写真は、川を物憂げに眺める百合子と娘を気づかう良平の静かで、ちょっと哀しい
場面のリハーサル風景です。

 

和久井映見さんの消え入りそうな吐息ほどの声に心を鷲づかみにされ、
伊東四朗さんの物言わぬ表情の深さに息をすることも忘れるくらいの
いいシーンでした。
 


実は熱田家にとって、この川は重要な意味を持っている川なのです。

熱田家に関わる女三人が抱える「人生の悲しみ」を流し去ってくれる、
とても神秘的な働きを持った川であります。


ところで、熱田家の女三人・・・って誰だ?
と思われたあなた。

なかなかに勘が鋭くていらっしゃる。
強引に話をそっちに持っていこうとした私の意図をよく理解して下さいました。


一人は娘の百合子で、もう一人は亡くなった母の乙美・・・あと一人は?


この方です。

 

 

101019_110220.JPG 

 

果たして、この女性は誰か!?


そのあたりは、またの機会に。

投稿者:スタッフ | 投稿時間:13:08 | 固定リンク
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2010年10月22日 (金)「四十九日のレシピ」 その3 きょうは写真なし


ドラマ10「四十九日のレシピ」のプロデューサー後藤です。

本日の更新でブログもその3となりますが、
「四十九日のレシピ」とは何ぞや?ということが、読者のみなさまに伝わらぬままに駄文を
書いてきたことに気づきました。

遅ればせながら「四十九日のレシピ」というドラマのあらすじなどご紹介しましょう。

 

(あらすじ)

百合子(和久井映見)は郷里の実家に戻って来た。
母の乙美(風吹ジュン)が亡くなって二週間、ショック状態の父・良平(伊東四朗)を気づかって
の里帰り...ではなく、夫との離婚を決意しての帰郷であった。

ところが実家ではとんでもないことが起きていた。
井本(徳永えり)と名乗る若い女が父の世話を焼いているのだ。

亡くなった乙美はリボンハウスという更生施設でボランティアをしていたが、
その施設で世話になっていた井本は生前に乙美から頼まれたらしく、四十九日の法要まで
良平の面倒を見るつもりで熱田家に来たと言う。さらに井本が助っ人に呼んだ日系ブラジル
人の青年ハルミ(渡部豪太)も加わって、四人の不思議な生活が始まる。


私がいなくなっても、あなたが明日を生きていけるように・・・

大切な人を亡くした家族が、生きることのつらさを乗り越えて

再生に向かうまでの日々を描く、

あたたかな奇跡の物語。 

 

どうです? ちょっと面白そうじゃありませんか?


ぜひともご覧下さい!と言いたいところですが、放送は来年2月15日(火)から

まだ、しばらく先なので、それまではこのブログをお楽しみいただければ幸いです。

 

 

追記

やっぱり写真なしじゃ寂しいので、ロケIN初日の弁当でも・・・。

 

 101018_124138.JPG

 

お赤飯つき「祝クランクイン」弁当です。
ちゃんと番組名まで書いてあるなんて、憎い演出です。

投稿者:スタッフ | 投稿時間:19:39 | 固定リンク
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2010年10月19日 (火)「四十九日のレシピ」 その2 顔合わせも終わって・・・すでにロケIN


ドラマ10「四十九日のレシピ」の担当プロデューサー後藤です。

 

本日は1日遅ればせながら、ロケIN初日(18日)の様子をレポートします。


 ※昨日のブログその1の最後にあった「破天荒な展開をお楽しみに・・・」との一文を
  読まれて、その続編を本当に楽しみにお持ちいただいた読者の方へ

  じつはそれほど破天荒でもなかったにも関わらず、思わせぶりな文章を書き散らしたこと
  を深くお詫び申し上げます。おそらく以下のレポートの方が数段面白いと思われますので、
  「破天荒な展開」についてはお忘れいただき、レポートをご覧下さいますようお願いします。

 

 

「四十九日のレシピ」撮影初日レポート


6:30 ロケ隊は埼玉県某所に向けてNHKを出発です。

 

101018_063135.JPG 

 (写真)一番遅くやって来た西谷Dと発車間近のロケバス。
    演技力がないので、明らかなヤラセ写真と見えますね。すいません。


すでに先発隊は5:45に渋谷を出発していたようで、これが毎日続くと思うとスタッフは
つくづく体力勝負だと思います。

 

 

8:15 いよいよ撮影開始。

     後ろ姿の女性が、我らがヒロイン百合子役和久井映見さんです。

 

101018_082739.JPG 

 (写真)シャイな性格のため、和久井さんの近くでシャッターを押せなかった・・・
    遠目の写真でスイマセン。

 

 

11:40 百合子の父役・伊東四朗さんと母役・風吹ジュンさんが登場。

 

101018_120236.JPG 

 (写真)これは現代から30年以上前の設定のシーン。

    左上に立っているのが伊東さん。
     右下に倒れている黄色いスーツ姿が風吹さん。

     見えにくい写真で、これまたスイマセン。

 


あまりに役者さんの姿が遠い写真ばかりで、ブログ読者の方々のストレスを増してしま
うのではないか・・・と危機感を覚えた私は、意を決して出演者に肉薄しました。

 

 

それが次の写真。

 

 

101018_112054.JPG 

 (写真)徳永えりさんは二十歳のちょっと変わった女の子・井本役

    この「四十九のレシピ」がただの心温まるドラマじゃない!
    そんな複雑な部分を担っている重要な役どころです。

 

 


さて、撮影が始まったばかりの「四十九日のレシピ」。

明日はきっと

 和久井さん

  伊東さん

  そして、風吹さん

にガッツリ寄ってみせるぞ!と誓っています。

 

まだまだ、あんな人が!こんな方まで!!登場しますので
当ブログをよろしくご贔屓に・・・

 

 

放送は来年2月15日(火)から
乞うご期待!!

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2010年10月18日 (月)「四十九日のレシピ」 その1 制作開始!


ドラマ10「四十九日のレシピ」の担当プロデューサー後藤です。

 

メタボ・ネタでブログを書き続けてきた(それは何だ?と気になる方は「つばさ」ブログ  を
ご参照下さい)甲斐もなく、さらさら体重が減る気配もないので、今回はスマートなネタで
ブログを始めようと考えています。

 

とは言うものの、体重計乗るだけダイエット...のことくらいしか頭に浮かんできません。
ああ、何を書けば良いのやら・・・いずれにせよ私にとって「スマートに...」というのは
難しい・・・お後がよろしいようで。
(こんな雑駁なブログですので、気楽にお読み下さい)

 


さて、今日はドラマ「四十九日のレシピ」が出来るまで・・・秘話、を少しだけ。

 

「四十九日のレシピ」は伊吹有喜さんの同名小説が原作です。

 

101014_204410.JPG

 

 あなたがいなくなっても、あなたが明日を生きていけるように。


   大切な人を亡くしたひとつの家族が、再生に向かうまでの四十九日間。

 

このキャッチコピーに惹かれてこの小説を手に取ったのが、すべての始まりでした。

ほんの数時間で一気に読み終え、ドラマ化したいと即座に編集担当者に電話をしていました。
生来がグズグズしている私とすれば、まさに電光石火の早業です。

 


ところが電話の向こうの担当者さんは、
「もう、何件かお話をいただいてます」

うーん、そうだろうなあ。
面白いし、あったかいし、泣けるもんなあ~

「今週中に企画書を持ってこられるところもありますよ」

それは、まずい! なんとか阻止しなければ!

「あの、明後日お話できませんか?」
明日でなくて明後日というあたりが情けない感じですね。


さあて、この結末やいかに......

 

ドラマ化することになったのですから、結末なんて知れているさ...
そうお考えのあなた。

まあ、そう言わずに、次回ブログの破天荒な展開にご期待下さい。

 

 

 ドラマ10「四十九日のレシピ」
 放送予定は、平成23年2月15日~3月8日(毎週火曜日)
 総合テレビで午後10時~10時48分。全4回。

 

これから撮影期間中のあれやこれやの記事を掲載していきますので
当ブログをご贔屓にお願いします。

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