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■スーパーハイビジョン、IBC2006で展示
 
   
NHKは、IBC議長の招聘を受け、本年9月8日から12日までオランダアムステルダムで開催されるIBC(International Broadcasting Convention)※1に「スーパーハイビジョン」を展示します。
   
スーパーハイビジョンは、NHKで開発している将来のテレビシステムです。走査線数4320本・毎秒60フレームの超高精細映像と22.2マルチチャンネル音響で構成されており、映像フォーマットはITU(国際電気通信連合)により先頃、大画面映像の国際標準※2として承認されました。
   
昨年の「愛・地球博」で156万人の方にご覧頂いたスーパーハイビジョンは、今年4月に米国で開催されたNAB(National Association of Broadcasters) ショー※3で海外初の展示を行い、映画監督のジェームス・キャメロン氏をはじめ多くの方に驚きと賞賛の言葉を頂きました。
   
ヨーロッパではハイビジョン放送が一部で始まったところですが、今回のIBCでは次世代の高臨場感映像音響システムであるスーパーハイビジョンを、約300インチの大画面と22.2マルチチャンネル音響によるシアターで、ヨーロッパの方々に体験して頂きます。スポーツや日本の自然の映像による番組とともに、会場屋上に設置するカメラのライブ映像も上映する予定です。
   
展示ブースでは、スーパーハイビジョン機器として開発している、カメラシステム、再生表示システム、圧縮符号化装置、IP光伝送装置、記録装置などを展示し、実用化に向けた進捗状況を示します。
   
展示はNHK、(株)NHKエンタープライズ、(財)NHKエンジニアリングサービスのほか、日本電信電話(株)、ならびにスーパーハイビジョン機器の開発に 関連したMicron Technology, Inc.、フジノン(株)、池上通信機(株)、アストロデザイン(株)、(株)計測技術研究所、日本ビクター(株)の共同で実施します。
   
  ※1 ヨーロッパ最大のエンターテイメントに関する展示会および会議。2005年度の来場者は約4万
※2 ITU-R BT.1769 “Parameter values for an expanded hierarchy of LSDI image formats for production and international programme exchange”
※3 世界最大の放送技術展示会(今年の来場者数約10万人、内、スーパーハイビジョン シアターには8410人が来場)
   
 
   
 
図1 NABでの機器展示 図2 NAB展示でのスーパーハイビジョンシアター
   
 
  図3 IBC展示系統(予定)