沖縄県立芸術大学美術工芸学部美術工芸学科デザイン科在学中
 
ヘビメタが好きだー!というのがよくわかりますよね。日本全国をヘビメタ(重金属)にしたいわけですね。作者は名前から多分沖縄の人だと思うのですが、沖縄なのに歌舞伎とか○○観音とか、和のモチーフを使っていて、しかもヘビメタという、コンビネーションの面白さが感じられる作品です。映像と音がとてもスムーズで流れるように見ることができる、かなりのテクニシャンですね。和音階でヘビメタをやるという目のつけどころ、<WHY>という必然性等々、彼のオリジナリティがすごく感じられました。グリーンと赤の組み合わせという、色もすごくきれいで良かった。「腰麦」という文字が出てきてとても気になっていたんですが、<ヒップホップ>なんですねー、これは上手い!やられた!素晴らしい!(思わず、手を打つ)普通ヘビメタというと、ピチピチのジーンズに長髪というのを思い浮かべてしまいますが、そういうところにこだわらず、ヘビメタのイメージを変えてやろうという、そのソウルが感じられる辺りがすごくいいですね。デザイン的には優れているので、今後3Dにしたりとまだまだイケるのでは。音楽的には少し単調な気がするので、厚みのある音を持ってくると、もっと迫力が出るでしょうね。もうちょっと見せ場を作るといいかもしれない。


 
スゴイですね。最初にサクラサクラ♪が出てきたりして・・不思議な世界でした。時代劇のカット割りをそのままCGでやってるみたいな、そのカットカットのつながりがすごくスムーズで、しかもカッコよかった。(もっとこうすれば良くなるという)コメントを聴くとなるほどーとも思うのですが、これはこれで、もうすごい監督がすごい時代劇を撮ったのではと思えるほど、何度見ても面白いし、ホントにこの人は素人なのー?という感じでしたね。


 
カタチを作るセンスに長けてる人ですね。一つ一つのキャラクター、お面などどれもすごく綺麗だし、タイトルの文字のグラフィックもすごく良い。世界観が、ちょっとジメーとした暗さがあって、沖縄という感じはしませんでした。キャラクターはかなりこだわってますねー。音も琴の音を使っていて綺麗。音楽をやる人で映像をやる人が増えていますが、この作品は絵の展開も小気味よかったと思う。ただ、寺井さんの仰るように、他の部分が完璧なだけに、もっと迫力があればより良い作品になるのではないかな。


 
キャラクターのネーミング(腰麦明王、高速六弦男など)も良いですね。自分ワールドというのが非常に出ていると思います。