NHKデジタル ニュース

■地上デジタル音声放送(デジタルラジオ)
「あらゆる可能性」を追求するNHKの放送サービス 決定!
 
 地上デジタル音声放送(デジタルラジオ)は、メディア変革期の「新たな技術による、新たな放送文化の創造」を可能にする新しいメディアである。
2011年以降の本格放送までの期間に、様々な角度からデジタルラジオができる「あらゆる可能性」を追求していく。
NHKらしいデジタルラジオとは何なのか、聴取者の皆さまの生活を豊かにする新しいサービスとは何なのか、新たな放送文化の創造とは何なのかなどを追い求めていく。
 
編成のキーワードは、マルチユース、高音質、データ放送
東京のデジタルラジオの放送時間は、毎日10時間とする。
R1・R2・FM・総合テレビ・ハイビジョン番組をマルチユースした総合的な編成を組む。
実用化試験放送の初期の段階では、NHKに蓄えられた膨大なソフトや放送の
ノウハウ、システムを有効に活用して魅力的に編成する。
 
1. 選択可能なマルチチャンネル
   同時間帯に選択可能なマルチチャンネル放送を実施。例えば、英語の初級、中級、上級の3つの番組が放送されていれば、聴取者の皆さまは自分の英語のレベルに合わせて番組を選べる。また、夕方6時台に放送している水戸・千葉・前橋のFM放送からも、ひとつ選択できる。『多言語気象情報』でも日本語、英語、ハングル、中国語で気象情報を知ることができる。(平成16年2月以降サービス開始予定)そのほか、主音声の同内容を、副音声で聞きやすくゆっくり読み上げる『ゆっくりラジオ』もはじめる。
2.高音質ソフトで豊かな時間
   丸1日、荘厳で華麗なクラシック音楽などを集中編成する。朝から晩までベートーベン特集やプッチーニ特集など、これまでより聴取者の皆さまの要望に応えた編成を考える。
3.「今」が手に入る「いつでもニュース」
   データ放送では「いつでも見られる文字ニュース」や決定的な瞬間を捕えた現場の静止画をお届けする。音声放送の「いつでも聞こえるニュース」では政治、経済、社会、地域ニュースなどのマルチ編成から1つを選んで聞ける。
 
1時間の独自番組は実験の牧場
デジタルラジオの独自番組が目指す実験のキーワードは、
何かをしながらラジオを聞く「ながら族」
ある特定の聴取者層を狙った「パーソナルな関係」
その関係を深めるインタラクティブな「双方向性」
電波が届くのは狭い地域の「地域限定」
VHF波が優位な「移動受信」
 
 独自番組ではこのキーワードを具体的な形にしていく。
そして、独自番組の実験の重要な鍵はデータ放送と音声放送の連動である。
聴取者の皆さまとリポーターから寄せられる電話やメール、ファックス、お便り、写真などの上り回線の情報を蓄積し、この様々な情報をどうやって、音声放送とデータ放送の下り回腺に返していくかが重要な取り組みになる。
 
大阪のデジタルラジオの特長

大阪のデジタルラジオは、「音の魅力の再発見」を主たるキーワードとし、
新しいメディアの特性を活かした地域放送を目指す。
放送時間は毎日8時間とし、そのうちの4時間程度を大阪発とし、
あとの4時間については東京のデジタルラジオをネット受けする。
主な聴取ターゲットは団塊の世代、団塊ジュニア、特定のジャンルの
ファン層などで、聴取対象を明確にした編成とする。
地域放送の特長を強く打ち出す方針として、ストック系の大阪制作の番組と
R1の地域放送番組「関西ラジオワイド」の同時放送、FMの地域放送番組
「Evening Music line ] の同時放送などの番組を、一つの固まりとして編成する。
 
 独自制作番組は東京と同様に毎日1時間としたい。
デジタルの手法を駆使し、大阪の地域色を可能な限り演出するトライアルゾーンとしたい。内容はフロー系の生活情報を中心とし、地域性や双方向性を重視したものにしたい。