番組のみどころ

とつぜんの社長解任劇の裏には何があるのか? 長い歴史を誇る総合電機メーカーの社内でひそかな裏金作りが行われていることを知ったひとりのサラリーマンが、自らの手で会社を生まれ変わらせようと決意し、悪事にかかわる取締役たちに戦いを挑む。

その戦いは、日本企業の優れたものづくりの伝統とは異なる、まだ見ぬ新しい未来を模索することでもある―。

企業人の誇りと生きがいを問う本格ドラマにして、会心のビジネスエンターテインメント「ダークスーツ」、始動!

【ストーリー】

ハシバ。それはかつてメイドインジャパンの輝かしい象徴として語られる企業だった。長い歴史を持つハシバは、製品の開発と設計を担当する本社「ハシバエレクトロニクス」と、その製造を請け負う多くの子会社とで構成される巨大グループ企業。各製造子会社は本社を発注元とした下請けの位置にある。グループ内での完全自社製造のポリシーはハシバの長い歴史の中で守り継がれ、ハシバ製品の高い品質は世界を魅了した。しかし、2012年。中国、韓国、台湾などの新興企業が低コストで攻勢をかける今、ハシバの経営は深い苦境にある。
「ハシバエレクトロニクス」の子会社のひとつである「ハシバ営業サービス」に勤める一之瀬諒(斎藤工)は、どちらかといえば不器用な営業マンである。妻・美砂子(倉科カナ)が病気で入院することになり、職だけは失うまいと思う諒に、とつぜん本社への逆出向が命じられる。これといったとりえのない自分がなぜ? 就任したばかりの新社長・松木(石丸幹二)は何人かの社員を集めて秘密裏に経営再建のためのプロジェクトチームを立ち上げるという。ハシバを立て直すことを条件にアメリカ大手企業の次期社長就任を約束されている松木は、社内では劣等生だが粘り強い営業をする諒に目をつけ、彼を呼び寄せたのだ。一之瀬は若きエンジニアの番場(満島真之介)とともにベトナムへと向かい、ハシバ再生のための新しいビジネスを模索する。そしてそれをきっかけに浮かび上がる、隠されたハシバの真実とは...。
一之瀬の戦いが、いま始まる。

【スタッフ】

作:荒井修子
音楽:佐橋俊彦

ダークスーツ | NHK 土曜ドラマ
NHK 土曜ドラマ ダークスーツ