土曜スタジオパーク

放送時間
毎週土曜日[総合]午後2時~3時

関根勤さん

視聴者として毎週欠かさず見ていた大河ドラマは2本
  • 「太閤記」昭和40年(1965年);関根さん当時12歳、小学6年生
  • 「樅ノ木は残った」昭和45年(1970年);関根さん当時17歳、高校2年生

NHKでは、大河ドラマ初期の10作品を、ハリウッドの最新デジタル技術で修復(デジタル・リマスター)、鮮明な画像として、よみがえらせました。

「太閤記」と私

<作品紹介>

大河ドラマで最初に豊臣秀吉を演じたのは、舞台を中心に活躍していた緒形拳さん。作品は、大河ドラマ初期の「太閤記」。秀吉の天下取りと、その死までを描きました。NHKに今も残っている「太閤記」の映像は、「本能寺」の回だけです。
秀吉に仕える石田三成には、新人で、当時まだ大学生の石坂浩二さん。織田信長には、テレビでは新人の高橋幸治さんを起用。高橋さんは一躍人気者となり、「信長を殺さないで」と投書が殺到。「本能寺」の放送は、2ヶ月も延期されました。
秀吉の妻・ねねを演じた藤村志保さんは、国民的ヒロインになりました。人間味あふれる秀吉を始め、フレッシュな出演者たちが、日曜夜の茶の間を独占したのです。

46年ぶりに「太閤記」を見て、ほんと懐かしいです。緒形拳さんは新国劇の若きスターで、格好よかったですね。当時28歳くらいとのことですが、貫禄ありますね。
秀吉が出世していく物語ですが、緒方さんも大河ドラマの中で役者として成長していく感じがしていました。ギラギラしていて、素晴らしかったです。高橋幸治さんの迫力は印象に残ってますし、石坂浩二さんの初々しさも良かったです。
見ていた小学6年生って、ちょうど歴史ものが分かるようになってきた頃です。家族全員で、全部見ました。当時は茶の間で、みんなで見るという習慣がありましたね。

「樅ノ木は残った」と私

<作品紹介>

舞台は江戸時代。仙台藩で起こったお家騒動を題材に、人間ドラマを描いたもの。主人公は、平幹二朗さん演じる原田甲斐。命がけで仙台藩を守り抜いた人物です。
物語には、甲斐を巡る女性たちの悲恋も絡みます。初恋の人・たよ(栗原小巻さん)は、明るく奔放な娘。しかし、身分違いの恋に悩み、悲しい結末を迎えます。もう一人、両親を殺されたショックで話すことができなくなった女性・宇乃(吉永小百合さん)。晩年の甲斐とひかれ合いますが、結ばれることはありませんでした。
信念を貫いた原田甲斐の生涯を描いた作品です。

迫力ある平幹二朗さん、やはりうまいですねえ。
毎週見ていましたよ、栗原小巻さんが見たくて。綺麗でねえ。吉永小百合さんもお綺麗で、当時は"サユリスト"と"コマキスト"に、二分されてましたが、私は"コマキスト"でしたね。"小巻"って名前が素晴らしい。「巻いているけど小さいよ」って、へりくだっている所がいいですね。小百合さんも"小さい百合ですよ"ってへりくだっている所がいいですね。日本女性の清楚な感じが素敵です。

~大河ドラマの魅力~

やっぱり実在の歴史上の人物が、勉強だと教科書の活字だけで、なかなか頭に入って来ないですが、大河ドラマでは、実際に息をして、台詞をしゃべってくれる。だから、歴史の勉強になります。頭に入ってくるんです。是非、授業に取り入れて欲しいです。もしそうであったなら、社会科がもっと得意になっていたと思います。歴史に入っていく取っ掛りとして、大河ドラマはすごく良いものですよ。