2012年5月放送分

“脱原発”に揺れる町~ドイツ・世界最大の原発跡地~

  放送: 5月 5日(土)22:00~22:49
 再放送: 5月13日(日)20:00~20:49

原発に依存してきた町が、原発を失った時、どう再生するのか。ドイツ北東端の小さな町ルブミンは、かつての東独最大の原発城下町。ドイツ統一後、突然の原発閉鎖で雇用と収入源を失った。町は広大な原発跡地開発に再生を託し、20年間の試行錯誤の結果、今では、跡地に多くの企業が並ぶ。一方、原発の解体作業は未だ続き、併設する中間貯蔵施設には今後30年間原子炉容器が置かれたままとなる。その中間貯蔵施設には、ドイツ中から放射性廃棄物が運び込まれるようになり、町のもう一つの再生の柱、観光産業に影を落としている。番組では、再生へのルブミンの模索を徹底取材。原発を脱することの困難さを現地に見る。

シェールオイルを掘りおこせ ~新たな石油鉱床の衝撃~

  放送: 5月19日(土)22:00~22:49
 再放送: 5月27日(日)20:00~20:49

アメリカ中西部ノースダコタ州ウイリストン。人口1万の小さな田舎町が今、空前のオイルブームに沸いている。周辺に石油や天然ガスを豊富に含む、新たな資源層「シェール鉱床」が発見されたからだ。これまで採算のとれない油田地帯として半ば放置されてきたが、採掘を可能にする革新的な新技術の導入で、地表から3千メートルに広がる岩盤を砕き、石油を採掘することが可能になった。シェール層の掘削が可能になれば、北米大陸の石油産出量はサウジアラビアとロシアの二大産油国の合計を上回ると言われている。世界の石油市場を激変させ、価格決定に大きな影響を与える可能性を秘めた、シェール層掘削に群がる人々を、ウイリストンの町を舞台に追う。