2012年3月放送分

南京長江大橋に星を ~中国 急増する農民工の自殺~

  放送: 3月3日(土)00:00~00:49
 再放送: 3月4日(日)18:00~18:49
再々放送: 3月9日(金)18:00~18:49

中国有数の大都市・南京。大河長江には、巨大な橋、『南京長江大橋』が架かる。今、この長江大橋で自殺が多発している。分かっているだけでも、年間百数十人がここから飛び降り命を絶っている。中国は経済発展の裏で、毎年30万人近い自殺者が出ていると見られ、自殺未遂者はその10倍にも上ると言われる。中でも10代~30代の若者の自殺が増加中だ。長江大橋を8年に渡ってパトロールしている陳思さん(43)。これまで230人もの自殺未遂者を救ってきた。大都市南京には、地方から多くの農民工が集まる。しかし、その子どもたちには南京市民に比べ、明らかな格差がある。番組では、長江大橋を舞台に、次世代を担うはずの若者の心の崩壊とその叫びを拾い取ろうとする陳さんの格闘を見つめる。

世界から見た福島原発事故

  放送: 3月10日(土)00:00~00:49
 再放送: 3月11日(日)18:00~18:49
再々放送: 3月16日(金)18:00~18:49

世界の原子力研究者たちは、福島第一原発の事故が起きたとき、何を思い、そして、事故をどのように分析したのかー
「恐れていた事態が起きてしまった・・・」アメリカで原子力の安全対策の研究を続けてきた科学者たちは、福島第一原発のような事故を想定し、そうした事故が起きることをずっと恐れていた。アメリカでは1979年のスリーマイル島の事故後、「メルトダウン」が実際に起こりうるものとして、様々な実験や研究が行われてきた。福島で起きたことはこれからも起こりうるのか、研究所では、福島の詳細な事故分析を行っている。スイス原子力保安当局は、「フクシマの教訓」と題する報告書を発表。その中で「ヒューマンエラー」の問題を分析している。番組では、アメリカ、スイス、フランスなどの研究機関、研究者に取材し、「各国は何を“教訓”としようとしているのか」、世界から見た福島原発事故を描く。