先ごろ東京で開催された第2回芸術科学会展、通称‘DiVA(ディーバ)’。アートと高度なテクノロジーの融合をテーマに掲げたこのコンペは、応募の大半が体験型のメディアアート作品。アーティストと技術者がタッグを組むことで生みだされた新鮮な表現が目立っていた。 ◆大賞作品 『Through the looking glass』 見事大賞に輝いた『Through the looking glass(スルー・ザ・ルッキング・グラス)』。鏡に映る自分自身とホッケーゲームが楽しめる、ユニークなこの作品のポイントとなっているのが、‘LumistyFilm’という、光を真っ直ぐに通す性質を持つ特殊なフィルム。2台のプロジェクターから投影される別々の映像がこのフィルムを通ることで、体験者と鏡、双方に向け、混じることなく映し出すことができる仕組みだ。 |