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jam
(ジャム)
横井秀和
(ヨコイ・ヒデカズ) |
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★点と線、そして音をリアルタイムに自動生成していくプログラム。人が触って反応するなどのインタラクティブな機能はなく、点の位置によって、音が鳴るようにプログラムされている。それがただ延々とエンドレスに繰り返される。音は単音で70音くらい入っていて、不協和音のコードを弾いているように聞こえるのは、点が多くなって、音が重なり合っている証拠。線は最大で30本くらい入っている。
東京在住、フリーの20歳。 3,4年前にインターネットに触れ、自分でもWebページを作りたいと思い、18歳の頃から実際に自分でプログラミングを始めた。 |
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▼ 立花ハジメ
「この作品には、絶対この音がついてないとダメですね。サンプリングされた断片的な音、ノイズミュージックでもないし、単なる不協和音でもなく・・・、普通に音楽として成り立っちゃうところが、興味深かった。まさに、インタラクションがあればいいってもんじゃない、というのがわかる。
家に絵を飾るとしたらどんな絵がいいかなって、作品選ぶ時に迷った時とかよく考えるんだけど、まさにこれなんか飾っておきたい感じ。この耽美な感じは、侘び寂びに通じるものがあると思います。
すごく個人的な感じ、別にみんなにわかってもらえなくてもいいやという、作者が個人的ってことにこだわって作ってるところ、サービス過剰じゃないところが(笑)好き。
音もわずらわしくなくて、ほんとにスクリーンセーバーにして、時々声で時間とか報せてくれたら楽しいかな。
この作品を含めて可能性を感じます。次の作品を見てみたい」
▼中村勇吾
「絵は粗削りで、作りっぱなしという感はあるけれど、動きがすごく面白い。だいたいこういうのって10分ぐらい見てたらすぐ飽きちゃうもんなんですが、例えば、ちょっと行き遅れた‘点’などが隠れて、大丈夫かーと思っていると、知らないうちに帰っていたり・・・そのバランスが巧いな、と。けっこうずーっと見ちゃうなあ。
ほんとうにわが道を行くというかなんというか、この人はこういうの好きなんだろうなあとは思うんですけど・・・僕はデザイナーなので、どちらかというと、こういう面白さを生かすようなちょっと特別のディテールがあるんじゃないかとか思います。
例えば極太の線が重なったりしてもっと荒々しい感じを出すとか、逆に繊細な方向にいくとか、その‘振り’を自分でいろいろやってみるとよいのでは(立花:勇吾クンはね、自分でプログラミングができるからね。きっといろいろ浮かんじゃうんだと思うよ)」
▼中谷日出
「いわば音と共に自動的に生成されてるアニメーションなんだけど、それがすごくシンプルでこれ以上削ぎ落としようがない線と点。それが動きによって我々がいろんなものが想像できるという基点になるというところが素晴らしいと思う。ハジメさんが仰るように、僕もこれ、うちにひとつ欲しい感じがする。(笑)テレビにずっと流しておきたい。
動きやシンプルさ加減はこれで十分だと思うけれど、もう少し線の太さの違いとか、メリハリが出てきてもよいかな。 人にいろんなイマジネーションを掻き立てる作品というのは素晴らしい作品だと思う。きっとこの作者もイメージフルなものをもっと作れるんじゃないかと、可能性を感じます」 |