ドレスデンの攻防
 ~イスラムをめぐり揺れるドイツ~

  放送:3月14日(土)22:00~22:49
 再放送:3月18日(水)17:00~17:49

イスラムとどう向き合っていくのか。世界が直面するこの大きな課題を前に、国内に400万人のイスラム教徒がいるとされる移民大国ドイツが揺れている。東部のドレスデンを中心に、イスラムの脅威を訴える団体「ペギーダ」がデモを繰り返しているのだ。パリの新聞社襲撃事件の直後には2万5千人の参加者を集め、その勢いは増すばかり。危機感を抱いた市民がペギーダに対抗する活動を始めるなど、国を二分する議論になっている。そんな中、ドレスデンは特別な日を迎える。「2月13日」。第二次世界大戦中、連合国軍の空爆で街が壊滅させられた日である。ドイツの人たちが平和について見つめなおすこの日に合わせて、ペギーダは大規模なデモを計画。“反イスラム”の姿勢を改めて訴えることにしている。一方のペギーダに対抗する市民グループも“寛容な社会”という価値観を貫くためのアピールを行う。人々の心に届くのはどちらの言葉なのか?ドレスデンで繰り広げられる攻防を通して、イスラムをめぐり揺れるヨーロッパの行方を見つめる。