スタッフブログ

『オクニョ 運命の女(ひと)』に登場する王様は、実は3人目?

第15回から登場した国王、明宗(ミョンジョン)。役人だと身分を偽っていましたが、昨夜の第17回では、最初にかたった役職がウソだと知っていたオクニョに、今度は本当は「王の密使」だと言って信じさせていましたね。さて、これから2人の関係がどうなっていくのか気になりますね?

ところで、国王、明宗は第15回で初めて登場しましたが、実は『オクニョ 運命の女(ひと)』の話の中に登場する王様は、明宗ですでに3人目だと気づいていましたか? 韓国の方々には説明不要だったのかもしれませんが、姿が映像に出てきていないので、日本のみなさんには少しわかりにくかったかもしれませんね。これからのストーリーをもっと楽しんでいただくために、ドラマの中の3人の王様について、少し説明させていただきますね。

実は、第1回の放送の中で、すでに1人目から3人目の王様、明宗の時代へと時間が経過していました。冒頭で「1540年(中宗35年)」と年号が表示されていました。カッコの中は王の在位年を表す年号で、王の名前がそのまま使われています。つまり、このときは1人目の王、中宗(チュンジョン)が即位して35年目ということになります。ドラマでは、この年にオクニョが誕生しました。そして第1回の中盤で「15年後」として、かわいい少女に成長したオクニョが登場したときは「1555年(明宗10年)」と表示が出ました。後半は、すでに3人目の王、明宗の時代だったんですね。そして2人の間には、姿どころか、画面の年号にも出てきませんでしたが、在位期間がたいへん短い2人目の王、仁宗(インジョン)がいたんです。
では1人ずつ、ドラマの中でこれまでどのように登場していたかをご紹介しますね。

◆第11代王、中宗(チュンジョン)
1540年と表示された第1回前半、オクニョが誕生した時の国王です。中宗は、仁宗と明宗の父親です。仁宗の母は2番目の正室で、彼女が亡くなった後、文宗(ムンジョン)大妃(テビ)が3番目の正室になり明宗を授かりました。第1回で大妃が初めて登場したときは、まだ「大妃(王の母)」ではなく「王妃」でしたね。史実では、中宗は4年後の1544年に亡くなっています。
中宗というと、かつてNHKで放送した『宮廷女官 チャングムの誓い』をご覧になっていた方々には、なじみ深い王様ですよね。そのとき中宗を演じていた俳優イム・ホが、今回はオクニョの体探人(チェタミン:密偵)時代の上司カン・ソノを演じているのにも、気づきましたよね。

◆第12代王、仁宗(インジョン)
仁宗は、中宗の息子です。母は中宗の2番目の正室で、息子を産んですぐに亡くなりました。明宗の母違いの兄になります。仁宗は1544年に即位しますが、そのわずか8か月後に亡くなり、朝鮮王朝史上、在位期間の最も短い王として知られています。子どもはいませんでした。

ドラマでは第1回の前半で、ユン・ウォニョンが姉である文宗大妃(当時は王妃)に、「世子(セジャ:王位継承者)の病が悪化した。王妃様のご子息が王位を継ぐ見込みが高くなった」とうれしそうに話していました。このときの「世子」は後の「仁宗」のことです。そして「王妃様のご子息」が「明宗」です。大妃たちの望みに反し、この会話の4年後に、仁宗はちゃんと即位していたというわけですね。

第4回では、オクニョから母の形見の指輪を見せられた恩師パク・テスが、指輪に「イ・ホ(仁宗の本名)」と刻まれていることを指摘します。そして、先王の仁宗がまだ世子だったときに、東宮殿(世子の住む宮殿)に仕えていた女官たちに与えたものだと教えました。

仁宗の治世は短く、ちまたでは文宗大妃による毒殺のウワサがあり、その疑惑はドラマにも出てきました。第4回後半で大人のオクニョが登場しましたが、年号表示は「1560年(明宗15年)」。つまり仁宗が亡くなり、明宗が即位してから15年後になります。明の使節がやってきましたが、その目的は「毒殺の疑いがある、即位して8か月で逝去した先王(仁宗)の死の調査」でした。使節が、証拠となる密書を手に入れたと知った大妃とユン・ウォニョンがあせり、使節から密書を奪い暗殺してしまいました。

◆第13代王、明宗(ミョンジョン)
第15回で初めて姿を見せた27歳の明宗。中宗と3番目の正室である文宗大妃の息子です。史実では生まれたのは1534年。そして、母違いの兄である先王、仁宗が亡くなった1545年に、わずか11歳で即位しました。王が成人に達していない場合は、しきたりとして、母である大妃が代理で政治を行うことになっています。いわゆる「垂簾の政(すいれんのまつりごと)」です。文宗大妃が王権を握り、大妃と弟ユン・ウォニョンが絶大な力で国を牛耳ることになります。この大妃を支持するユン・ウォニョンの派閥が、ドラマにも出てくる「小尹(ソユン)派」です。敵対視している「大尹(テユン)派」は、仁宗を支持していた彼の伯父の派閥です。その伯父は「小尹派」による粛清によって、すでに亡くなっていますが、「大尹派」はまだ残っています。

朝廷での大妃の力は、明宗が成人を迎えた後も続いています。でも、明宗が初登場した回で大妃に向かって発した言葉は、「母上、私はいつまで母上の指示に従わねばならぬのですか。この国の王は、私です」でした。そして、上書をうけて、ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンの横暴ぶりを罰するべきだと大妃に訴えたり、お忍びの仮の姿で外出しては、オクニョから典獄署(チョノクソ:監獄)の実状について話を聞きたがったりと、どうやらいつまでも大妃の言いなりでいるつもりはないようですね。これからの明宗がどんな国王になっていくのか、ぜひ楽しみにしてください。

次回第18回は、8月19日(日)の放送です。お見逃しなく!
『オクニョ 運命の女(ひと)』 総合テレビ 日曜よる11時
※放送予定は変更になる場合があります

Okunyo_NHKkaigaidrama.jpgのサムネイル画像

投稿者:ぽこぺん | 投稿時間:11:00 | カテゴリ:海外ドラマ

新着記事

新着ブログ

月別から選ぶ

2018年

開く

2017年

開く

2016年

開く

2015年

開く

2014年

開く

放送終了番組

開く
ページトップへ