チュニジア民主化は守れるのか
 ~ノーベル平和賞と民間団体の苦闘~

  放送:12月13日(日) 22:00~22:49
 再放送:12月17日(木) 18:00~18:49

今年のノーベル平和賞はチュニジアの民間4団体の連合組織“国民対話カルテット”が受賞した。“アラブの春”後、対立するイスラム主義勢力と世俗派を対話に導き、民主化に道筋をつけた功績が評価されたものだ。しかし、その民主化は、いま薄氷を踏むようにして進んでいる。独裁政権崩壊後、経済は悪化し、国民の失望が拡大。11月、首都チュニスでは過激派組織によるとみられる自爆テロが発生し、内政は再び危機に瀕しているのである。そうした中、“国民対話カルテット”の意志を継ぎ、民主化を推し進めようとしているのが“シビル・ソシエティ”(市民社会組織)とよばれる民間団体である。“国民対話カルテット”の元メンバーが多く関わっており、その数は全国で数百におよぶといわれている。彼らを密着取材し、チュニジアの民主化への苦闘を見つめる。