域外派兵で何がおきたのか
 ~ドイツ連邦軍・アフガニスタンでの13年~

  放送: 9月20日(土)22:00~22:49
 再放送: 9月24日(水)17:00~17:49

激論の末、NATO域外への派兵に踏み切ったドイツ。今年いっぱいで、13年間に渡るアフガン派遣を終える。派兵完了を前に、今、政府、兵士、それぞれの立場からの総括が行われようとしている。ドイツは、基本法(憲法)のもと侵略戦争を禁じ、長年、専守防衛に徹してきた。しかし、湾岸戦争で多国籍軍に参加せず、国際社会から批判されたことを機に「NATO域外への派兵」へ方針転換。それを受け、2002年、アフガンで展開していた作戦に参加。後方支援に限定し、常時約5000人を駐屯させた。しかし、55人が棺に収められて帰還。戦後の歴史で初の戦死者を生んだ。さらに兵士の1200名が心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症している。アフガニスタンでの経験は、ドイツにどんな教訓をもたらしたのか。兵士、軍、政府・・それぞれの立場で、「海外派兵」の総括をみつめる。