揺れる一人っ子社会
 ~中国・36年の政策が作り出したもの~

  放送:2月21日(日) 22:00~22:49
 再放送:2月25日(木) 18:00~18:49

2015年10月29日、中国で「一人っ子政策」の廃止が決定された。36年間におよんだこの政策は、社会に大きなひずみを生んだ。一つは、戸籍のない子ども(黒孩子=ヘイハイズ)の問題。学校にも医療機関にも行けず、列車の切符すら買えない黒孩子は1300万人を超える。もう一つは、「失独者」の老後問題。一人っ子の親の中には子供を亡くした人(=失独者)がいる。中国では老親の面倒を見るのは子供という認識があるが、身元保証人がいないため老人ホームにも入れない。今後、困窮する失独老人は1000万を超えるといわれる。今、国の政策に人生を狂わされた人々が各地で声を上げ始めている。その現場に密着する。