登場人物

香村鷹一郎(かむら・よういちろう)・・・椎名桔平

香村鷹一郎(かむら・よういちろう)
・・・椎名桔平

「医者は三人殺して一人前になる」という哲学を持つ、冷徹なエリート心臓外科医。老化した心筋を若返らせる「夢の治療法」に全てを捧げてきたが、心臓破裂という恐るべき副作用が判明。国家的陰謀に巻き込まれていく。幼い頃、自分と母親を捨てた父親を憎んでいる。

佐久間和尚(さくま・かずひさ)・・・滝藤賢一

佐久間和尚(さくま・かずひさ)
・・・滝藤賢一

「国民生活省のマキャベリ」と恐れられる策略家の敏腕官僚。「超高齢化社会の究極的解決」のため、香村療法の副作用を悪用し老人たちを寝付かずに大量安楽死させる「プロジェクト天寿」を画策。香村を取り込もうと目論むが…。

松野公子(まつの・きみこ)・・・坂井真紀

松野公子(まつの・きみこ)
・・・坂井真紀

医療訴訟専門の弁護士で、香村の元恋人。医療過誤訴訟の敵対陣営として十二年ぶりに香村と再会。香村にとっては表も裏も知り尽くされた厄介な敵である。やがて……。

厨忠彦(くりや・ただひこ)・・・甲本雅裕

厨忠彦(くりや・ただひこ)
・・・甲本雅裕

帝都大病院時代からの香村の腹心だったが、佐久間と内通し香村療法を高齢者の大量安楽死に利用する「プロジェクト天寿」に協力する。寝たきりで認知症の母親がいる。

上川珠季(かみかわ・たまき)・・・市川実和子

上川珠季(かみかわ・たまき)
・・・市川実和子

公子の親友のフリージャーナリスト。大手新聞社の記者をしていた頃、佐久間の人権蹂躙ぶりを暴こうとして逆に陥れられた。佐久間の新たな陰謀を追うが……。

芹沢直(せりざわ・ただし)・・・水橋研二

芹沢直(せりざわ・ただし)
・・・水橋研二

佐久間の腹心の国民生活省医系技官。自身も循環器内科の優秀な医師だが、佐久間に心酔し、共に「プロジェクト天寿」構想を進めようと暗躍する。

香村直輝(かむら・なおき)・・・里村洋

香村直輝(かむら・なおき)
・・・里村洋

香村の一人息子。幼少時にかかった病気の後遺症で両脚に麻痺がある。父親を知らない香村は息子にどう向き合えばいいかがわからず、親子の間には距離があったが……。

伊達伸吾(だて・しんご)・・・嶋田久作

伊達伸吾(だて・しんご)
・・・嶋田久作

内閣官房副長官、自由共和党衆議院議員。佐久間を「日本の医療の未来をデザインする男」と見込んで、特別なポストを与えた。「プロジェクト天寿」の強力な後ろ盾。

小池清(こいけ・きよし)・・・モロ師岡

小池清(こいけ・きよし)
・・・モロ師岡

「福祉ぐるうぷ寿会」代表。北関東一円で介護福祉施設を多数経営しているが、かつて大物政治家の秘書をしたり傷害・恐喝の前科があったりと、得体の知れない人物。

林田博史(はやしだ・ひろし)・・・佐戸井けん太

林田博史(はやしだ・ひろし)
・・・佐戸井けん太

国民生活省事務次官。省のトップとして佐久間を庇護しているが、その裏には佐久間の巧妙な罠が……。「プロジェクト天寿」の全貌は知らされていない。

城貞彦(じょう・さだひこ)・・・佐野史郎

城貞彦(じょう・さだひこ)
・・・佐野史郎

国民生活省官房長。その有能さ故に佐久間に取り込まれるが、「プロジェクト天寿」の隠された真相に薄々気づき、一定の距離を保とうとする。次期事務次官の椅子を狙っている。

須藤彰子(すどう・あきこ)・・・キムラ緑子

須藤彰子(すどう・あきこ)
・・・キムラ緑子

倉木の内縁の妻で、専属のメイク担当。長年絶縁状態にあり互いに頑なな香村・倉木父子の間で、時に率直に物を言い、時に緩衝材となる、明るく聡明な女性。

倉木蓮太郎(くらき・れんたろう)・・・仲代達矢

倉木蓮太郎(くらき・れんたろう)
・・・仲代達矢

心不全で引退状態となった国民的名優。もう一度映画を撮りたいという執念から香村療法の被験者第一号となり、心臓破裂のリスクを抱えてしまう。実は香村は倉木の隠し子。およそ四十年ぶりに再会した父子の葛藤の行方は……?

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