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第186回  
タイトル
2004年 06月 26日放送
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■ DiVA芸術科学会展
 〜芸術と科学の融合領域〜

ピックアップ
 
▼ 先駆的なテクノロジーアートの可能性を模索

先ごろ東京で開催された第2回芸術科学会展、通称‘DiVA(ディーバ)’。アートと高度なテクノロジーの融合をテーマに掲げたこのコンペは、応募の大半が体験型のメディアアート作品。アーティストと技術者がタッグを組むことで生みだされた新鮮な表現が目立っていた。

◆大賞作品 『Through the looking glass』

見事大賞に輝いた『Through the looking glass(スルー・ザ・ルッキング・グラス)』。鏡に映る自分自身とホッケーゲームが楽しめる、ユニークなこの作品のポイントとなっているのが、‘LumistyFilm’という、光を真っ直ぐに通す性質を持つ特殊なフィルム。2台のプロジェクターから投影される別々の映像がこのフィルムを通ることで、体験者と鏡、双方に向け、混じることなく映し出すことができる仕組みだ。
 

◆デジスタ注目作1 『Pocket Cosmos』

手のひらの上で宇宙空間を再現できる『Pocket Cosmos(ポケット・コスモス)』。ポータブルの水蒸気発生装置を独自に開発し、プロジェクターから投影される惑星の映像を体験者の手元に映し出すことを可能にした。霧の中に幻想的に浮かび上がる星たちの姿が何ともロマンチックだが、‘普段、見上げることしか出来ない星空を独り占めしたい’、そんな作者の思いが、技術系の学生の強力なバックアップを得ることによって、夢溢れる作品として結実した。

◆デジスタ注目作2 『ジェリーフィッシュ・パーティー』

現実の背景にCG映像をリアルタイムで合成する技術(MR=Mixed Reality)を使った作品。特製のストロー型デバイスに息を吹き込むと、CGのシャボン玉が生成される。やがてシャボン玉はクラゲなどに変化して、まるで海底でシャボン玉遊びをしているような感覚を味わえるのだ。この作品には、大手光学機器メーカーが提供する最先端技術が使われており、それをアーティストの感性で巧みに使いこなすことで、とてもファンタジックな世界が誕生した。

★作者・浅井和広(ビデオアーティスト)
「ハイテクノロジーを使った体験をしながらも、実は心が和むような・・・テクノロジーに興味ある人、ない人、アートに興味ある人ない人も、楽しんで欲しい」


背後にある高度な技術を感じさせない夢のある作品たち。アーティストと技術者のコラボレーションがますます成熟してきた様がうかがえる刺激的な展示となった。■


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 ★関連ページ
 >> DiVA芸術科学会展







 
 
   
 
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