あブログ

制作スタッフによる現場日誌

現在位置
  1. あブログトップ
  2. 宇野由希子/藤田すずかさんの記事

もじうご

08_fu4.jpg

こんにちは。「もじうご」を担当している宇野由希子と藤田すずかです。
 
「もじうご」は、ひらがなを書く時のうごきやリズムを、映像と声で表現するコーナーです。

もじは宇野、うごきは藤田で作っています。

みなさんは、普段ひらがなを書く時に「うごき」を意識したことはありますか?
学校で、書き順通りに書きましょうと習った覚えがあるものの、うごきについてはあまり気にしたことないな、という方も多いのではないでしょうか。

ひらがなは、日本語の音を漢字を使って表していたものが、文字を書く「うごき」の中で少しずつかたちを変えて出来てきたものです。

01_fu.jpg02_re.jpg03_ya.jpg

 

こちらは「ふ」「れ」「や」を書く時のうごきを表した図です。ひらがなはそれぞれ画数が違いますが、どれもこんなふうに、ひとつながりのうごきで書かれます。

また、同じ文字も、たとえば「ふ」は四画だけでなく、全部や一部をつなげて一画でも二画でも三画でも書くことがありますが、筆がどこで紙から離れたかが違うだけで、同じうごきを持っています。

ひらがなを書くうごきは、まっすぐだったり、カーブしたり、とめたり、はねたり、はらったり……五十音それぞれで、とても豊かです。

このコーナーをはじめるにあたり、わたしたちはまず、ひらがなを書く時のうごきをじっくり観察しました。書家の羽葉良衣さんにご協力いただき、ひらがな五十音を書くところを撮影し、実際のうごきや緩急はこうなるのだなというのをフムフムと観察したものをアニメーションに落とし込んでいます。

04_fu_capture.jpg











最初は一つの点が文字を書くところからはじまり、うごきが止まったり方向が変わったりするポイントをどんどん可視化していくことで、うごきが少しずつかたちになっていく構成になっています。

05_fu1.jpg06_fu2.jpg07_fu3.jpg08_fu4.jpg





そして、うごきのリズムを赤い公園のボーカルの石野理子さんの透き通った声で表現していただきました。
石野さんの声と一緒に、「すー……ぐっぱっ すー……」と言いながらひらがなを書いてみると、ひらがなのリズムがすっと体に馴染んでくるかもしれません。

今後もいろんなひらがなが登場する予定です。それぞれのひらがなのうごきやリズムを楽しんでいただけるとうれしいです。