NHKデジタル ニュース

■ 2003年末開始予定の地上デジタルテレビジョン放送について

 
 NHKは2003年末の東京・大阪・名古屋における地上デジタルテレビ放送開始という国の方針に沿って、2003年12月から地上デジタル放送ならではの魅力的な放送サービスを開始できるよう準備を進めており、12月18日、東京・大阪・名古屋で免許申請を行いました。
 
 地上放送のデジタル化は、全国に1億台以上普及したテレビをすべてアナログからデジタルに置きかえていく国家的な一大事業です。

NHKは、地上放送のデジタル化にあたって、デジタル技術の特性を十分活かした放送を行い、視聴者の皆さんにデジタル化のメリットを最大限提供できるよう努力していく考えです。

地上デジタル放送の魅力は高画質のハイビジョンとデータ放送やEPGなどの高機能サービスであり、NHKは2003年12月の東名阪における放送開始当初から、これらの魅力ある放送サービスを行っていくよう準備しています。特にデータ放送については、現在、BSデジタル放送で行っている全国向けのニュースや気象情報をはじめとする様々な情報に加え、地上デジタル放送ならではの各地域の情報を提供できるよう準備を行っています。
 
 一方、地上デジタル放送を実現するための前提条件であるアナログ周波数変更対策については、一昨年から行われてきた全国地上デジタル放送推進協議会の精査作業により、対策の開始が一年あまり遅れるとともに対策規模が大幅に拡大したことに伴い、2003年12月の時点で東京・大阪の放送エリア内にアナログ周波数変更対策の完了していない地域が存在することになりました。

このためNHKは、東京・大阪においてアナログ周波数変更対策が完了するまでは、地上デジタル放送の電波の出力を一定期間制限し、その後、対策の進捗に応じて段階的に増力、放送エリアを順次拡大していくことにしています。

また、名古屋については、アナログ周波数変更対策は2003年11月までに完了する予定ですが、新タワーから送信を始めるため現行アナログ受信者への影響を確認しつつ増力、放送エリアを拡大していくことにしています。
 
 NHKは今後も視聴者の皆さんのご理解を得ながら、2003年12月から地上デジタル放送ならではの魅力的な放送サービスを開始できるよう、着実に地上放送のデジタル化に取り組んでまいります。