
2013年7月29日、こどもの安全・安心に貢献するデザイン、創造性と未来を拓くデザイン、そしてこどもを産み育てやすいデザインを表彰する「キッズデザイン賞」において、「こどもの創造性と未来を拓くデザイン」として、「『デザインあ』番組および展覧会を通じたデザイン教育」が優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。ありがとうございました。
審査評では下記のようなコメントいただきました。
完成した形という「結果」ではなく、それが生み出された「行為・プロセス」に焦点を当てる試みは社会提案性・新規性の面で先進的なものである。デザインという行為はデザイナーという専門職だけでなく、使用者も大きく関わっているという気づきを、子どもにもわかりやすく、かつ深く伝えることに成功している。番組、展示と複合的なアプローチを実現しており、デザイン教育に関する新たな窓を開く優れたプログラムである。
詳しくはキッズデザイン賞のHPへ

世界の優れたテレビやラジオ番組を表彰する「ジョージ・フォスター・ピーボディー賞」を受賞しました。この「ピーボディー賞」は放送界のピュリッツァー賞とも呼ばれ、1941年に創設されたアメリカの放送界でエミー賞と並んで最も権威と名誉ある賞です。72回目となる今年は世界中から1000を超える作品がエントリーされ、その中から38の番組が選ばれました。授賞式は5月20日、ニューヨーク・マンハッタンの真ん中にあるアメリカ大統領が宿泊するという伝統と高い格式を誇るホテルのボールルームで行われました。
このピーボディー賞には部門や大賞などの区別が無く、全員が同じ“WINNER”です。そんなこともあってか、セレモニーとしての威厳がありながらも、全体に和やかな雰囲気でした。「デザインあ」も、コングラチュレーション!の言葉をたくさんの人からいただき、運営委員の方々からは「実にセンセーショナルだった!」などのコメントをもらいました。
授賞式の動画はこちら

Gマークで知られるグッドデザイン賞。その中から今年のデザインの顔、デザイン・オブ・ザ・イヤーである「グッドデザイン大賞」に選ばれました。
今回のグッドデザイン賞を受賞した1108件の中から「ベスト100」に選ばれ、さらにその中から15点に絞られた大賞候補となっていましたが、審査委員、グッドデザイン賞受賞者、11月下旬に東京ビッグサイトで開催された「グッドデザイン・エキシビション」に来場した一般の方々の投票で最多得票をいただき、11月26日に「グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)」に決定しました。
みなさま、ありがとうございました!
詳しくは、グッドデザイン賞のHPへ
大賞発表式の様子はEテレの公式ブログへ

教育番組部門:グランド・アワード(部門1位)
教育番組部門:小学校カテゴリー インターメディア・グローブ金賞(カテゴリー1位)
2000年設立。芸術面や技術面でのクオリティーとともに、狙いを定めた視聴者層に、最も効果的な方法で創造性のあるアイデアを伝えている作品を奨励。
(2012年5月9日 ドイツ・ハンブルク)
今回いただいたトロフィーです。手前が「インターメディア・グローブ金賞」。後ろが「グランド・アワード」です。

2012 テーマ賞
子ども・青少年番組のためのコンクールで、1964年からドイツ・ミュンヘンで隔年開催。世界の青少年・子ども向け番組の制作者が集い、お互いの作品を試写、討論し、優れた番組を顕彰する。テーマ賞は、部門を超えて、今年のプリ・ジュネスのテーマ「子どもの成長育成に向けて新しく学ぶ概念」を扱った最も興味深く革新的な作品に与えられます。
(2012年6月1日~6日 ドイツ・ミュンヘン)
今回いただいたトロフィーです。直径25センチほどの美しい球体の中に、プリ・ジュネスのシンボルが飾られています。

教育番組: 小学生向け部門 ゴールド・カメラ賞(部門1位)
1968年からアメリカ・ロサンゼルスで開催。多岐にわたってあらゆるジャンルの映像作品を表彰する世界最大級のフェスティバル。
(2012年6月 アメリカ・ロサンゼルス)
今回いただいたトロフィーです。シンボルは、やはり「星」。ずっしりとした重みがあります。