ドラマのみどころ・スタッフからのメッセージ

【ドラマのストーリー】

  名古屋の高校教師・橋口順平(32)は、ある日突然、養護学校への異動を命じられる。かつて陸上短距離のオリンピック候補にまでなった運動エリートで、「やれば出来る!」がモットー。だが、赴任先で命じられたのは「病院訪問教育」。いままでとは勝手が違う現場で、いたみを抱えた子どもたちを相手に、順平の新たな挑戦の日々がはじまる。

【制作にあたって】

…チーフプロデューサー 家喜正男

  原案の「授業の出前いらんかね!」では、厳しい労働条件のなかで子どもに対する「熱意」と「情熱」を傾ける教師と子どもたちの姿が描かれています。教えるだけではない、ただ側に居てあげるだけでもいい…。しかし、教師である以上学習はさせたい…。「病院訪問教育」の重要性を訴え続ける教師の姿に深い感動を受けました。死を目前にした子どもに対してどのような教育をするのだろうか、教育現場で教師たちはどのように子どもたちに接触するのだろうか、そしてドラマとして何を伝えるべきか…。それは「命の尊さ」と「家族のあるべき姿」を描き、安っぽいセンチメンタルに流されずに、本音で人を愛する事を素直に描く事なのです。土曜ドラマ「勉強していたい!」では、病院訪問教育の現実と奮戦する教師たちの姿を描きながら「家族」「命の尊さ」を描くとともに教師の成長する姿を伝えていきます。今回、主役の橋口順平先生役に中高生に支持を得ているV6の長野博さんを迎えました。病気の子どもたちに真正面からぶつかっていく演技が見どころです。また、教え子の死に直面し、悲しさを越えて自分に打ち勝つ姿など迫真の演技で迫っていきます。戸惑いながら「病訪教師」に成長する教師、橋口順平。夏休みの時期に放送する土曜ドラマ「勉強していたい!」を是非ご家族でご覧頂きながら「命の尊さ」「家族のあり方」をお話いただければと思います。ご期待ください。

【演出にあたって】

…演出 渡辺一貴

  「入院している子どもたちは、教師が来るのを楽しみに待っている。教室での授業では感じることのない反応です。」取材中、病院訪問教育の先生はこう話してくれました。様々な理由で病院に入院している子どもたちひとりひとりのことを考えながら、授業を届け続ける先生たち。そして、病気と戦いながらも、先生が来るのを心待ちにしている「勉強していたい!」子どもたち。教育現場をとりまく問題がクローズアップされている今、私たちはその姿からたくさんのメッセージを受け取ることが出来るように感じます。ドラマ化に際して我々制作スタッフが受け取ったメッセージは、「寄り添う」「信じる」「楽しむ」。口にするのは簡単ですが、なかなか実践することのできないこの三つのことばが、ドラマのキーワードです。そしてこの三つのことばは、教育現場だけではなく、私たちの日々の暮らしの中でも大切なものではないでしょうか。長野博さんふんする教師・橋口順平が、壁にぶつかりながら、悩みながら、でも負けずに前に進みながら受け取っていくこれらのメッセージの大切さを、視聴者の皆さんにも感じて頂くことができたら幸いです。

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