働く子供たちは守れるのか
 ~ボリビア 新・児童法の挑戦~

  放送:7月12日(日)22:00~22:49
 再放送:7月15日(水)18:00~18:49

今年6月、ILO(国際労働機関)の総会で、南米ボリビアが新たに制定した法律が大きな議論の的となる。途上国における児童労働が問題となる中、ボリビアであえて「10歳以上の子供の労働を認める」という法律が施行されたのだ。エボ・モラレス政権が、貧困対策として条件付きで児童の労働をみとめる一方、「教育を受ける権利」「健康を守る権利」の保護を事業者に義務付けたのだ。ボリビアでは、鉱山やサトウキビ農場で、数十万の子供が過酷な労働を強いられてきたからだ。この政策には国連ユニセフなどが一定の理解を示しているが、一方で英米を中心とする先進国は、過酷な児童労働の追認であるとして、ILO総会の場で徹底的に糾弾する構えだ。世界が直面する課題のひとつといわれる「児童労働問題」。番組では、ジュネーブでのILO総会の行方を見据えながら、ボリビア最大の「子供労働組合」の活動に密着し、ボリビアの選択がなげかけた波紋をみつめていく。