逃げる女 | NHK土曜ドラマ

2016年1月9日スタート 総合 毎週土曜よる10時 連続6回(再放送・総合 翌週土曜午前0時10分)


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番組のみどころ&動画

水野美紀主演、鎌田敏夫オリジナル脚本でお届けする、サスペンス ロードムービー。えん罪で入った刑務所で8年、戻ってきたばかりの40歳の女。裏切った親友を探す旅は、殺人を犯した若い女との出会いによって、逃避行へと変わる。逃げる身となった無実の主人公は、次第に追いつめられる中で、自分を見つめ直していく――。【出演】水野美紀  仲里依紗  賀来賢人  田畑智子  でんでん  高橋努  水崎綾女/高橋克典  加藤雅也  古谷一行  原田美枝子  遠藤憲一  ほかの皆さん

脚本家のことば

作・鎌田敏夫

画材屋に行くと、五十色、百色のクレヨンかパステルに出逢うことがあります。薄い木箱に、様々な色が並んでいるのを見ていると、それだけで楽しく嬉しい気持ちにさせられます。
テレビは、本来、こんなメディアだと思います。いろんな色の投げ込まれているオモチャ箱の楽しさ。色とりどりの番組が並んでいる局は、必ずパワ-があります。
ドラマも同じです。いろんな色合いのドラマが並んでいる。それが、エンタ-テイメントの楽しさです、このドラマも、さまざまな色のパステルの一本。出来れば、強い色彩の一本であればと思って作りました。

制作にあたって

制作統括・内田ゆき

梨江子とはどんな女でしょうか。いわれなき罪のレッテルを貼られ、貴重な年月を刑務所でおくった、気の毒な女性です。しかし、鎌田さんが描く彼女はそこに留まりません。過去を探る旅の最中、あらわになってくるのは、美点と欠点をあわせ持つ人間の生々しい姿です。真に等身大の主人公とは、こういう女性を言うのかもしれません。梨江子だけではなく、美緒や佐久間ら他の登場人物も別な顔を見せていきます。いろいろな面が混ざって形づくられた、人間の得体の知れなさもひとつのサスペンスです。ロードムービーの疾走感の中で見て頂けたら、と思います。

企画について

プロデューサー・中山和記

一年半以上も前になる。鎌倉合宿を行い、作家を囲んでの4人の男たちが宣々諤々と議論を進めた。今では日常茶飯事のニュースなのだが、当時、驚くような動機無き殺人事件が次々と起こり、世間を騒がしていた。「ヒトは何故、ヒトを殺すのか・・?」重い命題が我々に圧し掛かった。
殺人―殺戮―戦争に、人類の科学的仕組みがあるのか。答えが有るわけもなく、議論は堂々巡りとなった。作家が宣言した。人間の「破壊衝動」と、「愛」を、重ねて描いてみたい、と。錯綜、迷走、粛々、と又論議は一年を経て、<ふたりの女の運命(さだめ)>を主食ごはんに、取り巻く<男たちのけりのつけ方>を、濃いおかずに、ループする仕組みのドラマを描くことになった。

演出にあたって

演出・黒崎博

Let’ s get out of here.(ここから抜け出そう)といえば、昔から映画の主人公の決め台詞だ。
最近の映画の中ではこのセリフが減ったというニューヨークタイムズの記事があった。今は苦しい状況から逃げないで、留まって耐えることを選ぶヒーローが増えたのだという。
じゃ、このドラマの主人公たちのように、もともと居場所すらない時は?やっぱり「ここから逃げ出そう!」しかないのだ。女たちは走る。男も走る。逃げているはずがいつの間にか追いかけ、追っているはずがいつの間にか逃げるはめになっている。そんな話しだから撮影も「移動ショット」が多い。常にカメラが主人公たちを追いかけ、気がつけば1都8県にまたがるロケを敢行。
なにせ抜群の芝居の勘と運動神経を誇る俳優陣だ。息つく暇もない現場だ。
いつも何かに追われ、かつ追い求めている人間たち。止まることを怖れているのかも。止まった瞬間、旅が終わってしまうのではないか、と。これって俺たち(逃げる女チーム)のことじゃないか!新しい旅ドラマ、ぜひご覧ください。

スタッフ

【作】 鎌田敏夫 
【音楽】上野耕路
【演出】黒崎博 中島由貴
【制作統括】内田ゆき(NHKエンタープライズ) 越智篤志(NHK)
【プロデューサー】中山和記(バンエイト)

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