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88
ダブルエイト
前野健一
Kenichi MAENO |
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怪獣の恐怖に立ち向かうため、人類の常識を遥かに超えた超生命体ダブルエイトが立ち上がる! 作者の前野健一(マエノ・ケンイチ)さんは、宮城県仙台市でカフェと古本屋を経営している39歳。作品を作る上で欠かせないのも資料。前野さんの自宅には、特撮関連の本がなんと800冊以上! そして今も増え続けているのです…。中学生の時、ウルトラマンの円谷プロダクションに初めて訪れた前野さん。おみやげに買ったポスターが巻かれていた一枚の原画が彼の人生を変えます。 前野「これを見て、ああっ、画面では光り輝く光線! それが原画ではほら、黒い線で、エアブラシで多分描いてるんだと思うんですけど、こういうものが、画面では光り輝く素早いビームになる、という驚きがありましたね。それでかなり引き込まれました」 スタジオでもその少年のような目が輝きだし、自作のフィギュアやこれまで作ってきた10作品の解説を始めると、その熱い口調はもはや弁士。『88』に出演した、自分の年齢の半分ほどの若い劇団員を説得された時も、さぞや驚かれたでしょうに、快く引き受けてくださったとのこと。 最初のウルトラマンが始まった昭和41年に生まれたという前野さん。特撮にかける情熱はもはや宿命でしょう。前野作品は全て、日本で唯一レンタルしている古本屋が仙台にあります。そして今日も、家族が寝静まった深夜、前野さんの怪獣作りが始まるのです。
::: point of view :::::::
【ツボ】【いやし】山崎 貴 __ザッピングしてる編集の感じとか、他にない感じでツボにはまりましたね。展開も、最後‘ほっおーそうきたか!’と。普通のものが始まったようでいてとんでもないものになっていくのが非常に良かったと思います。オリジナリティですよね。この人しか作れないっていう世界観というか、いい感じに脱力してなごむ感じというか。他にない力を持った作品だと思うんです。
【インパクト】【いやし】ピエール瀧 __本来なら作品だけで判断しなきゃいけないんでしょうけど、本人のキャラ見ちゃったので、…(笑)。‘インパクト’が作品で、‘いやし’はキャラです! 途中まですごいハラハラして見てたわけですよ、いろいろ。“レンズふけよ”とか、“…その芝居!” とか、いろいろ思って見てたんですけど、ツッコミながら見てた自分も最後に展開で逆に僕つっこまれたんで、この先どうなるのかなっていう、単純に興味が…。ちょっと見守りたい気がします。
【インパクト】中谷日出 __とっても古くてなおかつとっても新しいものを見せつけられたような、すごく新鮮な感じが残りました。そこにインパクトを感じましたね。「市民映像作家」とあえて名前をつけさせていただきますけど(笑)、これからも映像文化を育ませていただきたいな、と。 正直言って僕、最初はこれダメだと思って(笑)。でも見てるうちに、なんか心配な反面興味が非常に湧いてきて、誰が作ってる?とか、あの演じてる子たちは何なんだ?とか、熱演でいいんだけど中途半端に上手いぞ!とかね。その辺がなんともいえない間で。それで最後のツッコミが入って来る…、今後に何かを匂わせる不思議な読後感を得ましたね。 |
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