引き裂かれた大地
 ~グルジア境界にロシアの影~

  放送: 7月19日(土)22:00〜22:49
 再放送: 7月23日(水)17:00〜17:49

ウクライナに対するロシアの動きに世界の注目が集まるなか、密かに進行しているロシア周辺の異変がある。去年1月からグルジアと南オセチアの境界でロシアがフェンスを設置しているのだ。フェンスの全長は50キロ。グルジアのある村では、それまで通っていた南オセチア側にある学校や病院、仕事場、そして親類の家へ行けなくなってしまった。首都トビリシのワイン産業も葡萄畑を隔絶され困惑する企業が少なくない。こうした中、今年4月、グルジアの弁護士団が「ロシアの行為は非人道的だ」として、この問題を欧州人権裁判所に訴えた。番組では、境界線問題に翻弄される人々を取材。ロシアの大国主義が周辺に何をもたらそうとしているのかを、人々の暮らしのなかから見つめていく。