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制作スタッフによる現場日誌

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ぎりぎり

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「ガマンぎりぎりライン」というコーナーについてお話します。
このコーナーは「しきい値」を切り口にして、値の変化によって物事が遷移していくさまをとらえています。

「しきい値」を英語で書くと「threshold」で、スレッショルドと発音します。日常でスレッショルドなんて言葉を発する機会はまず無いと思いますが、僕はこの言葉の音やスペル、そしてこの言葉の持つ意味がなぜかとても好きです。そういう背景もあり、いつの日からか「しきい値」を切り口にした映像を作ってみたいなぁとぼんやり思っていました。

そんなことはさておき、「しきい値」とは、連続する二つの異なる状態Aと状態Bがあって、そのAとBの境目となる値のことです。その値を越えると状態がAからBに変化したり、逆にそれ以下だと効果や反応が現れないようなことを言います。

 例え話ですが、住宅街を歩いていると外をブラブラしていたり、昼寝している猫がいますよね。ちょっと近づくとこっちを凝視して構え、さらに近づきすぎると、そそくさと逃げてしまいます。そういった猫は自分の中に相手を脅威かどうか判断する、自分と他者との距離のパラメータ(値)を持っており、こちらが不用意に近づいてしまってその「しきい値」を越えてしまうと、危険→逃げる、という結果が待っています。

逆に、そんなギリギリのラインを攻めずに「ちょうどいい」パラメータを探れば、変化を抑え安定を維持できる、という見かたもできますね。

そういった視点で日常のいろいろ物事の変化するさまを観察してみると、その変化のきっかけとなる「しきい値」が存在していることに改めて気付くはずです。
みんなも自分オリジナルのスレッショルド、探してみてね!