2012年12月放送分

エジプトの失踪者 ~“アラブの春”の若者は いま~

  放送: 12月 8日(土)22:00~22:49
 再放送: 12月12日(水)21:00~21:49
再々放送: 12月14日(金)18:00~18:49

去年、民衆が蜂起し、独裁政権が崩壊したエジプト。革命から2年近く、自由や民主主義を求めた市民の暮らしは、良くなるばかりか悪化している。高まる失業率に生活は困窮、食料も不足気味だ。革命の舞台となったタハリール広場は、今も政府に抗議するデモが収まる気配を見せない。中でも抗議の声を高めているのが、革命に参加して治安当局などに捕まり、拘束され続けている若者の家族や支援者だ。市民団体の調べでは、その数1万2千人。不当な拘束だと訴える家族たちは民主的な裁判を求めている。しかし、警察の報復を恐れて沈黙を続ける家族も多い。「アラブの春」とはなんだったのか。拘束される若者の家族や支援者たちの目を通して、革命後のエジプトの今を見つめる。

原発の“安全”を問い直す ~米NRC前委員長 福島への旅~

  放送: 12月22日(土)22:00~22:49
 再放送: 12月23日(日)12:00~12:49
再々放送: 12月28日(金)18:00~18:49

「福島のような災害に襲われた時、アメリカの原発は安全を保てるのか?」。去年、福島第一原発の事故のあと、NRC(米原子力規制委員会)のグレゴリー・ヤッコ委員長は、自問自答し続けていた。事故は、2つの大きな問題を原発大国に突きつけた。その一つは、“シビアアクシデント対策の不十分さ”が露呈したこと、もう一つが、“ひとたび事故が起きた時の被害の甚大さ”だ。NRC委員長を辞めたヤッコ氏はこの9月、日本を訪れ、福島県浪江町、福島で避難を強いられている人々、日本の専門家たちと対話する。福島第一原発事故に何を見たのかー。