…長野 博
元高校陸上部顧問の生物教師だったが、前向きすぎるほど前向きな性格が災いして校長の反感を買い、思いがけず養護学校に転任、「病院訪問教育」を担当することになる。訪問先でも、「前向き」「根性」で子どもたちに向き合おうとするが、病気を患った子どもたちには拒絶されたり、必要以上に干渉してはダメにしてしまったり、失敗続き。悩みながら、周囲の人々にも助けられながら、真摯に子どもたちと向き合う中で、次第に"出前教師"としてのあり方に目覚めていく。
…紺野まひる
順平の妻。名古屋の手羽先チェーン店『カドキチ』の社長の一人娘で、大のドラゴンズ・ファン。明るい性格で順平の転勤先の町にもすぐに馴染み、地元少年野球チームのコーチを引き受ける。
…西村雅彦
先輩の出前教師。一見取っつきにくそうに見える強面だが、実は病院訪問教育に深い思いを持っている硬骨漢。順平の教師としての成長を見守る。
…森本レオ
ベテラン出前教師。温厚な中にも、長年の経験と実績に裏打ちされた病院訪問教育への強い情熱を持っている。
…田山涼成
順平が転勤してきた養護学校の教頭。九鬼とは同期。教師としての現場を離れ、行政職の道を選んだ。
…宮崎美子
先輩出前教師。大らかで明るい"職員室のお母さん"的な存在。食べるのが大好きで、自身も5人の子供を育てた経験を持つ。
…宝田 明
順平の義父、京子の父。名古屋の手羽先チェーン店『カドキチ』社長。『カドキチ』を海外進出させるのが夢。目下、義理の息子である順平に教師を辞めさせ、会社に引き入れようと画策している。
…麻木久仁子
順平の生徒・未来(みく)の母。母娘とも明るく振る舞っているが、未来は重い症状を抱えている。「普通の子供と同じように接して欲しい」と、順平に未来の本当の病名を隠している。
…かとうかず子
順平の生徒・杉原友美恵の母。著名な料理研究家として多忙な日々を送る。周囲からは"理想の母子"に見えるが、友美恵は心の隙間を抱えている。
…大友康平
順平が担当する井手香苗の父。訪問授業を受けるには、養護学校に転校手続きが必要と知り、世間体を気にして猛反対する。