トットてれび

ドラマのみどころ

テレビとともに歩んできた黒柳徹子さんのエッセイをドラマ化。
笑いあり、涙ありのドラマ・バラエティー!

脚本家のことば

中園ミホ

トットてれび シーン写真

昔、OLをしていた私は「徹子の部屋」を毎日観たいがために、会社を辞めてしまいました。それほど筋金入りの黒柳徹子ファンです。ドラマで徹子さんのセリフを書くことができるなんて夢のようでした。スタッフもはりきって、なつかしい映像や資料を山ほど集めてくれました。そして知れば知るほど、徹子さんの魅力にますますハマったのです。
黒柳徹子さんは、夢を現実にしてしまう人です。子どもの頃に見た夢を人はいつか忘れてしまうけれど、徹子さんはそれを忘れるどころか、びっくりするほど素敵なかたちで私たちに見せてくれるのです。たとえば、子どもの頃お気に入りだった白と黒の熊のぬいぐるみが、実在する動物だと知り、夢中になって研究し、やがて徹子さん自身がパンダ博士となり、日本中の人たちにパンダを紹介してくれたように。
先日、スタジオで若き日の徹子さんを演じる満島ひかりさんにお逢いしました。好奇心で瞳をきらきら輝かせた姿がとてもチャーミングで、私は彼女から目を離せなくなりました。徹子さんはきっと、あんなふうに素敵なお嬢さんだったのでしょう。
森繁久彌さん、渥美清さん、向田邦子さん、坂本九さん、沢村貞子さんといった昭和の大スターも続々登場します。そんな大スターたちが、“テレビ女優第一号”の徹子さんと共に、テレビの草創期を熱く駆け抜けるシーンを書いているうちに、彼らは今も私たちの心の中に生き生きと棲んでいて、大切な何かを伝えてくれていることを強く感じました。
徹子さんの元気と勇気をいただけて、そして、死ぬのがあんまり怖くなくなる不思議なドラマです。ぜひぜひ、ご覧ください!

制作にあたって

エグゼクティブ・プロデューサー 加賀田透

トットてれび シーン写真

黒柳徹子さんの人生を描くことは、テレビの歴史を描くことに他ならず、それは大それたことであり無謀なことかもしれません。ですが黒柳さんをはじめ、テレビの歴史を作ってきた人たちのパワーに負けられない、そんな思いで制作にあたりました。
脚本作りのために、黒柳さんや、草創期のテレビにかかわった大先輩たちに当時のお話をうかがいました。全て生放送だった時代、現場での様々なハプニングをいかにして切り抜けてきたか。一つ一つのエピソードがきわめて刺激的でした。何もないところから何かを創り出す、自由な空気がそこにはありました。
誕生から60年以上を経た今、テレビは無数のルールや前例や約束事に取り巻かれています。黒柳さんは、そうしたものから解き放たれ、自由であり続けた人だと思います。そしてヒロインの満島ひかりさんは、そんな黒柳さん的精神を体現してくれていると思います。私たちも、自由に、大胆に、いろいろな挑戦をしながらこのドラマを作っています。第1 回の脚本を読まれた黒柳さんから、「今まで見たことのない世界」というご感想をうかがいました。その期待に応えているかどうか?ドキドキしています。

演出にあたって

チーフ・ディレクター 井上剛

トットてれび シーン写真

「なんだか世の中、徹子さんが足りない」ー黒柳徹子さんのエッセイ「トットひとり」を手にして感じたことです。表紙写真のパンクな徹子さんに魅せられ、うわ!今これやりたい!と切に思いました。鮮烈でかっこよくて眩しくて、でもちょっと悲しげ、テレビの中を生きてきた「知らない徹子さん」がそこにいて、傍には、縦横無尽にテレビのなかを駆ける大物俳優たちが魅力たっぷり語られていて…。今僕らがこれやったらどーなるんだろ?と無邪気に思い、思うだけなら勝手ですが、満島ひかりさんはじめ具体化するキャストはもうタイヘン!です。
「徹子さんが足りない」って一体何だ?というのは、これからご覧いただくとして、テレビが自由だった頃のお話を、テレビの自由さを信用して挑んでみました。キャストスタッフ一丸でドキドキしながらやってます。ワクワクしながら観て頂けたら嬉しいです。

放送情報

【放送予定】
2016年4月30日(土)スタート
総合 毎週土曜 夜8時15分~8時43分 <連続7回>

【出演】
満島ひかり(黒柳徹子)、中村獅童(渥美 清)、錦戸亮(坂本九)、ミムラ(向田邦子)、濱田 岳(伊集院ディレクター)、
/安田成美(黒柳 朝)/松重豊(中華飯店・王さん)、大森南朋(飯沢 匡)/武田鉄矢(大岡龍男)、
吉田栄作(黒柳守綱)、岸本加世子(沢村貞子)、吉田鋼太郎(森繁久彌) / 黒柳徹子(百歳の徹子さん)
[各回ゲスト]
新井浩文(永六輔)、福田彩乃(里見京子)、菊池亜希子(横山道代)、小松和重(三木のり平)、
北村有起哉(ディレクター)、坪倉由幸(植木等)、杉山裕之(ハナ肇)、谷田部俊(谷啓)、
パトリック・ハーラン(EHエリック)、内田慈(森繁久彌近くの女優)
高橋愛・田中れいな・久住小春(スリーバブルス)、elfin'(スパークス)
青木崇高(篠山紀信)、木野花(行商のおばさん) ほか

【原作】黒柳徹子『トットひとり』『トットチャンネル』
【脚本】中園ミホ
【音楽】大友良英 Sachiko M 江藤直子 【演奏】大友良英スペシャルビッグバンド
【挿入歌】
「買い物ブギ」(第1回) 歌:中納良恵(EGO-WRAPPIN')
「上を向いて歩こう」(第2回) 歌:錦戸亮
「スーダラ節」(第3回) 歌:トットてれびオールキャスト ほか
【語り(パンダ)】小泉今日子

【演出】井上剛 川上剛 津田温子
【制作統括】加賀田透
【プロデューサー】訓覇圭 高橋練
【取材】小松昌代

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