最新ニュース
<2012年1月23日>
第41回 番組技術展
~ 放送現場のアイデアから生まれる技術を紹介 ~
○ NHKの放送現場から生まれた技術を紹介する「番組技術展」を2月11日(土)~14日(火)、東京・渋谷のNHK放送センターで開催します。
○ 全国のNHKでは、視聴者のみなさまに、わかりやすく、より魅力的な番組をお届けするために、放送現場ならではの発想で創意工夫を凝らしたさまざまな放送機器を開発しています。「番組技術展」では、これら最新の開発成果を年に一度、一同に集めてご紹介します。
○ 視聴者のみなさまにもNHKの放送技術を直接 “見て・触れて・知って”いただけるイベントです。ご来場いただいたみなさまからのご意見やご要望を活かして、さらなる開発・改善に取り組み、放送サービスの充実に努めていきます。
| 開催日時 平成24年2月11日(土)~14日(火) 11:00~16:00(11日~12日) 10:00~17:00(13日~14日) ※入場は閉館30分前までとさせていただきます。 ※入場は無料です。 |
| 開催会場 NHK放送センター 4階 正面玄関ロビー 番組技術展のホームページはこちら ※期間限定1/16~2/24 |
<2011年11月18日>
NHKの衛星放送開発がIEEEマイルストーンに認定!
~世界初となった家庭に向けた直接衛星放送サービス~
○ 日本放送協会(会長:松本正之/以下、NHK)は、世界初となった1984年の直接衛星放送開始と、この実現に向けた長年にわたる研究開発の功績により、「IEEEマイルストーン」に認定されました。
○ 「IEEEマイルストーン」は、IEEE※1により、電気・電子技術分野において、実用化以降25年以上にわたって国際的に高い評価をうけてきた業績を称えるものです。
○ 今回の認定は、NHKの衛星放送技術の研究開発が、山間部や離島などを含む日本全国の世帯でテレビ放送の受信を可能とし、また、現在世界各国の人々が利用している衛星放送サービスの基礎を築いたことに対して評価されたものです。
○ NHKは、この衛星放送の実現に向け、以下の研究開発を行いました。
| ① | 低雑音ダウンコンバーター搭載の小型パラボラアンテナによる家庭用受信機。 | ![]() |
| ② | 日本全土に効率良く電波を届ける成型ビームアンテナを搭載する放送衛星本体と、その管制技術。 | |
| ③ | 衛星放送用の12GHz帯の電波に関する伝搬特性の調査研究。 | |
| ④ | 衛星放送サービスの研究等。 |
○ こうした衛星放送技術の開発と、衛星の安定運用に向けた様々な取り組みにより、その後も、ハイビジョンや、多様なデジタル情報を多重して放送するISDB※2の開発が促進され、BSデジタル放送や地上デジタル放送の実現につながりました。
○ NHKは、今後とも、新しい放送サービスの実現に向けた研究開発を推進していきます。
| ※1 | 世界160カ国以上から40万人近くの会員登録がある世界最大の技術者組織。ニューヨークに本部があり、コンピュータ、バイオ、通信、電力、航空、電子等など様々な技術分野で指導的な役割を担う非営利団体。 |
| ※2 | 統合デジタル放送サービス(Integrated Services Digital Broadcasting) |
<2011年11月10日>
映像品質劣化チェック機能付フォーマット変換装置を開発
〜高速処理技術により効率的な番組制作と
映像・音声の品質管理向上に貢献〜
日本放送協会(会長:松本 正之/以下、NHK)と株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)および株式会社日立ソリューションズ(取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、映像・音声ファイルのフォーマット変換、および変換後の映像・音声の劣化・異常検出の高速化*1を実現した映像品質劣化チェック機能付フォーマット変換装置を共同で開発しました。
近年、放送局では、番組素材をハードディスクなどの記録メディアに保存して、編集や送出を行うファイルベースシステムの導入を進めていますが、映像ファイルには多くのフォーマットが存在するため、フォーマット変換が必要となります。また、フォーマット変換時の圧縮処理において、映像にノイズが入るなどの異常が生じることがあるため、変換後の映像品質に劣化や異常がないことを確認する必要があります。ファイルベース化が進展する中、効率的な番組制作を進めるためには、フォーマット変換や変換後の映像品質の確認を短時間かつ確実に行うことが課題となっています。
今回開発した装置は、フォーマット変換と映像・音声の劣化・異常検出処理を複数に分割し、並行で処理可能な設計とすることで、変換と劣化・異常検出を大幅に高速化しました。本装置では、自動検出したエラー箇所のみを確認すればよいため、従来の全映像を確認する作業と比較して短時間で品質確認が可能となります。また、映像・音声の劣化・異常部分を解析結果画面に表示することで、検査担当者はその部位を迅速、正確に把握でき、品質確保および検査効率向上に貢献します。
今後も、NHK、日立、日立ソリューションズは、番組制作のファイルベース化を円滑に進めるため、映像・音声の大容量データ(ビッグデータ)の品質管理の向上に取り組んでいきます。
なお、11月16日から18日に幕張メッセで開催される「Inter BEE 2011」において、本装置を日立ソリューションズブースにて出展します。http://www.inter-bee.com/ja/
| *1 | 本装置2台構成で映像ファイルMPEG-2 I-Only 102MbpsをAVC-I50Mbpsにフォーマット変換した場合、映像時間長の約3分の1で変換処理可能。 |
<2011年11月10日>
高機能ノンリニア編集機を開発
〜 地方局でも、高度な映像合成を実現 〜
○ NHKは、多重合成やカラーグレーディングも可能な「高機能ノンリニア編集機」を開発*1しました。編集作業から高度な映像加工までを1台で実現できるため、番組の演出効果を大幅に高めることができます。
○ 現在、NHKの地域放送局ではノンリニア編集機により番組を制作していますが、番組タイトルなどのイメージ映像の制作に必要な多重合成やCGデータを活用できる高機能ノンリニア編集機は、高価かつ専門知識が必要となるため、地域放送局での番組制作体制や業務フローに適した編集機の開発が望まれていました。
○ そこで今回、簡単な操作で高度な映像合成が可能な「高機能ノンリニア編集機」を開発しました。主な特徴は以下の3点です。
① 簡易な操作で映像合成が可能
② GPU処理によるリアルタイム性を追求
③ シンプルなシステム構成により低コストを実現
○ 今回、開発した装置は「Inter BEE 2011」(11月16日~18日、幕張メッセで開催)において、さくら映機(株)のブースで展示する予定です。
| *1 | NHK宮崎放送局が、さくら映機(株)と共同開発 |

図1 編集画面例(クロマキー合成)

図2 合成画面例(3D変形)
<2011年11月9日>
ロンドンオリンピックでスーパーハイビジョン公開上映を実施!
| ロンドンオリンピックの期間中、NHKは、OBS(オリンピック放送機構)、BBC(英国放送協会)と共同で、スーパーハイビジョンによる公開上映※を日本、イギリス、アメリカの各会場で実施します。 NHKが開発したスーパーハイビジョンは、ハイビジョンの16倍の画素数を持つ超高精細映像と、22.2チャンネルの立体音響によるシステムです。 そのスーパーハイビジョンの超高臨場感の映像と音声によって、あたかもロンドンのオリンピック会場にいるように、世界のアスリート達の熱戦をお楽しみいただけます。 | ![]() |
| ○上映日程日 | :2012年7月28日(土) ~ 8月12日(日) (日本) |
| 2012年7月27日(金) ~ 8月12日(日) (英国、米国) | |
| ○上映場所 | :英国内4か所、米国内1か所、日本国内3か所を予定 (IBCとワシントンでは、関係者を対象とする予定) |
| ○上映内容 | :開会式や競技などのハイライト |

<2011年10月17日>
BSデジタル放送の電子番組表(EPG)について
2011年10月17日以降、BSデジタル放送の電子番組表(EPG)に、マルチ編成時のサブチャンネル(102ch、104ch)の表示が追加されます。これにより、マルチ編成時のサブチャンネルで放送される番組についても、EPGによる視聴や予約録画が可能となります。
マルチ編成を行っていない時間帯は、EPGに「この時間帯は○○chをご覧下さい」というメッセージが表示されます。また、サブチャンネルの番組が終了した後、受信機に「放送休止」などのメッセージが表示される場合があります。この場合は、リモコンでBS1やBSプレミアムを選択し直して下さい。

<2011年9月28日>
『つながる・広がる! スマートライフ』
~ CEATEC JAPAN 2011に出展 ~
最先端のIT・エレクトロニクス総合展 “CEATEC JAPAN 2011” が、10月4日(火)~8日(土)、幕張メッセで開催されます。NHKは一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)と共催でブースを出展します。
今年の展示テーマは「つながる・広がる! スマートライフ」です。2011年7月24日に東北3県を除きテレビは完全にデジタル化されました。NHK/JEITAブースでは、完全デジタル化後の新しい放送通信連携サービスや、放送がもつ災害時における重要な情報インフラとしての役割などを紹介します。
主な展示内容は次のとおりです。
① 新しい放送通信連携サービスの紹介
放送と通信が連携することで生みだされる多彩なコンテンツや、放送波の番組とネットワークの関連情報を組み合わせることによってより豊かに番組を視聴できる「Hybridcast」、人と番組を結ぶソーシャルテレビサービス「teleda(テレダ)」などを紹介・体験いただけます。
② 災害時の情報インフラとしての放送サービスの紹介
災害時の情報インフラである放送サービスの重要性、災害報道の取り組み、さらにそれらを支える超高感度カメラなどの最新の報道機材について紹介します。
③ 節電・省エネとスマート社会へのご提案(JEITA展示)
テレビをはじめとした家庭における機器、カーエレクトロニクスの節電・省エネ方法紹介や体験コーナーなどを通じてこれからのスマートライフを体感いただけます。
※)協賛:社団法人 日本ケーブルテレビ連盟(JCTA)、一般社団法人 日本ケーブルラボ(JLabs)、一般社団法人 IPTVフォーラム
<2011年8月7日>
放送衛星BSAT-3c(BSAT-2後継衛星)の打ち上げ成功にあたって
放送衛星BSAT-3cを搭載したアリアン5型ロケット(フライト203)が8月7日午前7時52分(現地時間8月6日午後7時52分)に、南米フランス領ギアナのアリアン射場より打ち上げられ、B-SAT社より打ち上げに成功したという報告がありました。
今後、放送衛星が運用できるまで、各機能の動作確認など、さまざまプロセスがありますが、それらが順調に進み、放送衛星が完全な状態でB-SAT社に引き渡されることを期待します。
NHKは、今後も放送番組の充実・強化を図り、衛星放送の普及促進に努めてまいります。
<2011年7月25日>
アナログテレビ放送の停波について
岩手、宮城、福島の3県をのぞく44都道府県の地上アナログテレビ放送と、衛星アナログテレビ放送は、7月24日(日)の24時までに停波いたしました。NHKのアナログテレビ放送を、これまでご視聴いただき、ありがとうございました。
引き続き、デジタル放送が持つ様々な機能を活用して、より魅力的なサービスを提供できるよう努めて参ります。
今後とも、NHKの放送をご視聴いただきますとともに、公共放送事業にご理解とご支援をいただきますようお願い申し上げます。
<2011年7月24日>
アナログテレビ放送終了のお知らせ
本年7月24日(日)正午をもちまして、地上放送(岩手、宮城、福島県を除く)、衛星放送ともに、アナログテレビ放送の番組は終了いたしました。
デジタル放送の受信方法や支援などにつきましては、下記のお問い合わせ先までご連絡おねがいいたします。
<デジタル放送の受信方法>
■総務省地デジコールセンター
0570‐07‐0101 (ナビダイヤルがつながらない場合は03-4334-1111)
7月の受付時間
7月24日〜31日 毎日 9〜22時 (22時から翌日9時までは緊急対応受付
■デジサポ(テレビ受信者支援センター)
地上デジタル放送の周知・広報、きめ細やかな相談を行うために、総務省が設立した組織です。地デジにするための様々な支援を行っています。
詳細はhttp://digisuppo.jp/(NHKサイトを離れます)をご覧ください。
<BSデジタル放送、NHKのアナログ放送終了施策に関するお問い合わせ>
■NHKアナログ放送終了お問い合わせセンターでお受けしています。
0570-07-2011(ナビダイヤルがつながらない場合は 03-4334-1455)
| 7月の受付時間 | |
| 7月24日〜25日 | 24時間受け付け |
| 7月26日 | 0時〜22時 |
| 7月27日〜31日 | 9時〜22時 |
| 8月の受付時間 | |
| 8月1日〜31日 | 9時〜22時 |
上記の番号は 電話料金がかかります。なにとぞご了承ください。
<2011年7月19日>
ハイビジョン高画質を維持可能な「電子透かし」!
〜さまざまな画像処理でも消えない高速埋め込み技術を開発〜
○ 日本放送協会(会長:松本正之/以下、NHK)と三菱電機株式会社(執行役社長:山西健一郎/以下、三菱電機)は共同で、映像の情報管理や著作権保護に役立つ「電子透かし」技術*1の開発を進めています。今回、高画質のハイビジョン映像のまま、高速で映像関連情報を埋め込み/読み出す技術の開発に成功しました。
○ これまでの「電子透かし」は、圧縮した映像を対象として埋め込み処理を行っており、放送用の高画質映像には利用ができないことや、映像情報として十分な情報量*2のデータを高速で埋め込むことが困難でした。
○ 今回新たに開発した「電子透かし」技術では、分割処理による埋め込みアルゴリズムを採用することにより、画質劣化を抑えながら十分な量の情報*2を短時間に埋め込むことに成功しました。また、新しい映像処理技術により、数秒程度の映像からでも埋め込まれた情報をすばやく取り出すことを可能にしました。
○ この「電子透かし」技術は、以下のような特長があります。
| ① | 画質劣化が少ないため、放送番組の撮影から、編集、送出までのすべての課程で、一貫した情報管理ができます。 |
| ② | 様々な圧縮方式に加え、サイズ縮小やアナログ変換された映像からの検出も可能なため、さまざまな分野での著作権保護に利用できます。 |
| ③ | 汎用的なライブラリ形式のソフトウェアで作成されているため、さまざまな分野での映像機器に利用できます。 |
○ NHKと三菱電機は、今後とも、映像に関する「電子透かし」の技術開発を推進していきます。
| *1 | 人の目にはわからないわずかな変化で、映像信号に情報を埋め込む技術。 |
| *2 | 放送番組の放送日時やコードなどを表すためには、100ビット程度の情報が必要。 |
<2011年7月7日>
デジタル放送の普及状況について(6月末速報値)
地上デジタル放送
6月末現在、地上デジタル放送受信機 約1億1875万台 (6月:約480万台)
| PDP、液晶テレビ | 約7764万台(6月:約276万台) |
| ブラウン管テレビ | 約 72万台 (6月:約 0万台) |
| デジタルチューナー(チューナー内蔵録画機を含む) | 約2934万台(6月:約185万台) |
| ケーブルテレビ用STB | 約1105万台(6月:約19万台) |
地上デジタルチューナー内蔵PC (5月末データ) 約332万台
BSデジタル放送
6月末現在、BSデジタル放送受信機 約1億1349万台 (6月:約384万台)
| PDP、液晶テレビ | 約7576万台(6月:約271万台) |
| ブラウン管テレビ | 約 186万台 (6月:約 0万台) |
| デジタルチューナー(チューナー内蔵録画機を含む) | 約2482万台(6月:約94万台) |
| ケーブルテレビ用STB | 約1105万台(6月:約19万台) |
(注)NHK独自調査による推定値です。ただし、地上デジタルチューナー内蔵PCは、JEITA(社団法人電子情報技術産業協会)発表の出荷台数を表記しています。
<2011年6月30日>
菖蒲久喜ラジオ放送所と秋田大潟ラジオ放送所での
第2放送減力放送について
この夏の電力使用制限に対応するため、菖蒲久喜ラジオ放送所のラジオ第2放送で行っている送信電波の出力を下げた放送について、実施時間帯を拡大します。
現在、電波の送信出力を定格の500kWから250kWに下げた放送を、午前10時から午後4時の時間帯で実施していますが、7月1日(金)から9月22日(木)まで、祝日を含む平日については、午前8時50分から午後8時10分までの時間帯に拡大します。(土日は、従来通り午前10時から午後4時の時間帯で実施します。)
秋田大潟ラジオ放送所においては、ラジオ第2放送について定格の500kWから250kWに下げた放送を、7月1日(金)から9月9日(金)まで、土日を除き菖蒲久喜ラジオ放送所と同じ時間帯で実施します。
夜間等の時間帯は、海外からの電波との混信があるため、放送サービスエリア内で極力放送が聞きやすくなるように、定格の500kWで放送します。
<2011年6月24日>
アナログテレビ放送終了のお知らせ
本年7月24日(日)正午をもちまして、地上放送、衛星放送ともに、アナログテレビ番組の放送は終了いたします。
アナログ放送をご覧の方は、この日以降、テレビがご覧になれなくなります。デジタル放送受信の早めのご準備をお願いいたします。
受信方法や支援などにつきましては、下記のお問い合わせ先までご連絡おねがいいたします。
<デジタル放送の受信方法>
■総務省地デジコールセンター
0570-07-0101(ナビダイヤルがつながらない場合は03-4334-1111)
| 7月の受付時間 | |
| 7月1日〜17日 | 平日 9〜21時、土日祝 9〜18時 |
| 7月18日〜31日 | 毎日 9〜22時 (22時から翌日9時までは緊急対応受付) |
■デジサポ(テレビ受信者支援センター)
地上デジタル放送の周知・広報、きめ細やかな相談を行うために、総務省が設立した組織です。地デジにするための様々な支援を行っています。
詳細はhttp://digisuppo.jp/(NHKサイトを離れます)をご覧ください。
<BSデジタル放送、NHKのアナログ放送終了施策に関するお問い合わせ>
■NHKアナログ放送終了お問い合わせセンターでお受けしています。
0570-07-2011(ナビダイヤルがつながらない場合は 03-4334-1455)
| 7月の受付時間 | |
| 7月1日〜22日 | 9時〜22時 |
| 7月23日 | 9時〜24時 |
| 7月24〜25日 | 24時間受け付け |
| 7月26日 | 0時〜22時 |
| 7月27〜31日 | 9時〜22時 |
上記の番号は 電話料金がかかります。なにとぞご了承ください。
<2011年6月17日>
7月1日以降の“アナログ放送画面を通じた特別周知”について
日本放送協会〔NHK、会長=松本正之〕および日本民間放送連盟〔民放連、会長=広瀬道貞・テレビ朝日顧問〕は、来月7月24日に迫った、岩手・宮城・福島の東北3県を除く44都道府県のアナログテレビ放送終了に向けて、7月1日以降の“アナログ放送画面を通じた特別周知”の対応方針を下記のとおりとりまとめましたので、お知らせします。
全国各地のNHK放送局および地上民放テレビ115社は、本年1月24日に地上デジタル推進全国会議〔議長:岡村正・日本商工会議所会頭〕が公表した「完全デジタル化最終行動計画」に沿って“アナログ放送画面を通じた特別周知”を行い、7月1日以降の残り24日間で、デジタル放送にまだ対応されていない世帯の方々にデジタル化対応を呼びかけ、7月24日の円滑なアナログ放送終了に取り組んで参ります。
1.7月1日以降の“アナログ放送画面を通じた特別周知
| ①カウントダウンスーパーの常時表示 7月1日(金)〜7月24日(日)正午 |
|
![]() |
◆7月1日(金)以降、アナログ放送のテレビ画面の左下に1/9程度の大きさで、「アナログ放送終了まであと○日」等のカウントダウンスーパーを常時表示します。 ◆なお、一部地域のNHK放送局では、午前9時〜午後9時までの運用を基本とします。また、地上民放テレビ社では、CM時を除き、常時運用となります。 |
| ②定期的なブルーバックの「お知らせ画面」の挿入 7月1日(金)〜 |
|
![]() |
◆7月1日(金)以降、アナログ放送において、ブルーバックの「お知らせ画面」を定期的に挿入します。 ◆放送対応の頻度や1回あたりの長さなどは、地域事情に応じて放送事業者ごとに異なります。 ◆7月18日(月)以降、総務省地デジコールセンターは24時間運用になります。 |
| ③7月24日正午のアナログ放送の番組終了と24時までの完全停波 7月24日(日)正午〜 |
|
![]() |
◆7月24日(日)正午にアナログ放送の番組を終了し、ブルーバックの「お知らせ画面」に全面移行します。 |
| 7月25日(日)午前0時〜 | |
![]() |
◆その後、7月24日(日)24時までにアナログ放送は完全停波し、アナログテレビは何も映らなくなります。(画面は「砂嵐」等の状態になります) |
2.地デジPR番組「アナログ放送終了まで、あと1か月!」の放送
NHKと民放連は、7月1日以降の“アナログ放送画面を通じた特別周知”を視聴者の皆様にご説明し、まだデジタル放送に対応されていない世帯の方々にデジタル化対応をお急ぎいただくため、地デジPRミニ番組「アナログ放送終了まで、あと1か月!」(制作幹事社:TBSテレビ)を共同制作し、6月18日以降、全国のNHK放送局および地上民放テレビ115社において放送いたします。
また、同番組をもとにしたPRスポット素材(30秒、60秒)を制作し、6月末日までの地デジPRを展開いたします。
なお、関東地域における放送予定は、下記のとおりです。
【関東地域の放送予定】
| ・放送日時: | 平成23年6月25日(土)午後5時29分〜5時30分 |
| ・番組名: | 「アナログ放送終了まで、あと1か月!」(60秒版) |
| ・放送実施社: | NHK総合(東京)、TBSテレビ、日本テレビ放送網、テレビ朝日、フジテレビジョン、テレビ東京、東京メトロポリタンテレビジョン(同日午後4時59分から)、群馬テレビ、テレビ埼玉、千葉テレビ放送、テレビ神奈川(同日午後4時54分から)。 なお、とちぎテレビは設備上の制約により、実施しません |
<2011年6月1日>
地デジに関する電話受信相談を実施中!
NHKでは、アナログ放送の終了に向けて、皆さまが円滑に地上デジタル放送へ移行できるよう、電話相談をお受けしています。下記の窓口までお気軽にご相談ください。
・地デジの受信に関して電話でご相談をうけたまわります。
・必要に応じて、ご自宅に訪問し調査や受信相談をさせていただきます。
<受信相談窓口>
NHKふれあいセンター
0570-00-3434
受付時間:午前9時〜午後8時(土・日・祝日も同時間帯で受付)
(ご注意ください)
・ この受信相談にあたり、料金をいただくことは一切ございません。
・ 担当者は身分証明を提示しますので、ご確認ください。
*IP電話等のお客様でナビダイヤルがご利用になれない場合は、次のダイヤルをご利用ください。 |
<地デジ関連の相談窓口>
■総務省 地デジコールセンター
【電話】 0570-07-0101(つながらない場合は、03-4334-1111)
平日 9:00〜21:00
土日祝 9:00〜18:00
URL : http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/dtv/(NHKサイトを離れます)
■デジサポ
デジサポでは、共聴改修の助成金受付や法律相談窓口の開設、地上デジタル放送の受信可能エリアの調査などが実施されています。
詳細はhttp://digisuppo.jp/index.php/activity/watch/troubles/(NHKサイトを離れます)をご確認ください。
<2011年5月24日>
インテグラル立体テレビでVFXによる演出が可能に!
〜眼鏡なし立体テレビの制作手法が拡大〜
○ NHKは、特殊な眼鏡をかけなくても、自然な立体映像が見られるインテグラル立体テレビの開発を進めています。今回、インテグラル立体テレビでも、VFX(Visual Effects)演出を可能にする手法を開発しました。
○ これまで、インテグラル立体テレビの立体映像を制作する場合、専用のカメラ*1で撮影する手法しかありませんでした。そこで、VFXやCGでよく使われている多視点映像*2から作成した3次元モデル*3を、インテグラル立体テレビの立体映像に高速変換する新たな手法を開発し、さまざまな演出を可能にしました。
○ これまでの立体映像の変換は、立体像の画素数(今回は400×250)と縦横異なる視点数(今回は20×20)を組み合わせた映像を作り出す必要があり、膨大な時間がかかり実用的ではありませんでした。今回の手法では、類似する変換処理を一括して行うことにより(図1、2参照)、従来に比べ、約100倍*4高速で制作ができ、高い実用性が実現できました。
○ 今回の開発により、下記の内容が可能となり、今後のインテグラル立体テレビのコンテンツ制作に、新たな可能性が広がります。
| ① | 多視点映像から生成した3次元モデルとCGを自由に組み合わせ、インテグラル立体映像を制作することが可能です。 |
| ② | 多視点映像用ハイビジョンカメラが利用でき、インテグラル立体専用カメラでの撮影にくらべ大きな被写体の撮影が可能*5です。 |
○ 本研究の成果は、5月26日(木)〜29日(日)に開催される放送技術研究所の一般公開でご覧いただけます。
| *1 | 1台のスーパーハイビジョンカメラに、微小レンズを多数配列したレンズアレーを取り付けたものです。 |
| *2 | 被写体の周りに取り囲むように設置した複数のカメラで、さまざまな方向から撮影した映像です。 |
| *3 | 被写体の形状と色の情報を持った、3次元の映像データです。 |
| *4 | 1フレームのデータを作成するのに要する時間は、従来の30分から12.5秒に短縮されました。 |
| *5 | インテグラル立体用の専用カメラではレンズアレーなどの大きさに制限のある光学系があるため、現状では、大きな被写体の撮影に適していません。 |
※ 本研究の一部は、(独)情報通信研究機構からの委託研究「革新的三次元映像技術による超臨場感コミュニケーション技術の研究開発」の補助により行われたものであり、東京大学大学院、(株)日立製作所と共同で進めています。
<2011年5月24日>
ファイルベースシステムが快適に、大きく進化!
〜ウェブブラウザを用いて快適な編集環境を提供〜
○ NHKでは、ファイルベースシステムの利点を最大限活用した、使いやすく快適な番組編集システムの開発を進めています。今回、ウェブ上のどこからでも、編集作業用パソコン一台で高度な番組編集・制作ができるシステムを開発しました。
○ 現在の番組編集システムは、VTRテープによる編集から、ファイルベースによる編集に移行しています。しかし、編集、記録、映像処理などの番組編集機器(ハードウエアー)が別々に分かれており、ファイルコピーや記録媒体の受け渡し、機器の操作方法の違い、などの課題がありました。
○ 今回、これらの番組編集機器(ハードウエアー)をウェブ上で仮想的に組み合わせることで、それらの存在を意識せずに番組編集できる「フレキシブル制作システム」を開発しました。
○ 本システムは、以下の特徴を持ちます。
| ① | 離れたサーバーに分散している映像素材も、編集作業用パソコン内にある映像素材と同じ感覚で利用できます。 |
| ② | 複数のサーバーに分散保有されている映像素材を、どの編集作業用パソコンからも同じ環境で編集することが可能です。 |
| ② | 多数の編集作業用パソコンから編集を同時に行っても、処理能力の低下が少なく円滑に使用できます。 |
| ② | どの編集作業用パソコンでも、同じ機能と操作で編集が可能です。 |
○ NHKは今後も、創造的で効率的な番組制作を支援するための研究開発を推進していきます。
※ この「フレキシブル制作システム」のソースコードの公開を行います。(http://www.nhk.or.jp/strl/flexible/)
<2011年5月20日>
インテグラル立体テレビがより鮮明に!
〜スーパーハイビジョンを超えた技術を応用し、画質が大幅にアップ!〜
○ NHKは、特殊な眼鏡をかけなくても、自然な立体映像が見られるインテグラル立体テレビの開発を進めています。今回、NHKとJVC・ケンウッド・ホールディングス(株)が共同で、インテグラル立体テレビの奥行き感の大幅な向上に成功しました。
○ 現在の番組編集システムは、VTRテープによる編集から、ファイルベースによる編集に移行しています。しかし、編集、記録、映像処理などの番組編集機器(ハードウエアー)が別々に分かれており、ファイルコピーや記録媒体の受け渡し、機器の操作方法の違い、などの課題がありました。
○ 今回、これらの番組編集機器(ハードウエアー)をウェブ上で仮想的に組み合わせることで、それらの存在を意識せずに番組編集できる「フレキシブル制作システム」を開発しました。 本システムは、以下の特徴を持ちます。
○ 本システムは、以下の特徴を持ちます。
| *1 | 緑色(G)信号の素子を2枚とし、相互に斜め方向に半画素ずらして組み合わせることで、水平・垂直方向の解像度を実質的に倍にする方式です。今回は、走査線4320本の素子を用いているため、走査線8640本相当の解像度が得られます。 |
| *2 | インテグラル立体テレビの撮影と表示に使う、微小レンズを多数配列したものです。 |
※ この研究の一部は、NOCT(独立行政法人 情報通信研究機構)の委託研究「多並列・像再生型立体テレビシステムの研究開発(平成18年度〜22年度)」として実施しました。
<2011年5月20日>
映像を“印象”で検索するシステムを開発
〜NHKクリエイティブ・ライブラリーの映像を簡単検索〜
○ NHKでは、番組視聴や番組制作で利用する映像検索システムの研究開発を進めています。今回、NHKオンラインで公開している“NHKクリエイティブ・ライブラリー”*1の映像を、印象をもとに簡単に検索できるシステムを開発しました。
○ これまで、映像の検索を行う場合、メタデータ*2のキーワードや静止画像を利用して行っていました。これらの方法では、膨大な数の映像から検索するのに時間がかかることや、求めている印象に合う映像を探すことが難しいなどの課題がありました。
○ そこで、映像の色や模様、構図などの“映像の類似性”から検索する手法と、メタデータに含まれる“文の類似性”から検索する手法を、組み合わせた「EN-Vision」を開発しました。
○ 本システムは以下の特徴を持ちます。
| ① | 画面上に、1つの映像を中心に類似した映像を複数表示するため、検索時の選択の幅が拡大します。 |
| ② | サンプル画像*3を利用して、求める印象に合った映像の検索が容易にできます。 |
| ③ | 映像の選択を繰り返すことにより、効率良く検索することが可能です。 |
○ 「EN-Vision」で“NHKクリエイティブ・ライブラリー”の素材映像を検索できるサイトを、技研公開に合わせて公開します。今後も、NHKでは膨大な映像ライブラリーを活用するための研究開発を進めていきます。
| *1 | 「NHKクリエイティブ・ライブラリー」は、番組や素材から切り出した映像と音声を、広く視聴者のみなさんの表現・創作活動に利用していただくため、インターネットを通じて「創作用素材」として提供する無料のサービスです。 |
| *2 | 映像のタイトルやカテゴリ説明文、撮影日時などのテキストデータと、代表的な静止映像などです。 |
| *3 | あらかじめ多くの映像を解析し抽出した、類似性が高く使われる可能性の高い色や模様の画像です。 |
<2011年5月19日>
世界初※1 スーパーハイビジョン対応直視型85V型液晶ディスプレイの開発に成功
日本放送協会
シャープ株式会社
日本放送協会(東京都渋谷区、会長:松本 正之、以下NHK)とシャープ株式会社(本社:大阪市阿倍野区、代表取締役社長:片山 幹雄、以下シャープ)は共同で、次世代のテレビジョン放送サービスであるスーパーハイビジョンに対応する85V型液晶ディスプレイを開発しました。直視型ディスプレイでは世界初の成果です。
スーパーハイビジョンは現行のハイビジョンを超える「超高精細映像システム」として、NHKが1995年より研究開発をスタート、2020年の試験放送を目指し研究開発を進めています。画素数はハイビジョンの16倍に相当する約3,300万画素(横7,680×縦4,320画素)であり、圧倒的な臨場感と迫力ある映像表現を実現します。
このたび、シャープの液晶技術「UV2A技術※2」を採用することで、表示性能が極めて高いスーパーハイビジョン対応の直視型液晶ディスプレイを世界で初めて実現しました。加えてNHKが保有するスーパーハイビジョンに関する知見とノウハウをもとに、超高精細・高画質表示を可能にしました。大画面による超高精細映像は見る人に没入感を与え、あたかもディスプレイのなかにいるようなバーチャルリアリティな体験が味わえます。
| 画面サイズ | 85V型(約1.9m×1.05m) |
| 画素数 | 横7,680画素×縦4,320画素 |
| 輝 度 | 300cd/m2 |
| 表示諧調 | RGB各色10bit |
| ※1 | 2011年5月19日現在。スーパーハイビジョン対応の直視型ディスプレイにおいて。 |
| ※2 | Ultraviolet induced multi-domain Vertical Alignmentの略。シンプルなパネル構造で、液晶分子の向きを精密に制御できる光配向技術。 |
今回開発したディスプレイはNHK放送技術研究所一般公開(5月26日〜29日)で展示します。
<2011年5月2日>
東日本大震災で被災された地域の方々へのお知らせ
震災により「地上デジタル放送」が視聴できなくなった世帯の方は衛星放送を使って関東地方向けのNHKと民放の放送を一時的に視聴できるようになります。
「東日本大震災で被災された地域の方々へのお知らせ」の動画がご覧になれます。
<2011年5月2日>
地上デジタル放送移行把握のためのテレマーケティング調査の再開について
NHKでは、東日本大震災の影響により中断していました、「地上デジタル放送移行把握のためのテレマーケティング調査」を再開いたします。
本調査は、視聴者のみなさまが地上デジタル放送を良好に受信していただけるよう、電話にてデジタル化がお済みであるかをお伺いさせていただくものです。
(ご注意ください)
・この調査にあたり、料金をいただくことは一切ございません。
<調査概要>
|
||||||
<調査実施期間> |
||||||
<調査委託先> |
(お願い)
・本調査の趣旨にご理解いただき、調査にご協力をお願いいたします。
・ご不在の場合は、上記実施期間中に何度かお電話をさせていただくことがあります。
あらかじめご了承ください。
<2011年5月2日>
ビル陰地区 地上デジタル放送移行把握のための訪問調査の実施について
| NHKでは、視聴者のみなさまが地上デジタル放送を良好に受信していただけるよう、「地上デジタル放送移行把握のための訪問調査」を全国で実施いたします。 | ![]() |
| (ご注意ください) ・この調査にあたり、料金をいただくことは一切ございません。 ・調査員は右記の調査票を提示しますので、ご確認ください。 |
<調査概要>
|
||||||
<調査実施期間> |
||||||
<調査委託先> |
(お願い)
・本調査の趣旨にご理解いただき、調査にご協力をお願いいたします。
・ご不在の場合は、上記実施期間中に何度かご訪問をさせていただくことがあります。
あらかじめご了承ください。
*NHKが把握し、デジサポが個別アンテナの設置を勧奨しているビル陰地区、5万世帯程度を予定。
<2011年3月28日>
新しいBSチャンネルのご案内
NHK衛星放送をご覧の皆さまへ
NHK衛星放送は、4月1日(金)からBS1とBSプレミアムの新たな2つのハイビジョンチャンネルへ
4月1日(金)午前6時からは、BS1、BSプレミアムとも「キックオフスペシャル」と題して、新しいBSの魅力を凝縮した番組を盛りだくさんに4月3日(日)まで3日連続でお送りします。
新しいBSチャンネルのご案内
「NHK衛星放送をご覧の皆さまへ」の動画がご覧になれます。
<2011年3月7日>
地上デジタル放送移行把握のためのテレマーケティング調査の実施について
東北関東大震災のため、現在テレマーケティング調査を中断しています。
NHKでは、地上デジタル放送へ円滑に移行し引き続き視聴者の皆様が良好にテレビを受信していただけるよう、UHFアンテナの追加設置や方向調整等の措置が必要な地域にお住まいの戸建住宅の方を対象に、デジタル化を確認するテレマーケティング調査(電話による聞き取り調査)を全国で実施しています。
<調査概要>
|
||||||
<調査実施期間> |
||||||
<調査委託先> |
(お願い)
・本調査の趣旨にご理解いただき、調査にご協力をお願いいたします。
・ご不在の場合は、上記実施期間中に何度かお電話をさせていただくことがあります。
あらかじめご了承ください。
<2011年3月4日>
マラソン中継で初!新開発の受信システム
〜映像が乱れずに移動中継できるエリアを拡大〜
○ NHKでは、このたび、マラソンや駅伝などのスポーツ競技を広いエリアで映像が乱れずに移動中継できる受信システムを開発しました。
○ マラソンなどのスポーツ中継では、移動するバイクや中継車から映像を無線で送り、複数の受信点*1で受信します。そして、各受信点の受信映像を専用線で中継本部*2まで伝送します。従来は、中継本部で各受信点の受信映像の中から、最もノイズの少ない映像を選択する方法を主に用いていました。しかし、FPU受信機*3を受信点の数だけ用意する必要があり、また状況によっては映像が乱れる可能性が残されていました。
○ 今回、中継本部まで専用線で伝送された各受信点の受信映像の中から、よりノイズの少ない映像にするのに適した幾つかの映像を自動的に選択して組み合わせることで、映像品質を従来よりも向上させる受信装置をあらたに開発しました。仮にどこの受信点映像を単独に選択しても映像が乱れる場合があったとしても、受信位置の異なる複数の映像を組み合わせることができるため、映像の乱れを抑えることができます。
○ 本装置では、異なる受信点の受信映像を組み合わせるため、中継本部までの映像到達時間のずれを補正する信号を用いています。これにより、従来の技術ではできなかった数kmから数十kmと大きく離れた受信点からの映像を組み合わせることが初めて可能になり、映像が乱れることなく移動中継できるエリアを拡大することができます。
○ 本装置は3月6日に開催されるびわ湖毎日マラソンの番組中継で初めて使用する予定です。NHKは今後も、高品質で迫力のある中継を実現できるよう技術開発を推進していきます。
| *1 | 中継車から無線で送られた映像を受信する場所で、コース沿いなど良好に受信できる場所に設置。 |
| *2 | 複数の受信点からの映像が集められ、映像の切り替えなどを行う中継の拠点となる場所。 |
| *3 | fpu(Field Pick-up Unit)は中継に用いられる無線の送受信装置であり、ここではそのために使用される専用の受信機。 |
<2011年3月1日>
第二次ビル陰地区 地デジ普及キャンペーン実施中!
NHKでは、ビル陰共聴地区にお住まいの皆さまが円滑に地上デジタル放送へ移行できるよう、期間限定のキャンペーンを実施します。期間中は、地上デジタル放送がアンテナにより受信可能か、お宅へ訪問して調査させていただきます。地上デジタル放送を見るにはどうしたらよいか、お気軽にご相談ください。また、地域電器店やアンテナ工事業者と協力して、戸別デジタル化の促進活動も行っていきます。
<キャンペーン期間>
第二次キャンペーン 平成23年3月1日〜4月30日
(第一次キャンペーン 平成22年11月25日から平成23年2月28日)
<受信相談窓口>
NHKふれあいセンター0570-00-3434
受付時間:午前9時〜午後8時(土・日・祝日も同時間帯で受付)
*IP電話等のお客様でナビダイヤルがご利用になれない場合は、次のダイヤルをご利用ください。
東日本(北海道、東北、関東、甲信越)のお客様 050-3786-5005(有料)
西日本(中部、関西、中国、四国、九州)のお客様 050-3786-5006(有料)
受付時間・受付内容は、ナビダイヤルと同様です。
●促進活動にご協力いただける電器店の方を募集しています。
<ビル陰共聴関連記事>
○ビル陰共聴とは?
○マンガでわかるビル陰共聴(「マンガでわかる地上デジタル」参照)
<デジサポによる活動>
デジサポでは、共聴改修の助成金受付や法律相談窓口の開設、地上デジタル放送の受信可能エリアの調査などが実施されています。
詳細はデジサポHP(NHKサイトを離れます)をご確認ください。
<2011年2月22日>
グローバルな共用IPネットワークを用いたスーパーハイビジョンライブ中継に成功
〜大型スポーツイベント等を臨場感ある高精細な映像で国際伝送しパブリックビューイングが可能に〜
日本放送協会(東京都渋谷区、会長:松本 正之、以下NHK)と日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦 惺、以下NTT)は、共用タイプのグローバルIPネットワークを利用したスーパーハイビジョン※1の国際間(東京・ロンドン間)ライブ中継に2月18日世界で初めて成功しました。
超高精細映像・音響の高信頼・高速IP伝送技術と一画面内の画素数がハイビジョンの16倍である超高精細映像、22.2マルチチャンネル音響のスーパーハイビジョンを組み合わせることで、将来、海外で開催される大型スポーツイベント等の模様を共有タイプのグローバルIPネットワークを利用して安全・確実に配信・上映することが可能となり、実際の会場にいるような雰囲気をパブリックビューイング会場で楽しむことができるようになります。
1.背景と取り組みの概要
昨今、デジタル化が進む映画館等に大勢のファンが一堂に集まり、大型スポーツイベントのハイビジョン映像を、大画面で見て楽しむパブリックビューイングが盛んになってきています。それにともない、より臨場感のある高精細な映像で視聴したいというニーズが高まっています。
しかしながら、より高精細な映像を国際間でセキュアに伝送するためには専用線や超高速インターネット衛星を使用しなければならず非常に通信コストがかかるという課題がありました。
NTTでは、従来から超高精細映像などの大容量コンテンツのIPストリーム伝送技術や4Kデジタルシネマを高セキュリティに配信するためのコンテンツ暗号鍵の管理技術の研究開発に取り組んできました。一方、NHKでは高品質で臨場感ある将来の新たなテレビジョンサービスとしてスーパーハイビジョンの実現を目指し、撮像、記録、伝送符号化、表示などの装置の試作、スーパーハイビジョンを含めた超高精細映像や22.2マルチチャネル音響の国際標準化などに取り組んできました。
そのような中、NTTとNHKは共同で2006年12月末の紅白歌合戦の模様を、専用線サービスを利用して東京・大阪間でスーパーハイビジョンライブ中継しましたが、この度、NTTが開発した高信頼・高速IP伝送技術とNHKが開発した次世代映像・音響技術を組み合わせることにより、共用タイプのグローバルIPネットワークで国際間のスーパーハイビジョンライブ中継を実現しました。
今回、低コストではあるがセキュリティ面、遅延のばらつきなどの問題で課題のあった共用タイプのグローバルIPネットワークでの中継に成功し、将来は、大型スポーツイベントや劇場公演などのパブリックビューイングをスーパーハイビジョンの映像・音響で身近なホール等へ提供する事が可能になります。
2.中継システムの概要
NHK放送技術研究所(東京都世田谷区)から、BBC(英国ロンドン)を経由し、NTT武蔵野研究開発センタ(東京都武蔵野市)をつないだグローバルIP実験網を、NTTの研究開発用テストベッドネットワーク「GEMnet2※2」及び、米国「Internet2※3」、欧州「GEANT※4」、英国「JANET※5」を用いて構築しました。スーパーハイビジョンの映像・音声をNHKが開発した符号化装置により、ベースバンド24Gbpsの映像信号をMPEG-4 AVC/H.264符号化方式でおよそ220Mbpsに圧縮、48kHz、22.2chでトータル27.6Mbpsの音響信号をMPEG-2 AAC-LC符号化方式でおよそ1.9Mbpsに圧縮したものを組み合わせたのち、IPインタフェース装置により2つのIPストリームとして出力します。そのIPストリームをNTTが開発した高信頼・高速IP伝送技術により、グローバルIP実験網を介して伝送し、受信側ではIPインタフェース装置、NHKが開発した復号化装置と専用プロジェクタを用いてスーパーハイビジョンの映像・音響を再生します。
高信頼・高速IP伝送技術とは、高付加価値なコンテンツをインターネット等のオープンなネットワークにおいて、セキュアで高信頼な通信を可能にする技術です。今回、270Mbpsを超す高速IPストリームを実現する共用型のグローバルIPネットワークの両端にNTTの研究所が開発したセキュアIP伝送終端装置を導入しました。それにより、AES(128bit)※6暗号・復号とIPパケットロスの復元(LDGM-FEC)※7、2つのIPストリーム同士の到達時間の偏差の抑制という3つのリアルタイム処理を実現します。なお、これらの処理はスーパーハイビジョンの端末装置の設定に特別な変更を必要としません。
3.両社の主な役割
○NTT
・グローバルIP実験網の構築と高信頼・高速IP伝送技術を提供
○NHK
・スーパーハイビジョンの撮影・表示装置と圧縮符号化、コンテンツ制作技術を提供
4.今後の予定
お互いの最先端技術を持ち寄り、スーパーハイビジョンのIPネットワーク中継に関わる、将来の標準となるような技術を先導開発し、大型スポーツイベントや劇場中継などのスーパーハイビジョン・パブリックビューイングイベントの開催を検討していきます。
最先端のデジタル・テクノロジーと、放送と通信で培ってきたサービスや技術を活かし、世界で最も先進的で、最も付加価値の高いデジタルサービスを開拓します。これにより、人々の暮らしをより豊かで便利にするとともに、様々な社会的な課題の解決にも貢献していきます。
<用語解説>
※1 スーパーハイビジョン
スーパーハイビジョンは、NHKが将来の高臨場感放送を目指して1995年から研究開発を進めている映像・音響システムです。画素数はハイビジョンの16倍に相当する3300万画素(7680×4320画素)、フレーム周波数は60Hz順次走査、音響は22.2マルチチャンネルです。これらの映像・音声により、見ている人にあたかもその場所に居るかのような強い臨場感を与えることができます。
NHKでは、画面サイズと臨場感の主観評価実験、重心動揺などの生理指標を用いた心理実験などを実施し、スーパーハイビジョンのパラメータを決定しました。これらのデータをもとに、ITU-R(国際電気通信連合、無線通信部門)やSMPTE(映画テレビ技術者協会)などの場で国際標準化にも取り組んでおり、すでに画素数などの映像パラメータや22.2マルチチャンネル音響が規格文書に含まれています。
NHKは2020年にスーパーハイビジョンの試験放送ができるように研究開発を進めています。これまで、スーパーハイビジョン用カメラ、プロジェクタ、記録再生装置、映像信号符号化装置などの機器を開発してきており、番組制作を行っています。家庭用受像機に向けた直視型ディスプレイの開発も進めています。放送以外でも、既に、2005年の国際博覧会「愛・地球博」などの展示会、九州国立博物館での常設シアターなど、多くの場でスーパーハイビジョンは使われてきています。
※2 GEMnet2
NTTの研究所が運用する研究用ネットワーク。(NTT研究所の開発プロダクトの実証的研究、および国内外の大学・研究機関との共同実験に用いられています。)
http://www.ntt.co.jp/journal/0802/files/jn200802034.pdf(NHKサイトを離れます)
※3 Internet2
米国Internet2が運用する研究教育用ネットワーク。
※4 GEANT
欧州 DANTEが運用する研究教育用ネットワーク。
※5 JANET
英国JISCが運用する研究教育用ネットワーク。
※6 AES(128bit)暗号
アメリカ合衆国の新暗号規格 (Advanced Encryption Standard) として規格化された共通鍵暗号方式。ハリウッドのデジタルシネマコンテンツも鍵長128 bit,CBC (Cipher Block Chaining)モードでAES暗号化され映画館に配給されています。
※7 LDGM-FEC
伝送中のIPパケットの損失を修復するための誤り訂正技術の一つ。ソフトウェアでの処理が軽量で高速なデータ処理に向く特徴があり、大きなデータ単位を一括処理することで、IPパケット損失に対して高い修復能力を有します。10%の冗長度をつけることで、パケットロス率が5%でもほぼ全ての誤りを訂正することができます。本システムでは誤り訂正用の冗長データをIPパケットを並列して伝送するため互換性を担保します。
<2011年2月7日>
1月末現在、デジタル放送の普及
|
||||||||||||||||
<2011年2月3日>
第40回 番組技術展
〜放送現場のアイディアから生まれる技術を紹介〜
○ NHKの放送の現場から生まれた技術を紹介する「番組技術展」を2月6日(日)から、放送センターの4階正面玄関ロビーで開催します。放送の完全デジタル化の今年、第40回を迎えることになります。
○ 放送技術の現場は、緊急報道や番組の制作、送出まで幅広く放送を支えています。視聴者のみなさんにご満足いただけるような番組をお届けするため、現場ならではの発想で日々、開発や改善に取り組んでいます。「番組技術展」では、このような開発・改善によって生まれた放送機器や制作手法をご紹介しています。
○ 今年は、37項目の展示のほか、40回の節目として、40年を振り返るコーナーも設置します。過去に生まれた技術が、どのように進化して、現在、放送に役立っているかもご覧いただけます。
□開催日時 |
平成23年2月6日(日)〜8日(火) |
□会 場 |
NHK放送センター 4階 正面玄関ロビー |
<2011年1月19日>
アナログ放送の終了に向けた放送対応について
NHKでは7月24日の地上・BSアナログ放送の終了に向けて、放送などによる周知を行っておりますが、7月24日の終了に至る地上アナログ放送のあり方については、これまでNHK、民放、総務省で組織する「全国地上デジタル放送推進協議会」において、「アナログ放送終了計画」を策定し、7月1日以降はアナログ放送終了の周知を中心とする放送に移行することとしてきました。
一方、「7月24日までは通常放送を続けるべき」とのご意見もあり、NHKとしての対応を検討して参りました。その結果、7月1日から7月24日正午までは通常放送の画面上にかぶる形で周知のスーパー表示を行って最終盤の周知を図っていくこととしました。
7月24日については、正午まではこの形として、以降はブルーバックの静止画等で問い合わせ先を表示し、電波の使用期限である24時までに終了していくことにしています。
今後、民放ともご相談していく考えです。なお、BSアナログ放送につきましても、同様の対応をしていく予定です。
<2011年1月13日>
実用的な小型SHVプロジェクターを開発!
〜2020年、SHV試験放送の実現に向けて〜
○ NHKは臨場感あふれる次世代のテレビジョン放送サービス「スーパーハイビジョン(SHV)」*1))の実用化に向け、「スーパーハイビジョン機器 研究・開発ロードマップ」を定めて、カメラを始め、コーデック、伝送装置、記録装置、音響システム、ディスプレイなどの研究開発を進めています。今回、NHK、NHKエンジニアリングサービス、JVC・ケンウッド・ホールディングス(株)が共同で、今までよりも低コストでコンパクトな実用的SHVプロジェクターを開発しました。
○ 従来のSHV用プロジェクターには2種類の方式があります。一つは、4Kデジタル・シネマ用に開発された800万画素の表示素子を用いてSHVの3300万画素相当の解像度を得る「デュアルグリーン方式」*2)です。もう一つは、3300万画素の表示素子をR、G、B各1枚の計3枚用いて表示する方式です。デュアルグリーン方式は、既存の800万画素の素子を用いるため後者よりも安価に実現することができますが、プロジェクター2台で構成するなど装置が大きいという問題点がありました。また後者は高画質ですが、3300万画素の表示素子の製作には、高精度な技術が必要であり、低コスト化の実現がむずかしいという課題が残されています。
○ 今回、新しく開発したプロジェクターでは、800万画素の表示素子をR、G、B各1枚の計3枚を使っています。すでに発売されている4Kプロジェクターに新開発の「e-Shift」デバイス*3)を用いてR、G、Bの3原色すべてにおいて画素ずらしを行う機能を追加し、SHVをフル解像度画質相当で表示できます。このため、低コストでコンパクトなプロジェクターを実現することができました。
○ 今後もNHKは、2020年にSHVの試験放送を実現するため、ロードマップに沿って、より実用的なSHV機器の研究開発を進めていきます。
| *1) | 3300万画素(ハイビジョンの16倍)の映像と22.2chのマルチチャンネル音響システムにより、あたかもその場にいるような高い臨場感を表現できる。 |
| *2) | 光の3原色の中で視覚の解像度に最も寄与しているG(緑色)信号に2枚の表示素子を用いて、両者を斜め(縦・横)方向に半画素ずらして配置し、実質的に縦横方向に2倍の解像度を得ることができる。他のR(赤色)とB(青色)には、1枚の表示素子を用いる。 |
| *3) | 複屈折特性を持ち、直進する光と縦・横0.5画素分屈折する光に、切り替えることができるデバイス。 |
<2011年1月11日>
12月末現在、デジタル放送の普及
|
||||||||||||||||
<2010年12月14日>
小冊子「マンガでわかる! デジタル放送」
VOL.8“ネット接続編”完成!
ご好評をいただいている冊子「マンガでわかるデジタル放送」の第8弾として、インターネットに接続することで、双方向番組に参加したり、オンデマンドを活用できたりと、便利な機能についてわかりやすく紹介したVOL.8「ネット接続編」を本日リリースしました。

• 「NHKデジタル放送キャンペーンサイト」http://www.nhk.or.jp/digital/pr/でも、
ご覧いただけます。
(VOL.8については、12月16日以降公開)
<2010年12月9日>
新BSチャンネル名 発表
|
||||||||||||||||||||||
<2010年12月7日>
11月末現在、デジタル放送の普及
|
||||||||||||||||
<2010年11月12日>
手振れを解消する肩載せ型のカメラ防振装置を開発
〜機動性を損なわず、安定した撮影が可能〜
○ NHKは、手振れなどの振動を抑さえ安定して撮影できる「肩載せ型カメラ用防振装置」を開発*しました。機動性を保ちつつ、カメラに発生する揺れを大幅に吸収できる装置です。
○ 最近、テレビ画面の大型化・高精細度化に伴い、以前に増して撮影時の映像の揺れが画面上で、目立つようになってきています。こうした揺れは、頭痛やめまいなどを引き起こす、いわゆる「映像酔い」の原因となる可能性があり、問題視されてきています。
○ カメラの揺れは大きく分け、①歩行しながら撮影する時に発生する大きく不規則な揺れと、②自動車やヘリコプターに搭乗し撮影する時に発生する単調で規則性のある揺れがあります。今回、それぞれの特徴を持った揺れを吸収するため、①揺れの加速度センサーを内蔵したアクティブ防振装置と、②コイルばねと減衰機構によるパッシブ防振装置の2種類のカメラ防振装置を開発しました。
○ 今回開発した防振装置の特徴は以下の通りです。
| 1) | 高い角度制御機能を備え、様々な揺れに対して安定した撮影が可能。 |
| 2) | 小型軽量でカメラと一体装着が可能なため、肩載せ撮影が可能になるなど、取り扱いが容易。 |
| 3) | カメラ装着面がフラットな構造なためカメラ機種を問わず、かつ、装着が短時間で可能。 |
○ この防振装置は、InterBEE2010(11月17日〜19日、幕張メッセで開催)において、HERZ(ヘルツ(株))のブースで展示する予定です。
* HERZ(ヘルツ(株))と共同で開発
<2010年11月11日>
ノンリニア・アーカイブス装置を開発
〜地方局でも、手軽なアーカイブスを実現〜
○ NHKはノンリニア編集機で編集した内容をそのままアーカイブスとして保存できる「ノンリニア編集機用アーカイブス装置」を開発*)しました。編集作業とアーカイブスが1つのシステムで完結するため、番組再利用時の制作効率を大幅に改善できます。
○ 現在、地域放送局では、放送済みの完成番組テープのみを保存し、番組編集に使ったオリジナル映像や音声データの大部分は、スペース等の問題でアーカイブスとして保存されていません。後日、番組を再利用する場合、この放送済みの完成番組テープから再編集を行うため、カット映像の前後が使えなく、また不要な文字スーパーを削除できないなどの制約がありました。
○ そこで今回、民生用のコンパクトで安価なブルーレイディスクにアーカイブス化できる「ノンリニア編集機用アーカイブス装置」を開発しました。主な特徴は以下の3点です。
| ① | ノンリニア編集機で映像を加工した部分は、オリジナルの映像と映像効果の編集データに分けた状態で保存するため、番組を再編集する場合にオリジナル映像が使用可能。 |
| ② | 完成番組を保存する場合、番組内のそれぞれのカットの映像の前後にのりしろを付けて保存するため、再利用時にカット長の調整が容易。 |
| ③ | 番組内で使用したテキスト情報も全て保存するため、検索が可能。 |
○ 今回、開発した装置はInterBEE2010(11月17日〜19日、幕張メッセで開催)において、さくら映機(株)のブースで展示する予定です。
* NHK宮崎放送局が、さくら映機(株)と共同開発
<2010年11月5日>
10月末現在、デジタル放送の普及
|
||||||||||||||||
<2010年10月6日>
日本初!「排気ガスゼロ小型中継車」を開発
〜しかも、エンジン音ゼロ! 深夜早朝の中継にも威力を発揮〜
○ NHKは、「平成21〜23年度NHK経営計画」の中で、環境経営への取り組みを掲げ、CO2排出量の削減に努力しています。今回、日本国内で初めてオール電化型の小型放送中継車を、京成自動車工業(株)、三菱自動車工業(株)、富士電機システムズ(株)と共同で開発しました。
○ この中継車は市販の電気自動車をベースに改造し、通常の走行用のバッテリーに加え、放送制作用の専用バッテリーも搭載しています。バッテリーには、軽量で大容量のリチウムイオンを採用し、連続して約2時間の放送中継が可能です。また、1回の充電で100kmを超える走行ができます。
○ 今回開発した中継車の特徴は以下の通りです。
| ① | 走行と放送制作の全てをバッテリー電源で運用するため、住宅や商店街でも、排ガスやエンジン音のない、クリーンで静かな中継を実現。特に、深夜早朝の中継に威力を発揮。 |
| ② | 放送制作用のバッテリー電源の消費状況をモニターできる監視装置を新たに開発。放送制作用のバッテリーを使い切っても、走行用バッテリーからの電源供給に停電なく切り替えられるため、安定した中継放送が可能。 |
| ③ | 走行と放送制作の両方のバッテリーを一本のケーブルで充電可能。走行用バッテリーは、約30分の急速充電で80%の容量までチャージ可能。 |
| ④ | 無線中継伝送装置としてFPU*1や小型衛星伝送装置などの搭載可能。 |
○ 10月10日(日)〜11日(月)に実施予定の地球エコイベント「SAVE THE FUTURE 2010 〜いきもの宝島〜」にて、この中継車を紹介します。NHKは今後とも、機器の省エネ化、環境にやさしい技術の実用化に積極的に取り組んでいきます。
*1 FPU(Field Pickup Unit):テレビ放送用の地上無線中継伝送装置
<2010年9月30日>
“CEATEC JAPAN 2010”に将来の家庭をイメージした
「なっとく!デジタル・エコハウス」を展示
○ 最先端のIT・エレクトロニクス展“CEATEC JAPAN 2010”が10月5日(火)〜9日(土)、幕張メッセで開催されます。NHKは(社)電子情報技術産業協会(JEITA)と共催で、放送のデジタル化がもたらすホームメディアの情報を広く紹介します。
○ 今年の展示テーマは「なっとく! デジタル・エコハウス」です。2011年7月に向けた放送の完全デジタル化の推進に加え、“CEATEC JAPAN 2010”全体のテーマである「エコ」の推進についても展示を行います。
○ 主な展示内容はつぎのとおりです。
①わが家に最適なデジタル放送導入方法とは?
通常の受信方法に加え、簡易アンテナ、ケーブルテレビを活用した受信方法、集合住宅やビル陰地域での対策方法など、より最適なデジタル化方法を見つけていただくための情報を提供します。
②デジタル化でホームメディアがどう変わるか?そして未来は?
データ放送などデジタル放送のより便利な活用方法や、大画面映像と5.1chサラウンド音声による高臨場感ホームメディアシステムの体験、メガネなしの3Dテレビなど未来のサービスも展示します。
③放送が取り組める「エコ」活動とは?
テレビはブラウン管からより大型の液晶やPDPなどのフラットディスプレイに替わってきています。不用となったテレビなどのリサイクル方法なども紹介します。
※)協賛:(社)日本ケーブルテレビ連盟(JCTA)
詳細はこちら
<2010年9月30日>
大規模な集合住宅でのテレビ受信実態の全国調査について。
平成22年10月上旬〜平成22年11月上旬
NHKでは、地上デジタル放送へ円滑に移行し、引き続き視聴者の皆さまが良好にテレビを受信していただけるよう、大規模な集合住宅でのテレビ受信実態(施設の地上デジタル放送の受信可否など)の調査を全国で実施いたします。
つきましては、視聴者のみなさまのお宅に調査員がお伺いした際は、何卒ご協力いただけますようお願い申し上げます。
<調査方法・内容>
| ① | 調査対象の集合住宅に入居されている数世帯に、調査予定日を記載した「協力依頼文書」を投函したします。(直接訪問してお願いする場合もあります) |
| ② | 調査予定日に調査対象のお宅にお伺いし、ご都合を確認の上、宅内でテレビ受信状況の確認と地上デジタル放送電波の測定などをいたします。 |
| ③ | 集合住宅を管理されている方へ、協力お願いする場合もあります。 |
<調査規模>
全国約2600棟*1
<調査実施期間>
平成22年10月上旬〜平成22年11月上旬
<調査実施事業者>
財団法人NHKエンジニアリングサービス
(注意事項)
・ 当調査において、視聴者のみなさまに費用を請求することは一切ありません。
・ 調査員はNHK技術調査員腕章・ベストも着用し、『NHK発行の調査員証』を提示しますので、必ずご確認ください。
ご不明な点などありましたら、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
<本件調査に関するお問い合わせ先>
NHK技術局 テレビ受信調査窓口 (電話 0120-667-443)
受付時間 午前8時〜午後8時(土・日・祝日も受け付けています)
*1 入居50世帯以上の規模で、デジタル受信対応の実施が不明な集合住宅
<2010年9月8日>
スタジオ用LED照明、消費電力80%オフ!!
〜環境にやさしい、明るく自然な光を実現!〜
○ NHKは、スタジオでの番組制作で使用する照明設備のエコ化を図るため、東芝ライテック(株)と共同で新たにLED照明器具を開発しました。
このLED照明器具は、従来の照明器具と同じ明るさを確保しながら、ハロゲンスポットライトに比べて消費電力が80%オフ、寿命が約7〜10倍と大幅なエコを実現しています。
○ 今回開発した照明器具の特徴は大きく2つあります。一つは、①LEDランプの光量不足を補う方法を新たに導入したこと、もう一つは、②複数のLEDランプを使用することによって生じる影の対策を施したことです。
| ① | LEDランプは発熱が少なく、前面のレンズの内側に光を拡散させるフィルターを貼り合わせても変形しないため、光を適度に拡散させつつ効率的に前面に照射することを可能としました。また、従来のLEDランプよりも1.5倍高出力のLEDランプを使用しています。 |
| ② | バンドア*と呼ばれる遮光板を取り付けた場合に複数のLEDランプを使用することによる影が発生してしまいます。今回、LEDランプを器具に対して斜めに配置したことによって、複数のLEDランプを使っても不自然な影を抑えることに成功しました。 |
○ 今回、人物などをメインで照らす“スポットライト”と、背景も含めて全体的に照らす“フラッドライト”の2つを開発し、従来の照明器具と遜色のない運用も可能としました。
○ NHKは、今後とも機器の省エネ化など、環境にやさしい技術開発に積極的に取り組んでいきます。
* 光の照射範囲を調整するために照明器具の前面に取り付ける、開閉可能な遮光板。
<2010年7月8日>
アナログ放送終了をお知らせする字幕スーパーについて
地上放送、衛星放送ともに、完全デジタル化まで残すところ、ほぼ1年となりました。NHKでは、まだデジタル移行をされていない視聴者の皆様に円滑にデジタル放送に移行していただくために、アナログ放送(総合テレビと衛星第2
)のレターボックス画面の黒味の部分を利用して、番組の冒頭で字幕スーパーによるお知らせを7月13日より表示します。字幕スーパーでは、早めの準備をお願いするとともに問い合わせ先などを表示します。
ご理解よろしくお願いいたします。

(字幕スーパー表示のイメージ)
<2010年7月7日>
6月末現在、デジタル放送の普及
|
||||||||||||||||
<2010年6月10日>
大規模な中継番組でも環境にやさしく
〜大型・中型中継車 車載用低公害発電機の開発〜
○ NHKは、「平成21〜23年度NHK経営計画」の中で、環境経営に関する方針を掲げ自ら排出するCO2の削減など積極的に環境経営を推進しています。今回、環境にやさしい機器開発の取り組みとして、省エネルギーで低公害を実現する大型・中型中継車搭載の自家発電機を開発*1しました。
○ これまでに開発した小型中継車用の低公害発電機*2では、負荷の変動に応じて燃料噴射量を電子制御することで、使用電力量が増えたときの回転数の変動を防ぎ、有害ガスの生成を抑制していました。しかし、高校野球などの大規模な中継番組で使用する大型・中型中継車用の容量の大きな発電機では、排出ガスに含まれる有害ガスの割合が高くなるため、電子制御だけでは規制をクリアできませんでした。
○ 今回、負荷の変動に応じた燃料噴射量の電子制御に加え、自動車やトラックのディーゼルエンジン用に開発された最新の技術
| ■ | 燃料噴射圧を上げて燃料と空気の混合気体を高密度化することで効率的な燃焼を行う技術 |
| ■ | 排出ガスの一部をエンジンに戻し酸素濃度を減少させ燃焼温度を低下させることで窒素酸化物(NOx)を減少させる技術 |
を応用し、省エネルギーで低公害を実現する大型・中型中継車搭載の自家発電機を開発しました*3。粒子状物質や黒煙を低減し、また排ガス成分中の有害ガスを約40%〜80%削減しました。燃費も約10%向上しています。
<2010年5月24日>
電波テレビカメラ用 ミリ波帯大型リフレクトアレーアンテナを開発
〜電波のビームを自在にコントロールして、動画も撮影可能に〜
○ NHKは、煙や霧の向こうの様子など、普通のテレビカメラでは撮影できない被写体を、ミリ波という非常に周波数の高い電波を利用して撮影する電波テレビカメラの開発を進めています。電波テレビカメラは、災害報道などに役立つものと期待されています。
○ 電波テレビカメラは、被写体に向けて60GHz帯のミリ波を放射し、受信アンテナのビームを上下左右に高速に走査しながら反射波を受信します。その反射波の伝搬遅延時間を解析して奥行き方向の距離情報を得ることにより、被写体以外の遮へい物や背景からの反射波を消去して画像化しています。
○ 被写体を撮影するため、アンテナビーム(電波の受信方向)を変えられる受信アンテナが必要です。これまで試作していた電波テレビカメラでは、アンテナの向きを機械的に動かしてアンテナビームを変えていたため、撮影に時間がかかり、動く被写体を撮影することができませんでした。今回、受信アンテナとして、電子的にビーム走査が可能なリフレクトアレーアンテナ*を新たに開発しました。
○ このリフレクトアレーアンテナは、多数の小さな反射素子の1つ1つの反射特性を、電子的に個々に制御することにより、機械的にアンテナを動かすことなく、アンテナビームを高速に制御することができます。60GHz帯のミリ波という高周波数帯で、57cm×57cmの大型リフレクトアレーアンテナの開発例は、世界で初めてです。機械走査方式のアンテナに比べて、ビームを高速に走査できるので、フレーム周波数 2.3Hzを実現し、従来の電波カメラに比べ約23倍向上することができました。
* 小さな反射素子を多数配置した反射鏡アンテナ。
<2010年5月24日>
地上波で大容量伝送が可能な技術を開発
〜スーパーハイビジョンの地上放送を目指して〜
○ 将来、ハイビジョンの16倍の画素数を持つスーパーハイビジョンを地上波でご家庭にお届けするためには、大容量伝送が可能な技術が必要不可欠になります。NHKは、今回、超多値OFDM*1技術と偏波MIMO*2技術を用いることで、大容量コンテンツの伝送を実現しました。現在、地上放送は1チャンネルで1番組のハイビジョンを送るのに対し、この技術を使うことにより、同時に4番組のハイビジョンを伝送することが可能になりました。
○ 超多値OFDM技術とは、OFDM信号のベースとなる各キャリアシンボルの信号点数を増やして、より多くの情報を伝送する技術です。現行の地上デジタル放送方式であるISDB-T*3のOFDM信号では、最大64個の信号点を用いて一度に6ビットの情報を伝送するのに対し、今回開発した技術は、最大1024個の信号点を用いることで10ビットの情報を伝送することができます。
○ 偏波MIMO技術とは、同一チャンネルに水平偏波と垂直偏波*4の2つの電波を使い、互いに異なる情報を同時に伝送する技術です。現行の地上デジタル放送では、混信を避けるために水平偏波あるいは垂直偏波のどちらか一方だけを使って放送していますが、2つの電波を同時に使用することで、伝送できる情報量を2倍に増やすことができます。
| *1 | OFDM : | Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重方式 |
| *2 | MIMO : | Multiple-Input Multiple-Output、送信機と受信機の両方に複数のアンテナを設置して送受信する方式 |
| *3 | ISDB-T: | Integrated Services Digital Broadcasting - Terrestrial |
| *4 | 水平偏波は電界が地面に対し水平に振動し、垂直偏波は地面に対し垂直に振動する | |
<2010年5月21日>
高分子膜を用いた超軽量スピーカーを開発
〜従来の1/20の重量で、広帯域の音を再生可能に〜
○ NHKは、フォスター電機(株)と共同で、ポリウレタン高分子膜を用いた超軽量スピーカーを開発しました。このスピーカーは、これまでのスピーカーとは全く異なる仕組みで音を出すため、形状の制約が少なく、用途や置き場所に合わせて好みの大きさや形にすることができます。
○ このスピーカーは、ゴムと同等の弾性を持つポリウレタン高分子膜の両面に導電性を持つ高分子を塗布して伸縮自在な電極を形成し、この電極に電圧をかけることで電極同士を引き合わせて膜を伸縮させ、振動版を駆動するものです。通常のスピーカーで用いられるコイルや磁石などが不要なため、超軽量なスピーカーが製作できます。今回試作した直径16cmの円形スピーカーの重量は約60gで、従来のコイル型のスピーカーの約1/20を実現しました。
○ さらに、2枚の高分子膜を交互に伸縮させて振動板を駆動する立体構造を実現するとともに、高分子膜の音響特性を補償する信号処理回路を付加することにより、80Hzから15kHzまでの広い周波数帯域の音を再生できます。
○ 大きな特長として、様々な形状のスピーカーを作ることが可能なため、形や大きさを自由に選ぶことにより、家庭の中でも目立たない形で使用できるスピーカーとして期待されます。
<2010年5月20日>
三次元音響ミキシングシステムを開発
〜スーパーハイビジョンの22.2マルチチャンネル音響を効率的に制作〜
○ NHKは、臨場感あふれる次世代の放送サービスとしてスーパーハイビジョン(SHV)の研究開発を進めています。SHVの音響方式として、現行の5.1チャンネルサラウンドよりも臨場感が高く、前後、左右、上下方向の音の広がり、動きを再現することができる22.2マルチチャンネル音響方式*を提案しています。
○ これまで、22.2マルチチャンネル音響コンテンツを制作する際には、5.1チャンネルサラウンド用などの既存のミキシングシステムを複数組み合わせて使用していました。そのために、高度な制作能力が求められるとともに、複雑な操作の連続のため、制作には長い時間がかかり、効率的なコンテンツ制作が困難でした。
○ 今回世界で初めて、22.2マルチチャンネル音響コンテンツを制作できる三次元音響ミキシングシステムを開発しました。このシステムでは、最大で1000個の音素材をミキシングでき、それぞれの音素材の聞こえる方向を、前後、左右、上下の好きな位置に設定することができます。このシステムを使用することにより、声、自然音、楽器音など様々な音の素材を組み合わせて、容易かつ効率的に22.2マルチチャンネル音響コンテンツを制作することができます。
| * | 上層に9チャンネル、中層に10チャンネル、下層に3チャンネルと、三層に配置したスピーカーと、2チャンネルの低域効果(LFE、Low Frequency Effects)スピーカーによる三次元音響システム。 |
<2010年5月20日>
スーパーハイビジョン音響の家庭再生方式を開発
〜少ないスピーカーでも、22.2マルチチャンネル音響を再現〜
○ NHKは、スーパーハイビジョンの映像にマッチした音響システムの構築をめざし、22.2マルチチャンネル音響の研究を進めています。22.2マルチチャンネル音響をご家庭で楽しんでいただくため、視聴環境に合わせ、少ないスピーカーでも22.2マルチチャンネル音響の臨場感を再現できる方式を検討しています。
○ 22.2マルチチャンネル音響を再生するには、上中下の3層に配置された22個のスピーカー(上層:9個、中:10個、下層:3個)と、2個の低域効果用スピーカーが必要です。ご家庭に24個のスピーカーを設置することは非現実的で、より少ないスピーカー数で同等の効果が得られる方法が求められています。今回、22.2マルチチャンネル音響を少ないスピーカーで再生する2つの方式を開発しました。
○ 1つは、8個のスピーカーと1個の低域効果用スピーカーで再生するもので、聴取位置における再生音の大きさや方向が、元の22.2マルチチャネルの場合と等しくなるよう信号処理する方式です。
○ もう1つは、3個のスピーカーと1個の低域効果用スピーカーで再生するもので、様々な方向からの音が両耳に至るまでの伝達特性(頭部伝達関数)を用いて、聞く人の耳の入り口で22.2マルチチャネル音響と同等の音を再現できるように信号処理する方式です。
<2010年5月19日>
高性能で小型のスーパーハイビジョン符号化装置を開発
○ NHKは、従来よりも高性能で小型のスーパーハイビジョン符号化装置を、(株)富士通研究所と共同で開発しました。
○ スーパーハイビジョンは、画素数がハイビジョンの16倍の超高精細映像システムで、放送やIP回線による伝送を実現するには、効率的な圧縮符号化が必要です。
○ これまでは、衛星回線やIP回線を用いた長距離伝送にはAVC/H.264*1方式によるスーパーハイビジョン信号の圧縮符号化装置を使用していました。この装置では、毎秒60フレームのスーパーハイビジョン信号を空間方向に8分割、時間方向に2分割しており毎秒30フレームを処理するHDTV用符号化ユニットが計16台必要でした。
○ 今回新たに開発した装置は、毎秒60フレームの処理が可能なAVC/H.264方式HDTV符号化ユニット8台から構成されています。これにより、スーパーハイビジョン信号の時間方向の分割が不要となり、隣接するフレームでの動き補償*2を行え、符号化効率を高めることが可能です。さらに、デュアルグリーン方式*3の画素構造を、HDTV符号化ユニットに適した構造に変換する処理を行うことにより、符号化による画質劣化を抑えられました。
| *1 | ISO/IECとITU−Tが共同で標準化した符号化方式。 |
| *2 | フレーム間で動きを予測してデータ圧縮する処理。 |
| *3 | 光の3原色の中で視覚の解像度に最も寄与しているG(緑色)信号用に2枚の撮像素子を斜め方向に半画素ずらして配置し、それらの間にR(赤色)、B(青色)信号用を1枚づつ配置することで、実質的に縦横方向に2倍の解像度を得る方式。 |
<2010年5月18日>
スーパーハイビジョン・フル解像度カメラを開発
〜SHVの本来の画質を実現! 高解像度で屋外撮影も可能に〜
○ NHKは、臨場感あふれる次世代のテレビジョン放送サービスとしてスーパーハイビジョン(SHV)の研究開発を進めています。今回、SHVのフル解像度となる3300万画素(横7680画素×縦4320ライン)の映像を撮影できるカラーカメラを、日立国際電気(株)の協力を得て開発しました。
○ 従来のSHV用カメラは、800万画素の撮像素子を4枚用いたデュアルグリーン方式*により等価的にSHVの解像度を得ていましたが、今回3300万画素の撮像素子3枚を用いることで、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3原色すべてにおいてSHVのフル解像度の映像が撮影可能となりました。
| * | 光の3原色の中で視覚の解像度に最も寄与しているG(緑色)信号用に2枚の撮像素子を斜め方向に半画素ずらして配置し、それらの間にR(赤色)、B(青色)信号用を1枚づつ配置することで、実質的に縦横方向に2倍の解像度を得る方式。 |
<2010年3月31日>
NODで字幕サービスを試行
〜NOD字幕自動変換技術を開発〜
| ○ | NHKはNHKオンデマンド(NOD)で、人にやさしいサービスを実現するため、放送で使用している字幕素材をNODで利用可能な形式に自動変換する技術を開発※1しました。4月1日からNODでこの技術を用い、一部の番組でパソコン向け字幕サービスの試行を開始します。 |
| ○ | NHKはこれまでに放送番組の字幕付与率を年々高めており、人にやさしい放送をお届けしています。NODでも、テレビ放送と同様に字幕付きで番組視聴できることが望まれていましたが、放送用の字幕素材をそのまま利用することができませんでした。 |
| ○ | 今回、放送用の字幕素材をパソコンの動画再生ソフトウェア※2で表示可能な字幕形式※3に自動変換する技術を開発しました。テレビ放送と同様にきめ細かな字幕表示を可能とするために、文字色、背景色、ふりがな、表示位置、点滅表示、下線表示、囲み文字などの設定ができるようにしています。 |
| ※1) エル・エス・アイ ジャパン株式会社との共同開発。 ※2) NHKオンデマンドでは、フラッシュビデオを使用。 ※3) TTML(Timed Text Markup Language)。パソコン向けの一般的なビデオオンデマンドに適したXMLによる字幕形式。 |
|
<2010年3月31日>
小冊子「マンガでわかる! デジタル放送」
VOL.5・6が完成、全編がそろいました!
デジタル放送の完全移行まであと480日となりました。NHKでは、視聴者の皆さんのデジタル放送への移行に少しでもお役に立てるよう、楽しみながらデジタル放送を知っていただくために「マンガ」によるガイドブックを作成しています。
いよいよ全6編の最終となるVOL.5「集合住宅共聴編」とVOL.6「応用・活用編」の2冊を本日リリースしました。

<2010年3月25日>
新しい“地上デジタル推進大使”
鈴木奈穂子アナウンサーに!!
NHKの“地上デジタル推進大使”が、島津有理子アナウンサーから鈴木奈穂子アナウンサーにバトンタッチします。
鈴木アナウンサーは、「デジタル放送の普及に、全力で取り組んでいきます!!」 と抱負を語り、“BSデジタルどーも”とスクラムを組んで、地上・BSデジタル放送を推進していきます。

<2010年3月24日>
小冊子「マンガでわかる! デジタル放送」 VOL.3・4 完成!
放送の完全デジタル化まであと487日となりました。NHKでは、視聴者の皆さんのデジタル放送への移行に少しでもお役に立てるよう、楽しみながらデジタル放送を知っていただくために「マンガ」によるガイドブックを作成しています。
その第2弾として、VOL.3「デジタルの魅力編」とVOL.4「ビル陰共聴編」の2冊を本日リリースしました。

<2010年3月4日>
2月末現在、デジタル放送の普及
|
||||||||||||||||
<2010年3月2日>
CO2排出量“1,830トン”大幅削減達成!!
〜 日本最大の「菖蒲久喜ラジオ放送所」、エコ全開 〜
| ○ | NHKは、「平成21年〜23年度NHK経営計画」で掲げた経営方針に基づき、「NHK環境キャンペーン」を展開しています。さまざまな番組やニュース、イベント等を通じて環境問題をお伝えすると同時に、自らも、排出するCO2の削減を進めています。 |
| ○ | 取り組みの一環として、菖蒲久喜ラジオ放送所のラジオ第2放送(R2)で、真空管を使用した大電力型の放送設備から、半導体を用いたより省エネ型の送信機に一新して、約1年が経過し、年間約1,190トンを削減※1)することができました。R2に先立ち、既に省エネ型に変更済みのラジオ第1放送(R1)のCO2削減量と合わせると、年間で約1,830トンのCO2削減※2)に達しました。 |
| ※1:CO2削減量は、平成21年1月から12月までの1年間で消費した電力量から算出。 ※2:R1放送設備更新によるCO2削減量は、更新前の平成13年度と14年度の年間消費電力量の平均値と、設備更新後の平成16,17,18年度の平均値と比較した削減量。 |
|
<2010年3月1日>
データ放送による2次元コード生成技術を開発
〜より身近な情報をテレビから携帯電話へ!〜
| ○ | NHKは、放送と通信を連携させることで、より便利な情報提供が行える技術の開発を進めています。今回、デジタル放送とカメラ付き携帯電話を連携させて、地域に密着したお知らせなどのきめ細かい情報をお伝えできる技術を開発しました。 |
| ○ | 開発した技術では、データ放送の機能を活用して、2次元コード(QRコード※1)をテレビ画面に表示します。それを視聴者がカメラ付き携帯電話で読み取ることにより、番組に関連した情報にネット経由でアクセスすることができます。しかし、これまではQRコードをまるごと一つの画像(絵)として放送し表示することしかできなかったため、すべての受信機に同じQRコードが表示され、地域ごとの個別情報をQRコードに含めることができませんでした。 |
| ○ | 新たに開発したBML※2プログラムにより、受信機に設定されている郵便番号などの個別情報に基づくQRコードを高速に生成・表示することが可能になります。 |
| ※1:QRコードは、(株)デンソーが開発したマトリクス型の2次元コードです。 ※2:BMLは、データ放送の記述言語です。 |
|










