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デジタル・スタジアム
BS2 毎週土曜日 24:30〜25:10(日曜0:30〜)
BShi 毎週日曜午後11時00分〜11時40分 再放送 金曜午後4時00分〜4時40分
2005年 11月 26日放送 (第243回)
テーマ:「ガジェット」
キュレーター:クワクボリョウタ  ゲスト:篠原ともえ
イントロ 作品レビュー ベストセレクション ナビゲーターズ・アイ
セレクション作品
「RGBy」
平原 真+松山真也
「Freqtric Drums」
馬場哲晃
「Spyglass」
村上史明
「moo-pong」
和田裕介+臼井 旬
+瓜生大輔
 
「Liberation」
村田 恒
「ラブレター」
遠藤功佑
「Kin」
cshool+canade
Selection#1
RGBy  ルグビー
平原 真+松山真也  Makoto HIRAHARA+Shinya MATSUYAMA
 
モノの色を吸い取るブロック。
平原真(ヒラハラ・マコト)さん、松山真也(マツヤマ・シンヤ)さんによるこの作品は、モノの色を読み取り、それを光で表示する装置。キューブの下にセンサーがついているので、キューブをモノに押しあてることで底面のスイッチが押されると、そのセンサーが色を読み取る仕掛け。赤いりんごに押し当てれば、キューブは赤く光るのだ。読み取った色を光として表示する秘密は、キューブに内臓されているフルカラーのLEDランプ。ランプをカメラで拡大してみると、中は、赤・緑・青と、光の三原色に光る粒がある。この3色の割合を変化させることで、自然界の全ての色を表示することができるというわけ。

 >> 『Spiral2.5』

::: comment :::::::

クワクボリョウタ
__全てのものに必ず色がありますよね。つまりこの作品は世の中にある全てのものにタッチして色をとれる。だから、外に出ていろんなものの色を吸い取ったり、そういう広がりがあって面白いなと思いました。

1ピクセル、1つの点で出来てるカメラみたいなもんだと思うんです。写真は拡大すると点々で出来てるけど、その点一個だけのカメラという感じ。普通のカメラは止まった映像しか撮れないけど、例えばこれをビデオカメラにして、木漏れ日の中に置いておくと、今度はそのちらちらした様子の動きのある色を保存できたら面白いかなあと思いますね。

篠原ともえ
__大人も感動しちゃうけど、子供が面白がると思う。未来の子供のおもちゃって感じで、いろんな色に興味を持ったりとか、けっこう何でも遊べる。もっと外に出て、いろんな色の採取をしたい。

中谷日出
__RGBという光の三原色を合わせると全ての色が作れるのね。それを実際の自然界から還元して表示出来るのは、すごく夢がある。なんといってもこの出来がきれいですよね。

真っ暗な部屋でこれを持って、その部屋はどんな色を持ってるのか、これ1つで感じることが出来ると、そこでコミュニケーションが生まれて…。というようなプレゼンテーションの仕方もあるかなと。
 
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Selection#2
Freqtric Drums  フレクトリック・ドラムス
馬場哲晃  Tetsuaki BABA
 
人間ドラムセット。
人間がドラムセットになってしまうという、馬場哲晃(ババ・テツアキ)さんの作品。箱に繋がった線には、人間の体には影響がない程度のわずかな電気が流れていて、その先には指輪が繋がっている。演奏者は赤い線の指輪、楽器になる人は黒い線の指輪をはめ、その人同士が触れあうと、電気が流れてスイッチが入り、音が出る仕組み。楽器側の指輪は10個もあり、それぞれに違う音が割り当てられているので、他の指輪をした人に触れると、また別の音が出る。
 馬場「プロレスが好きで、握手会とかよく行くんです。アントニオ猪木さんとか、武藤敬司さんとか、僕のスーパースターと握手しに行くんですけど、毎回なんで握手するのか、どうも僕の中で不思議だなって気持ちがあって、目でも耳でもない触覚を使って何か作品を作ったら面白いんじゃないかなと思って、この作品を作るようになったんです」

大人数で体験した方が楽しいということで、学生さんたちと馬場さんにも体験に加わってもらい、演奏はプロドラマーの方にお願いしてみた。いやあ、盛り上がりました! まさにコミュニケーションの広がり。馬場さん、恐れ入りました。
 馬場「僕もこんなにちゃんとやっていただいたの初めてで。いや、楽しいですね、やっぱり(笑)」

 >>『fureru furereba furerutoki』    >>『ちゃっとツナゲテ』

::: comment :::::::

クワクボリョウタ
__手を叩くって、根源的な楽器だと思うんですよ。それとデジタルな技術をくっつけたところが面白いなあと。あと、やってると必然的に他の人とのコミュニケーションが生まれるので、場が盛り上がるので面白い。今は強弱が出ないみたいだけど、強く叩いた時と弱い時で音の大きさが変わってきたら、もっと盛り上がるんじゃないかな。

篠原ともえ
__ほんとに反応がいい。楽器ってカタいイメージがあるけど、人が楽器になるっていうのが初めてだから、未来の楽器って感じ。ライブとかでお客さん混ぜてパフォーマンスしてみたいですよね。

自分の身体から手を叩く以外の音が出せるって、ないじゃないですか。自分からシンシンって音が出るのがすっごい面白いかった。これ、ドレミファソラシドとか鍵盤にもなるわけですよね。声とか、ふにゃふにゃとかパオーンパオーンとか出来ますもんね。これ楽しい〜。

中谷日出
__楽器を弾くのも楽しいんだろうけど、楽器になるのもこんなに楽しいものかなと。その中の1つとしてパーツとして存在する私、みたいなことで貴重な体験をしたなと思うね。とにかく反応がいいのに驚きますね。上手い人がやれば確実に弾けるよね。

マニュアルを作ってほしいですね。今までドラムを学べなかった私たちとしては、これによってちょっとでも近づくことができたら幸せかなと思って。コミュニケーションから楽器が出来るっていいですよね。
 
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Selection#3
Spyglass  スパイグラス
村上史明  Fumiaki MURAKAMI
 
過去を覗き見る望遠鏡。
この作品は360°動く望遠鏡を覗くと、そこに見える映像風景もぐるり360°見えるというもの。手元のハンドルでズームも可能。作者の村上史明(ムラカミ・フミアキ)さんは、テクノロジーと人の心をテーマに作品を作り続けるアーティスト。以前制作した作品でも、虫メガネを覗くと、まるでタイムスリップしたかのような昔の駅の風景が見えるという、「覗く」という行為が重要な要素になっていた。幼い頃お母さんにつれられ、よく海や山に遊びに行ったという村上さんは、今回の作品を制作するにあたってまず、昔訪れたことがある思い出の風景をカメラで撮影した。望遠鏡で覗いた海や森は、村上さんの原風景だったのだ。そして撮影した写真をパソコンに取り込み、360°の空間に配置。こうすることで、望遠鏡がどの向きに向いても、そこから覗いた風景が見えるようにした。更に、映像はあえて白黒にして、昔の思い出のようなノスタルジックな風景に…。過去を覗ける望遠鏡。思い出の中に浸ることが出来るタイムマシーン。何てロマンチックなんでしょう。
 村上「届くようで届かない風景。子供の頃遊んだ原風景なんですけど、それを覗くことが出来る作品ですね」

::: comment :::::::

__ここにはない空間をここに再現する技術「バーチャル・リアリティ」の一種じゃないかと思う。覗いてる間だけ仮想の空間を好きなだけ眺めることができて、ふっと目を離すと、また元の自分がいる。そういう感覚が面白いですね。造形がまたいい。手にとった時のひんやりした感じとか、ズームをあげていく時のカリカリした音とか、自分が動き回ってそれに反応してちゃんと視覚が変わってくるので、すごく体感的な作品だと思います。

今まで見てきた作品は、これまで誰も見たことがない装置だった。でも、この作品の違うところは、望遠鏡というモチーフは誰でも知っていて、これで何をすればいいか自ずと明らかだということ。もう覗くしかない。そういう、記号としてちゃんと上手に望遠鏡というものを使っているなあと。

映画『ブレードランナー』に鏡を拡大していくシーンがあって、それはどんどん拡大していくとその中にいろんなストーリーが隠れてる。そういうふうに風景だけじゃなくてストーリーを隠していくことも出来るかなという気がしました。

篠原ともえ
__見た感じ、確かに懐かしいっていう感覚があったんです。だからこそあの白黒。見た感じで懐かしいって、体感するのは難しいじゃないですか。色のトリックでそういう魔法がかかっているというのは素晴らしいなと思いました。

中谷日出
__全天球型の映像装置って最近は出てきていて、それはバーチャル・リアリティなんだけど、これはその世界を覗き見るって感じ。それも自分の思い出の原風景を覗いてみて、実際寄れる。そのコンセプトはすごいいいんですよね。自分の思い出の原風景をこの中に入れて見たいもの。60年代のあの時にぐっと寄って見たいって感じが人間誰でもあると思うんですよ。それがここで具現化されてるのがいいね。

覗いて寄っていった時に、もっとシームレスに、隔たりなくダーッと寄りたいんですよ。そのテクノロジーはあるので、多分出来ると思う。それをやっていただければすっごい感情移入できますよね。木の肌合いまで分かるくらいまで、どこまでも寄っちゃって見たいなと。過去の自分のあの世界に触れるような気持ちになる。
 
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Selection#4
moo-pong  ムーポン
和田裕介+臼井 旬+瓜生大輔
Yusuke WADA+Jun USUI+Daisuke URIU
 
未来の映像万華鏡。
作者は、和田裕介(ワダ・ユウスケ)、臼井旬(ウスイ・ジュン)、瓜生大輔(ウリウ・ダイスケ)のみなさん。何やら沢山の玉がごろごろと…? まず再生装置「moo-scope」は映像データが蓄えられたパソコンに繋がっている。たくさんあるカプセル(玉)にはそれぞれ数字を記憶するチップが入っていて、パソコンに蓄えられた映像データと対応する番号が割り振られている。「moo-scope」にカプセルを入れて再生ボタンを押すと、カプセルの番号を無線で読み取り、対応する映像をパソコンが呼び出して再生する仕組み。更にこの作品、「moo-cam」を使えば、映像を撮影することも出来るのだ。「moo-cam」に空のカプセルを取り付けて録画ボタンを押すと、10秒間の映像がパソコンに記録され、それぞれに番号が割り振られるので、撮影した映像をまた「moo-scope」で見ることが出来るのだ。

::: comment :::::::

クワクボリョウタ
__カプセルの中に何かがギュッて閉じ込められるっていうのって面白くないですか? そういうツボをちゃんと踏まえてるって感じ。あとはいろんな映像をミックスするやり方が、カプセルを実際に混ぜるという行為と結びつくのがいいですね。記憶を再現する時にストレートに再現するんじゃなくて、いろんな断片が飛び込んで来るという、そういう意味で万華鏡なんでしょうね。

撮る時のやり方をもっとシンプルに、例えばカプセル1個でピッて撮影できたりできるといいなあと思うんですけどね。

篠原ともえ
__一つ一つのカプセルを見ても面白いけど、やっぱり全部をいっぺんに見ると映像が急に混じって、それは万華鏡でも出来ないことだから、この作品ならではの面白さだと思いました。

中谷日出
__この一個一個のカプセルが思い出のかけらで、その思い出がどこかに吸い込まれて、これを入れることによって、それがまた呼び戻されて花が咲くような…そして万華鏡になって…。っていう感じがすごくいいんですよね。キュンときますよね。この装置もいいしね。

(アドバイスは)難しいねえ。かなりいいよ。そうだな、(パソコンと繋ぐケーブル)線がなくなることくらいかな。
 
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Selection#5
Liberation  リベレーション
村田 恒  Hisashi MURATA
 
脱力系、解放されるロボット。
村田恒(ムラタ・ヒサシ)さんの作品『Liberation』の意味は‘解放’。体験者は、コンセントのついた壁の前に本体を置き、本体に取り付けられている電源プラグをコンセントに差し込む。これで設置完了。そして付属のリモコンを本体に向けて、ボタンを押すと…、ロボットが進んでコンセントが抜ける。これだけです。
 村田「どうも、村田です。コンセント、それはなくてはならない存在です。テクノロジーの粋を集めたロボットでさえも、電源がなければ動くことすら出来ないでのす。人間の命令によって動くロボットが、自らの意思によって電源を抜く。そのことによって彼は、ロボットとしての宿命から、解放されるのです」

::: comment :::::::

クワクボリョウタ
__シンプルさの中にけっこう深いテーマが隠れていて、タイトルの通り、呪縛からの解放みたいな意味が込められていると思います。村田さんは、これはロボットの解放というふうに説明されてましたが、僕はむしろ僕たちの最近の生活で、ネットやいろんな機械や、そういう生活からたまには逃れたいという気持ちを代弁しているようなところもあるかなあと。カタルシスっていうか。

篠原ともえ
__むなしい(笑)。なんとも言えないですよ。心をこめてここまで持ってきて、一生懸命コンセントさして、せっかくスイッチオンにしたら…。なんで〜?

その深いテーマは全然読み取れなかったんですけど(笑)、でも確かにプスッてコンセントが抜けた時に、そのコンセントは、このロボットくんにとっては命なんですよね。それが抜けた瞬間に脱力感を感じるっていうのは分かりました。

中谷日出
__今の現代のアートやメディアアートなんかも、作品は必ず電気を使って展開する。その作品が自ら電気を切るという、まさに現代アートに対するパロディ。アート作品自らがほんとに難しいテーマを孕んで、面白いですよね。アイロニカルな作品を作られる方だと思うんだけど、それをストレートに、ほんとに端的に表されているので、もう何も言うことないです。なるほどなって納得させられますよね。
 
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Selection#6
ラブレター  love letter
遠藤功佑  Kosuke ENDO
 
奥手な君を応援する恋のキューピット。
好きな人に告白したいけど勇気がない。そんな人にとっておきの舞台を演出してくれる装置。告白する人は、事前に装置に接続されたパソコンにメールを送っておき、告白する相手を装置の前に連れてくる。そしてその相手がページをめくると、パソコンが感知して、受信したメールを一文ずつ、表示させる仕組み(しかもBGM付き)。ただ、この作品にはある特別な仕掛けが…。「愛・恋・好・婚・惚」この5文字は、入力しても自動的に削除されてしまうのだ。つまり、「好きです」そんな最後のキメ台詞は、自分の口で伝えなければいけないということ。

こんな大がかりな告白装置を作った人は遠藤功佑(エンドウ・コウスケ)さん。大学でメディアアートを学ぶ3年生。遠藤さんは中学、高校と男子校の野球部員。女性と全く縁がなく、ラブレターをもらうことにも、渡すことにも憧れていた。そんな遠藤さんも晴れて大学生になり、好きな女性が出来た。その時、告白の手段に彼が選んだのは携帯メール。彼女に思いのたけを伝えたのだけど、それを見た彼女の一言に、彼は衝撃を受ける。「メールじゃ、ちょっとね…」。
 遠藤「大事なことは自分の口で言わないといけない。でもその勇気がある人って中々いないと思う。恋のキューピットじゃないですけど、それに近い存在になれるんじゃないかなと…」

::: comment :::::::

クワクボリョウタ
__今はメールでも何でも、いつでもどこでもスピーディーに、というのが常識。それをあえてくつがえして、一枚一枚読ませていくという、間合いをとるスローなメディアだというところが面白いなと思いました。重要な点はここに連れてきて告白しなくちゃいけないという、えらいまわりくどいプロセスがある(笑)。プロセスが大事ってことですね。泣けてきますよね(笑)。

篠原ともえ
__実体験から来てるというのもあって、このページをめくる告白方法だと言葉が2倍に通じる。めくる度に胸がキュンってなったりして、いい雰囲気のシチュエーションが出来てるから、これで告白すれば多分女の子は絶対オッケーしちゃいますよ。すごいロマンチックで。ああいうシャイっぽい方だからこそ作れた作品だと思うんですね。だからフラれて良かったんじゃないかな。その悔しさとか体験がこういう作品になったから、これでまた新しい恋を実らせてほしいですね。(中谷:涙の数だけアーティストは大きくなるのね)

グリーティングカードみたいな感じで「母の日おめでとう」とか「お誕生日おめでとう」とかでも、言葉以上にすっごい嬉しいと思う。

中谷日出
__コンセプトはすごくいい。装置的にもう少し完成度が高まるといいなあと思うけど、黒い紙を使ったのはすごくいい。白いと映像映像しちゃうんですよね。黒いから文字が浮かび上がって、ちょっと入り込める。その辺がすごくいい。これはもうコンセプトがいいから、文章がよければいけますよ。すっごい広がりがある作品だと思いますよ。
 
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Selection#7
Kin  キン
cshool+canade  クスール(松村 慎+大月美治)+カナデ
 
清らかな音色に癒される。
cshool + canade(クスール・プラス・カナデ)の皆さんの作品。浅草の緑泉寺の本堂に、スタジオのパソコンとインターネットで結ばれたもう一つのパソコンが置いてある、そのパソコンには、お祈りする時にチーンと鳴らす「きん」が接続されている。スタジオのパソコン画面でスライダーをスライドさせると、お寺にある実際のきんを鳴らせる仕組みだ。清らかに心に響く音色に癒されながら、いつもでどこでもお参りが出来る作品です。チーン…
>>『APRICOT SYMPHONIC COASTER』

::: point of view :::::::

クワクボリョウタ
__現状の常識に照らすと不謹慎。その場に行って拝むのが本当なのに、遠くからラクしてっていうのが不謹慎な気もするけど、見方を変えると、遠いところにいる人も常に毎日これで鐘を鳴らして拝んだりできるわけです。そういう新しい用途や便利さが出てくるので、そういう点でなかなかユニークな発想だと思います。

篠原ともえ
__この音、癒されますね。ニュアンスが届くのがすごい。インターネットの世界で一人で楽しむというのはあったんけど、ほんとに向こうと繋がって出来るというのは、距離が縮まったみたいで、とっても面白いと思います。しかもチャットとかじゃなくて、日本人の心にもともとある癒されたい気持ちみたいなのが、このバーチャルで体験できるっていうのがすごくいいなあと。現代ならでは。

中谷日出
__行きたくてもなかなか行けないって人もいると思うので、忙しい現代人にはぴったりですよね。ほんとはボタン一つでチーンって鳴ることも可能だと思うんだけど、こういう手続きがいっぱいあるのもありがたい感じがしますね。

(設定が)浅草なので、我々はけっこう近い距離にいることもあって、今はそんなにありがたみを感じないけど、これが海を越えたりすると、「どうしても行きたいのに行けない。お参りできないよ」という人に対してはほんとに素晴らしいコンテンツ。それで映像も見えて、自分がほんとに鐘を叩いて供養してるんだという気持ちが伝わるのは素晴らしいことだよね。
 
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