キューバ 市民ツーリズムにかける
 ~米との国交正常化の前夜~

  放送:4月12日(日)22:00~22:49
 再放送:4月13日(月)17:00~17:49

キューバとアメリカが国交正常化に向けた交渉を続ける中、キューバの首都ハバナを中心に“市民ツーリズム”ブームが巻き起こっている。市民たちが自宅を改造して簡易民宿を開業。アメリカ人をはじめとする外国人観光客を呼び込もうというのだ。社会主義経済の行き詰まりや、半世紀以上にわたるアメリカの経済制裁により、慢性的な経済の低迷が続くキューバ。「ふた時代前の街並みが残るハバナ」を売りモノに外貨を稼ごうと、多くの市民が簡易民宿の準備に動き始めている。資金集め、備品の確保、ツアー内容の決定・・・ほとんどの市民にとって初めての経験ばかり。さらに、キューバ革命後の歴史を知る世代の中には、長く敵対してきたアメリカ人相手の商売に抵抗感を示す人も少なくない。それでも新たな時代に向き合おうと、悪戦苦闘しながら民宿の開業を目指すハバナの家族を通して、国交正常化に寄せる市民の期待、暮らしへの影響を見つめる。